発表年:1996年
ez的ジャンル:Perspective系生音主体Funk
気分は... :ヘトヘト、眠りた〜い(((。o゜)))
今回は生音系ファンク・グループMint Conditionの3rdアルバム『Definition Of A Band』(1996年)です。
Mint Conditionは、ミネアポリスの高校の同級生であったStokley Williams、Ricky Kinchen、Jeff Allen、Keri Lewis、Lawrence Waddell、O'Dellの6人によって結成されたファンク・グループ。
本ブログではお馴染みの人気プロデュース・チームJam & Lewis(Jimmy Jam & Terry Lewis)が1991年に旗揚げしたPerspective Recordの第二弾アーティストとしてデビューするチャンスをつかみまシタ。ちなみに第一弾は、本ブログでも紹介したSound Of Blacknessです。
1991年にデビュー・アルバム『Meant To Be Mint』を発表。その後、2nd『From The Mint Factory』(1993年)、3rd『Definition Of A Band』(1996年)、4th『Lifes Aquarium』(1999年)、5th『Livin' the Luxury Brown』(2005年)と計5枚を発表していマス。
僕がMint Conditionに興味を持ったのは、当然ながらJam & Lewis絡みだったからですね。
でも、Jam & Lewisがエグゼクティヴ・プロデューサーとして名目上クレジットされているのみで、実際にはJellybean Johnsonとメンバー自身がプロデュースを担当しています。
何となく、一作ごとに注目度は低くなっていった印象がありますが、Perspective最後の作品となった本作『Definition Of A Band』が一番完成度が高いのではないかと思いマス。
生音のバンド・スタイルで勝負する姿勢は、Tony! Toni! Tone!あたりにも通じるのでは?と思いマス。
僕なんかが聴いていてホッとする音ですね。トニーズもそうだけど。
あとは何曲かでスティール・パンがフィーチャーされているのもいいですね。
Stokleyの胸キュンのボーカルもなかなかです。
オススメ曲を紹介しときやす。
「Change Your Mind」
独特の雰囲気を持ったミディアム・ファンク。硬質なサウンドとフェンダーローズの柔らかな音色の組み合わせが面白いかも?
「You Don't Have to Hurt No More」
ニュークラシックなカンジな胸キュン・スロウ。コーラスワークがとてもいいカンジですね。
「Gettin' It On」
ゆったりとやさしいグルーヴ感が魅力の1曲。軽く肩を揺らしたくノリが実にいいね。
「What Kind of Man Would I Be?」
シングル・カットされスマッシュ・ヒットを記録した胸キュン・スロウ。このキラキラ感はボスであるJam & Lewisの影響かもね。Stokleyのボーカルの魅力が全開ですね。
「Let Me Be the One」
さりげないけど完成度の高いスロウ。この曲のStokleyのボーカルも素晴らしいね。“やっぱり生音はいいよね!”って実感させてくれる1曲。トニーズあたりが好きな人は気に入る1曲なのでは?
「Funky Weekend」
モロにZapp(Roger)している1曲。ボコーダーを使い、あの独特のZappグルーヴを見事に再現(?)していますね。Zapp(Roger)好きの人が気に入ること間違いなし!唯一スティール・パンの音色が聴こえてくるのがZappらしくないですが。
「I Want It Again」
ヘンな表現だけど、トニーズとD'Angeloが融合したみたいな独特の浮遊感が面白い1曲。
「On & On」
「Never That You'll Never Know」
正統派の胸キュン・スロウ2曲。このあたりの基本形でしっかり聴かせることができるグループはいいですね。
「Raise Up」
ボコーダー使いも含めて僕好みのミッド・グルーヴ。リラックスしながらも、しっかりグルーヴしているカンジがいいですね。
「Missing」
スティール・パンを大きくフィーチャーしたレゲエ&カリブ・テイストのミッド・グルーヴ。あるようでないタイプの曲なのでは?
現在はKeri Lewisが抜けて5人となったらしいです。何でもKeriはアノToni Braxtonsの旦那になったのだとか。Toni Braxtonsが苦手の僕はあまり詳しくないのですが。
買って来て初めて聞いた時の爽快感が蘇りました。
最新作は試聴どまりで買わなかったのですが
好きな人たちなので今後に期待しています。
ありがとうございます。
本作あたりでコメントいただけるのが、けんさんらしいですね。
とても嬉しいです☆そうですね、今後に期待しましょう。