2015年05月26日

Ronn Matlock『Love City』

Michael Stokesプロデュースのモダン・ソウル作品☆Ronn Matlock『Love City』
Love City
発表年:1979年
ez的ジャンル:Michael Stokes系モダン・ソウル
気分は... :音楽が一番の良薬!

昨日はストレス発散で仕事帰りに中古CD漁りへ・・・
時間があまりなくて2軒しか回れませんでしたが、満足できる作品を何枚かゲットでき、ここ数日のモヤモヤした気持を吹き飛ばすことができました。

やはり、僕にとって音楽が一番の良薬のようです。

さて、今回はソウル系ソングライターRonn Matlock唯一のアルバム『Love City』(1979年)です。

Ronn Matlockは1947年デトロイト生まれの男性ソウル・シンガー/ソングライター。

ソングライターの仕事としては、当ブログでも紹介したKeith Barrow『Physical Attraction』(1978年)がお馴染みですね。同作で「If It's Love That You're Looking For」「You Know You Want To Be Love」For」という2曲のフリーソウル・クラシックをMichael Stokesとの共作で提供しています。

それ以外にもEddie KendricksMillie Scott等のアーティストに楽曲を提供しています。

本作『Love City』(1979年)は、Ronn Matlock唯一のアルバムであり、前述のKeith Barrow『Physical Attraction』(1978年)を手掛けたMichael Stokesが本作もプロデュースしています。

シンガーとしてのMatlockはBarry Whiteばりのバリトン・ヴォーカルが印象的です。その意味では「I Can't Forget About You」「You Got The Best Of Me」あたりのメロウ・ミディアムが彼のヴォーカルの魅力を最も実感できると思います。アルバムで一番目立つ曲はシングルにもなったディスコ・ブギー「Let Me Dance」ですが・・・

B級感は否めないですが、Michael Stokesプロデュース作として押さえておいて損はしない1枚だと思います。

楽曲はすべてRonn Matlockのオリジナルです。

全曲紹介しときやす。

「Let Me Dance」
シングルとしてR&Bチャート・インしたディスコ・ブギー。アーバンなキラキラ感があっていいですね。ラテン・フレイヴァーが効いているのも僕好み!Michael Stokesの手腕の確かさを実感できます。
https://www.youtube.com/watch?v=13F4raK5viY

「Love City」
タイトル曲はファンキー・リズムが牽引するダンサブルな仕上り。女性コーラスやホーン隊も盛り上げてくれます。Matlockのバリトン・ヴォーカルが全体に落ち着きを与えて、大人のダンサブル・チューンにしてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=jSo54mvSDJc

「I Can't Forget About You」
このメロウ・ミディアムは「Let Me Dance」と並ぶ本作のハイライトかもしれませんね。MatlockのBarry Whiteばりのバリトン・ヴォーカルの魅力を存分に堪能できます。女性コーラスを伴ったエレガントなストリングスもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=1m2foacg9VE

「Feeling Something」
この曲もMatlockのバリトン・ヴォーカルが引き立つミディアム・グルーヴ。少し地味ですが、ジワジワくるファンキー感が好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=cQgv_OShi1c

「Back Street」
フィリー調のダンス・チューン。1979年の音にしては少し古く臭い気もしますが、Matlockの声質に曲調がフィットしていると思います。
https://www.youtube.com/watch?v=tJKoDYTjII8

「Teke Me To The Top (Of Your Mountain)」
しみじみと聴かせるバラード。ジェントルなバリトン・ヴォーカルで包み込んでくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=vwK6ibyEaqE

「You Got The Best Of Me」
この曲も大好き。Matlockの落ち着いたヴォーカルが栄える大人のアーバン・メロウ。Michael Stokesのアレンジもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=1m2foacg9VE

「Working Man」
ラストはビューティフル・バラードでしっとりと締め括ってくれます。

CDにはボーナス・トラックとして、「Let Me Dance」「You Got The Best Of Me」のシングル・ヴァージョンが収録されています。

ご興味がある方はKeith Barrow『Physical Attraction』(1978年)もチェックを!

Keith Barrow『Physical Attraction』(1978年)
Physical Attraction
posted by ez at 04:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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