2015年07月21日

Michael Henderson『In The Night-Time』

セクシー&メロウなアーバン・ソウル作品☆Michael Henderson『In The Night-Time』
In the Night-Time
発表年:1978年
ez的ジャンル:べーシスト&シンガー系ソウル/ファンク
気分は... :胸元全開!

今回はべーシスト/シンガーで活躍したMichael HendersonBuddah Recordsから1978年にリリースした『In The Night-Time』(1978年)です。

Miles Davisグループでの活動でも知られるべーシスト/シンガーの紹介は、『Wide Receiver』(1980年)です。

それまでジャズ・ベーシストとして活躍していたMichael Hendersonが"ソウル・シンガー"としても注目されるようになったのは、Buddah Recordsでソロ活動をスタートさせてからであり、そのきっかけを作ったのは同じBuddahに所属していたNorman Connorsです。

Hendersonのヴォーカリストとしての才能を早くに見抜いたConnorsは『Saturday Night Special』(1975年)、『You Are My Starship』(1976年)といった自身のアルバムでHendersonのヴォーカルを積極的にフィーチャーし、成功を収めます。さらにはHendersonのBuddahとの契約を仲介しました。

本作『In The Night-Time』(1978年)は、『Solid』(1976年)、『Goin Places』(1977年)に続く3枚目のソロ・アルバムとなります。Henderson自身がプロデュースし、シグマ・スタジオでレコーディングされました。

レコーディングにはMichael Henderson(vo、b、g、key)、Ray Parker, Jr.(g)、Randall Jacobs(g)、Herman Curry Jr.(b)、Jerry Jones(ds)、Keith Benson(ds、per)、Mark Johnson(key)、Rod Lumpkin(key)、Lorenzo "Bag Of Tricks" Brown(per)、Cheryl Norton(vo)、Rena Scott(vo)、Barbara Ingram(vo)、Yvette Benton(vo)、Paula Benson(vo)等が参加しています。

アルバム全体に漂うアーバン・メロウな雰囲気とHendersonのセクシー・ヴォーカルに魅了される1枚です。

シングルになった「Take Me I'm Yours」をはじめ、「In the Night-Time」「Whisper In My Ear」「One To One」あたりが聴き所だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Take Me I'm Yours」
Michael Henderson作。シングル・リリースされ、R&Bチャート第3位となったヒット曲。Rena Scottとの男女デュエットによるメロウ&セクシーなミディアム・チューン。Hendersonのヴォーカリストとしての魅力を実感できるはずです。L.E.G.A.C.Y.「Son of Sam」でサンプリングされています。
https://www.youtube.com/watch?v=aLVgTtHYBQg

「We Can Go On」
Michael Henderson作。しっとりとしたラブ・バラードでセクシーなソウル・ヴォーカリストとしての魅力をしっかりアピールしています。
https://www.youtube.com/watch?v=MY9RiIyxIew

「Happy」
Michael Henderson作。ベーシストMichael Hendersonの魅力に触れることができるインスト中心のファンク・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=utP8nJl0rdc

「In the Night-Time」
Michael Henderson/Sylvester Rivers作。タイトル曲は摩天楼がイメージされるアーバン・ナイトなメロウ・ソウル。
https://www.youtube.com/watch?v=SnCATvtoQCU

「Whisper In My Ear」
Jerry Jones作。アーバン・メロウなミディアム・グルーヴ。Hendersonのヴォーカルのセクシーな魅力を堪能できます。
https://www.youtube.com/watch?v=7nv7VIzzG3o

「Am I Special」
Michael Henderson/Rudy Robinson作。ロマンティックなサックス・ソロと共に始まるセクシー・ラブ・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=r3U2TQ2_7wY

「Yours Truly, Indiscreetly」
Lamont Johnson/Randall Jacobs作。少しユルいグルーヴにグッとくるミディアム・ファンク。軽くP-Funk的なエッセンスも入っているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=7mBPESwZNP0

「One To One」
Herman Curry, Jr.作。Marvin Gaye的なセクシーさを感じる魅惑のモダン・ソウルで締め括ってくれます。

『Solid』(1976年)
Solid

『Goin Places』(1977年)
Goin Places - Expanded Edition by Funky Town Grooves 【並行輸入品】

『Do It All』(1979年)
Do It All by Funky Town Grooves 【並行輸入品】

『Wide Receiver』(1980年)
Wide Receiver by Funky Town Grooves 【並行輸入品】

『Slingshot』(1981年)
SLINGSHOT

『Fickle』(1983年)
Fickle
posted by ez at 00:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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