2015年08月14日

Pleasure『Get To The Feeling』

オールド・スクール・クラシック「Celebrate The Good Things」収録☆Pleasure『Get To The Feeling』
Get To The Feeling
発表年:1978年
ez的ジャンル:ウエストコースト系クロスオーヴァー・ファンク
気分は... :お盆モードですが・・・

今回はジャズ・ファンク・グループPleasureが1978年にリリースしたアルバム『Get To The Feeling』です。ジャケからして夏向け作品ですね。

オレゴン州ポートランドで結成されたジャズ・ファンク・グループPleasureの紹介は、2ndアルバム
『Accept No Substitutes』(1976年)、6thアルバム『Special Things』(1980年)に続き3回目となります。

4thアルバムとなる本作もそれまでの作品と同じくWayne HendersonCrusaders)のAt-Home Productionsの下での制作です。

本作におけるメンバーはBruce Smith(per)、Donald Hepburn(key、vo)、Sherman Davis(vo)、Dennis Springer(ts、ss)、Marlon "The Magician" McClain(g、vo)、Nathaniel Phillips(b、vo)、Bruce Carter(ds)、Michael Hepburn(key、vo)という8名。

オールドスクールHip-Hopの定番ネタ「Celebrate The Good Things」、セクシー・ディスコ・ブギー「Foxy Lady」、夏向けメロウ「Happiness」「Your Love Means Life (Memories)」あたりがハイライトだと思いますが、超ファンキーな「Thanks For Everything」あたりもオススメです。

改めて聴き直すと、実にキャッチーかつ完成度の高いアルバムです。
僕が今聴きたい70年代作品って正にこんな感じです。

全曲紹介しときやす。

「Celebrate The Good Things」
ファンキー・モードで盛り上がるディスコ・ファンク!いきなりハイテンションにしてくれるご機嫌な1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=VUS2cd9dHjc

この曲といえば、オールドスクールHip-Hopの定番ネタとして有名ですね。Grandmaster Melle Mel & The Furious Five「Beat Street Breakdown」、Fat Boys「Stick 'Em」、「Crushin'」、Stetsasonic「Just Say Stet」、Whistle「(Nothing Serious) Just Buggin'」、UTFO「Pick Up the Pace」、Mantronix「King of the Beats」、M|A|R|R|S「Pump Up the Volume」、Ghetto Boys「Why Do We Live This Way」、Soul II Soul「Jazzie's Groove」、「Get a Life」、The D.O.C.「It's Funky Enough」、Eric B. & Rakim「Juice (Know the Ledge)」、Prince & The New Power Generation「Gett Off」、Digital Underground「Flowin' on the D-Line」等70以上の楽曲でサンプリングされています。

「Foxy Lady」
ジャケ・イメージをそのまま音にしたようなセクシーなディスコ・ブギー。このグループのキャッチーな魅力が凝縮された演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=bLD2-Q_aGTM

「Ladies' Night Out」
メロウなインスト・ジャズ・ファンク。一旦コーヒーブレイクといった感じでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=eyphPUda53g

「Happiness」
ラブリーな気分になれる夏向けメロウ・ミディアム。終盤のスウェイ・ビートな感じも大好き!D.I.T.C.「Foundation」のサンプリング・ソースにもなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=bWTxhdpExiw

「Get To The Feeling」
グイグイと突っ走るファンキー・グルーヴ。西海岸のジャズ・ファンク・グループらしい開放的なグルーヴがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=712tP9zFm1I

「Farewell, Goodbye」
哀愁モードのメロウ・バラード。美しくも切ない雰囲気にグッときます。Max B「Why You Do That」、Madlib feat. A.G.「O.G. Pt. 1 (Whirlwind Mix)」、Madlib feat. Oh No「O.G. Pt. 2 (Underwater Mix)」のサンプリング・ソースにもなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=DSeRUBJF7XQ

「Your Love Means Life (Memories)」
夏モードにぴったりのフュージョン調の爽快メロウ・グルーヴ。雲1つない青空の下で聴きたいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Sy9Oi9Xg6d4

「Thanks For Everything」
ファンキー・モードがお好みならば、この演奏も盛り上がるはずです!僕はかなり好き!
https://www.youtube.com/watch?v=Ku57-g92kNk

Miles Davis「Chocolate Chip」のサンプリング・ソースにもなっています。
Miles Davis「Chocolate Chip」
 https://www.youtube.com/watch?v=WEpz2aDfNQo

「No Matter What」
印象的なサックスが先導するシャープなインスト・ジャズ・ファンク。
https://www.youtube.com/watch?v=ns7YOwRUUAo

Pleasureの他作品もチェックを!

『Dust Yourself Off』(1975年)
ダスト・ユアセルフ・オフ [解説付き]

『Accept No Substitutes』(1976年)
Accept No Substitutes

『Joyous』(1977年)
Joyous

『Future Now』(1979年)
Future Now

『Special Things』(1980年)
スペシャル・シングス

『Give It Up』(1982年)
GIVE IT UP
posted by ez at 00:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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