2015年09月10日

PJ Morton『New Orleans』

Stevie Wonder、Busta Rhymes、Maroon 5参加の話題作☆PJ Morton『New Orleans』
New Orleans
発表年:2013年
ez的ジャンル:Young Money系ネオソウル/R&B
気分は... :さり気ないけど、緻密・・・

今回はニューオリンズ出身の男性R&Bシンガー/キーボード奏者PJ MortonLil Wayne設立のYoung Moneyからリリースしたアルバム『New Orleans』(2013年)です。

現在はMaroon 5のメンバーとしても活躍するPJ Mortonの紹介は、1stアルバム『Emotions』(2005年)に続いて2回目となります。

本作『New Orleans』(2013年)は、Young Moneyからのリリースということで話題になった1枚です。PJ Mortonの経歴、音楽性とYoung Moneyのイメージが合致しませんでしたが、Young Moneyの社長Mack MaineとPJが幼馴染みという要因が大きかったようですね。

Young Money色が強いと僕の嗜好から外れてしまうのですが、あくまでPJ Mortonの音楽性を貫いた内容になっているのがいいですね。アルバムにはStevie WonderAdam Levine(Maroon 5)、Busta Rhymesといったゲストがフィーチャーされています。Maroon 5からはギターのJames Valentineも参加しています。また、ボーナス・トラック2曲にはLil WayneTweetがフィーチャーされています。

プロデュースはPJ MortonWarryn Campbell

全11曲で35分にも満たないアルバムですが、PJ Mortonというミュージシャンの音楽性の広さ、緻密さ、さり気なさを楽しむことができる僕好みの1枚に仕上がっています。

結局、この1枚のみでYoung Moneyとの契約は終了し、先日リリースされたライブ・アルバム『Live Show Killer』(2015年)はインディからのリリースとなりました。

その意味ではPJにとって過渡期の1枚といえるかもしれませんが、僕はこういう作品好きです。

全曲紹介しときやす。

「New Orleans」
アルバムのイントロ。

「Only One」
Stevie Wonderをフィーチャーした1stシングル。グラミーのBest R&B Songにもノミネートされた曲です。重厚な中にもポップなエッセンスを上手く織り込んでいます。このあたりはMaroon 5参加の好影響ですかね。Stevieはらしいハーモニカを披露してくれますが控えめな感じ。
https://www.youtube.com/watch?v=_DLb5UiToI4

「Never Get Over You」
Busta Rhymesをフィーチャー。ホーン・サウンドを巧みに使ったファンキーな仕上り。1分半強で終わってしまうのが勿体ないです!
https://www.youtube.com/watch?v=b6uQjt8s44E

「Heavy」
Maroon 5のAdam Levineをフィーチャーした2ndシングル。ロッキン・ファンクな雰囲気で同じくMaroon 5のJames Valentineのギターが目立っています。
https://www.youtube.com/watch?v=cIJxKn25ASI

「Hard Enough」
ストリングスを織り交ぜたレゲエ調の仕上がり。そんな中にもポップなエッセンスを上手く織り込んでいます。
https://www.youtube.com/watch?v=V3B4Chy2l-Q

「Work It Out」
優しく歌い上げるメロウなミディアム。派手さはないけど、PJの真摯な感じが伝わってきて大好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=mpY82lizgVI

「Trade It All」
ストリングスを配した哀愁バラード。哀愁感がジワジワきます。

「First Sight」
レトロ調の軽快な仕上り。開放的な雰囲気が印象的です。ここでもJames Valentineのギターが目立っています。

「Always Be」
個人的にはアルバムで一番のお気に入り。Stevie Wonder調のグッド・ソウルに仕上がっています。僕がPJに求めるのはこういう音です。
https://www.youtube.com/watch?v=1YlqB6J_nT4

「Go Alone」
美しくも切ないビューティフル・バラード。ストリングスが感動を高めてくれます。

「Motions」
ラストはオーセンティックなバラードで締め括ってくれます。さり気ない感じが逆に好きです。

僕の所有するCDはオリジナル11曲のみですが、ボーナス・トラック「Love You More」にはTweetが、「Lover」にはLil Wayneがフィーチャーされています。

PJ Mortonの他作品もチェックを!

『Emotions』(2005年)
Emotions

PJ Morton Band『Perfect Song』(2007年)
Perfect Song

『Live from LA』(2008年)※ライブ盤
Live from La

『Walk Alone』(2010年)
Walk Alone

『Live Show Killer』(2015年)
Live Show Killer (CD & DVD)
posted by ez at 01:01| Comment(2) | TrackBack(0) | 2010年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
この作品、昨年購入して、以来よく聞いております。
ドルフィンズ、勝つかな〜。。。
Posted by けん at 2015年09月10日 21:24
☆けんさん

ありがとうございます。

いよいよ開幕ですね。
イルカ軍団は新人WRパーカー、新加入DTスーの活躍に期待しています。
QBタネヒルにも飛躍してもらいたいですね。
Posted by ez at 2015年09月11日 00:36
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