2015年12月01日

Force M.D.'s『Touch And Go』

メロウ・クラシック「Love Is A House」収録☆Force M.D.'s『Touch And Go』
Touch & Go
発表年:1987年
ez的ジャンル:Tommy Boy系男性R&Bヴォーカル・グループ
気分は... :トキめきのメロウ・クラシック・・・

今回は80年代後半に活躍した男性R&Bヴォーカル・グループForce M.D.'sの3rdアルバム『Touch & Go』(1987年)です。

N.Y.スタテンアイランドで結成された男性R&Bヴォーカル・グループForce M.D.'sの紹介は、大ヒット曲「Tender Love」収録の2ndアルバム『Chillin'』(1985年)に続き2回目となります。

本作におけるメンバーはジャケのように4名。Jessie Danielsが抜けてAntoine "T.C.D." LundyTrisco PearsonCharles "Mercury" NelsonStevie D Lundyという4名のラインナップとなっています。

前作『Chillin'』からJimmy Jam & Terry Lewisプロデュースによる大ヒット「Tender Love」が生まれたことで自信を深めたグループが制作した3rdアルバムが本作『Touch & Go』(1987年)です。

本作からは「Love Is A House」「Touch And Go」「Couldn't Care Less」の3曲がシングル・カットされ、特に「Love Is A House」は、全米R&BチャートNo.1のヒットとなりました。

やはり、このグループはスロウ〜ミディアム系で本領を発揮するグループであり、本作でもスロウ〜ミディアムが充実しています。

とりあえずは「Love Is A House」を聴いて、トキめいた方はアルバム全体もチェックしてみて下さい。

全曲紹介しときやす。

「Love Is A House」
Geoff Gurd/Martin Lascellesプロデュース。前述のように、全米R&BチャートNo.1となったグループを代表する1曲であり、本作のハイライトとなるメロウ・クラシック。個人的には永遠のメロウ・クラシック「Tender Love」と双璧を成す1曲だと思います。このグループらしい甘酸っぱいスウィート・コーラスを存分に堪能できます。
https://www.youtube.com/watch?v=tidT-z1ezwc

Royal Flush「Can't Help It」のサンプリング・ソースとなっています。
Royal Flush「Can't Help It」
 https://www.youtube.com/watch?v=3dto4VG-3Tw

「Would You Love Me?」
Hubert Eaves IIIプロデュース。今聴くとサウンドは少し厳しいですが、このグループのスウィート・コーラスを活かしたダンサブル・チューンに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=H_wJX5r5zpk

「Touch And Go」
Poogie Bell/Victor Baileyプロデュース。タイトル曲もシングルになりました。なかなかキャッチーなミディアム・グルーヴに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=1d0s3rgS9mI

「Couldn't Care Less」
Richard Scher/Robin Halpinプロデュース。この曲もシングル曲。しっとりと歌い上げる80年代若手グループらしいスウィート・ソウルに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=E-vNoiaz_Sc

「Your Love Drives Me Crazy」
James Edward White, Jr.プロデュース。切々としたヴォーカルが胸にグッとくる素敵なラブ・バラード。あまり話題にならない曲ですが大好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=oAQlGuRjuU8

「Midnite Lover」
LeRoi Evans/Robin Halpinプロデュース。NJSなアップチューン。スロウが充実しているだけにアップは少し分が悪いですな。
https://www.youtube.com/watch?v=cKvIeNjkckA

「Take Your Love Back」
Poogie Bell/Victor Baileyプロデュース。ピコピコ感のある打ち込みがこの時代らしいミディアム。でも80年代好きにはそれが心地好かったりして・・・
https://www.youtube.com/watch?v=zPxazbJ5opA

「Sweet Dreams」
Robin Halpin/Eric Calviプロデュース。ラストはタイトルの通り、ドリーミーなスウィート・バラードで感動的に締め括ってくれます。Common Market「Connect For」のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=Vfo99a4_AhM

Force M.D.'sの他作品もチェックを!

『Love Letters』(1984年)
Love Letters

『Chillin'』(1985年)
Chillin
posted by ez at 00:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大ヒットしたのは,キラキラとしたサウンドに,トロトロに溶けそうなほど甘い歌声の「Love Is A House」でしたが,個人的には「Couldn't Care Less」のような感傷的な曲が好きでした。一時ハマってよく聴いていたグループです。
Posted by KJ at 2016年02月06日 21:31
☆KJさん

ありがとうございます。

ハイ・トーン・ヴォーカルによるメロウ・チューンが魅力のグループでしたね。

「Tender Love」、「Love Is A House」はよく聴きました。
Posted by ez at 2016年02月07日 01:08
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