2016年04月14日

Cheryl "Pepsii" Riley『Me, Myself & I』

Full Forceの全面バックアップによるデビュー・アルバム☆Cheryl "Pepsii" Riley『Me, Myself & I』
Me, Myself and I by Riley, Cheryl Pepsii (1990-10-25) 【並行輸入品】
発表年:1988年
ez的ジャンル:Full Forceファミリー系女性R&B
気分は... :"Pepsii"な魅力!

今回はFull Forceファミリーの一員として80年代から90年代初めに活躍した女性R&BシンガーCheryl "Pepsii" Rileyのデビュー・アルバム『Me, Myself & I』(1988年)です。

1968年N.Y.ブルックリン生まれのCheryl "Pepsii" Rileyの紹介は、2ndアルバム『Chapters』(1991年)に続き2回目となります。

デビュー前は小児病棟の看護婦として勤務していたCheryl Rileyに対して、強くデビューを勧めたのはFull ForceのメンバーBowlegged Lou。彼女に"Pepsii"というニックネームを付けたのも彼です。

そんなFull Force全面プロデュースの下で制作されたデビュー・アルバムが本作『Me, Myself & I』(1988年)です。

個人的には彼女のアルバムでは、当ブログでも紹介した2ndアルバム『Chapters』(1991年)がダントツで好きなのですが、本作『Me, Myself & I』にも"Pepsii"のニックネームに相応しい彼女の爽快な魅力が引き出された好盤だと思います。

本作からはシングル「Thanks For My Child」が全米R&BチャートNo.1、同ポップ・チャート第32位のヒットとなりました。

アルバムにはFull ForceFull ForceファミリーのLisa Lisa(Lisa Lisa & Cult Jam)がゲスト参加しています。

個人的にはFull Forceとのデュエット「Every Little Thing About You」、タイトル曲「Me, Myself And I」、Lisa Lisaとの「Sisters」、伸びやかなヴォーカルにグッとくる「Falling From The Floor」あたりにグッときます。

彼女の"Pepsii"な魅力を堪能しましょう。

全曲紹介しときやす。

「Sister Knows What She Wants」
アッパーなダンサブル・チューンのオープニング。良くも悪くもこの時代らしい音ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=fAsVZkeh2LU

「Thanks For My Child」
前述のようにR&BチャートNo.1となったヒット曲。小児病棟の看護婦として勤務していた経験を持つ彼女らしいビューティフル・バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=ICxk7dYYrOs

「Falling From The Floor」
ロッキン・ギターなイントロですが、本編はCherylらしい伸びやかなヴォーカルの魅力を堪能できる感動的なバラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=RyYuf4TEOxE

「Every Little Thing About You」
Full Forceとのデュエット曲。シングルにもなりました。ヴィンテージ・ソウル調のソウル・バラード。Full Forceのお得意パターンの1つですね。
https://www.youtube.com/watch?v=PNkG174n21U

「Me, Myself And I」
タイトル曲は僕の一番のお気に入り。この曲もシングルになりました。自分の愛し、自分を信じ、チャレンジしていく生き方を歌った感動的な1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=UFMm9skUmPU

「He Said - She Said」
くだらないゴシップに振り回される馬鹿馬鹿しさを歌ったダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=NwSYR_znOYo

「Sisters」
友情について歌ったLisa Lisaとのデュエット曲。彼女の"Pepsii"な魅力がLisa Lisaとのデュエットで見事に引き出されています。
https://www.youtube.com/watch?v=KeK986FmPvg

「Seein' Is Believin'」
Full Forceらしいダンサブルな楽曲ですが、あまり彼らの色を全面に出しすぎず、あくまでCherylの歌をメインに据えているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=t25Ym4Odwho

「Life Goes On」
前向きに生きて行こうとする思いを歌った感動的なミディアムで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=jLphZU2F5J8

興味がある方は『Chapters』(1991年)、『...All That! 』(1993年)の2枚もチェックを!

『Chapters』(1991年)
Chapters

『...All That! 』(1993年)
All That
posted by ez at 02:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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