2016年07月13日

Banda Favela『O Ritmo Misturado』

イタリアのブラジリアン・ユニット☆Banda Favela『O Ritmo Misturado』
O Ritmo Misturado
発表年:2002年
ez的ジャンル:Irma系ブラジリアン・グルーヴ
気分は... :妄想バカンス!

今回はイタリアのブラジリアン・グルーヴ作品Banda Favela『O Ritmo Misturado』(2002年)です。

Banda Favelaはイタリアで結成されたブラジリアン・ユニット。

イタリアの人気レーベルIrmaからリリースされたグループ唯一のアルバムが『O Ritmo Misturado』(2002年)です。

本作におけるメンバーはブラジル、セアラー州フォルタレーザ出身の紅一点Maruca Rodrigues De Lima(vo)、Roberto Rossi(per、vibes、ds、el-p、key、vo)、Stefano Girotti(g、sitar、key、back vo)、Angelo Campagna(per、back vo)の4名。

それ以外にBarbara Casini(vo)、Silvia Donati(vo)、Dimitri Sillato(el-p)、Christian Lisi(b)、Massimo Tagliata(accordion)、Luigi Mosso(b)、Max Gardini(key)、Alessandro Garofalo(key)等のミュージシャンが参加しています。

プロデュースはBanda FavelaThe Groove Factory Team

「Raiha Do Mar」「Neguinho」「Samba 2150」「Samba De Ile」「Samba 2150」といった各種コンピの人気曲が多数収録されているように、Irmaらしいスタイリッシュな曲に満ちています。

各種コンピの人気曲以外に「Annunciacao」「Jungle Minas」「Agua Santa」といったトライバル感のある楽曲も僕のお気に入りです。

多少、後半はダレている部分もありますが、これからの季節に重宝する1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Samba De Ile」
オープニングはスピリチュアル感のあるサンバ・チューンです。この独特の雰囲気がウケるのか各種コンピでも人気です。

「Raiha Do Mar」
各種コンピに収録された人気曲。ブラジリアン&Irma好きにはたまらない軽快かつオシャレなサンバ・グルーヴ。リード・ヴォーカルをとるBarbara Casiniの躍動するヴォーカルもサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=DW0EGhWFT60

「Cuiquinha」
この時期のブラジリアン作品らしくブラジリアン・ビートとエレクトロのバランスが絶妙です。

「Annunciacao」
アフロ・ブラジリアンなトライバル感が心地好い1曲。グルーヴィーなオルガンもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=9rtmkGvAQ9M

「Neguinho」
Silvia Donatiがリード・ヴォーカルをとるキャッチーなサンバ・グルーヴ。この曲も各種コンピで人気です。夏に重宝しそうな1曲。
https://www.youtube.com/watch?v=9of7ORCj-8k

「Jungle Minas」
アッパーなブラジリアン・ジャングル・ビートがなかなか刺激的です。ミナスの森林を勝手に妄想してしまいます。

「Grao De Trigo」
溌剌としたブラジリアン・ビートが実に爽快です。涼しげなフルートもいいですね。

「Samba 2150」
Irmaらしいスタイリッシュ感のあるボッサ・グルーヴ。小粋なラップも含めて近未来カフェ・ミュージックって感じですね。各種コンピでも人気です。

「Agua Santa」
ドラムンベース+アフロ・ブラジリアン+インドといった感じのアッパーなトライバル・ビートが不思議な世界へと誘ってくれます。

「Forro De Pe」
この曲はブラジルというより無国籍なエスニック感が魅力です。

「Candieiro」
アヴァンギャルドな雰囲気が漂う摩訶不思議な曲。

「Pu Dop」
この曲も実験的に攻めてみました!って感じですね。

「Berimbau Viola」
タイトルの通り、ビリンバウとヴィオランを楽しんでみました!という演奏です。

「O Amanhecer Do Novo Dia」
ラストはバレアリックなアフロ・ブラジリアンで神秘的に締め括ってくれます。

そろそろ夏モードのセレクトを強化しなくてはいけませんね。
posted by ez at 01:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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