2016年08月29日

Webster Lewis『On The Town』

ブッダ・ブランド・ネタ「Do It With Style」収録☆Webster Lewis『On The Town』
On the Town
発表年:1976年
ez的ジャンル:ディスコ・オーケストラ系ジャズ・ファンク/フュージョン
気分は... :8月も残り僅か・・・

Seesaaブログの障害で少しイラっと状態・・・

今回はジャズ・ファンク/フュージョン作品からWebster Lewis『On The Town』(1976年)です。

1970〜80年代に活躍したフュージョン系のキーボード奏者/プロデューサーWebster Lewis(1943-2002年)の紹介は、『Touch My Love』(1978年)、『Let Me Be the One』(1981年)に続き3回目となります。

Epicからの第1弾アルバムとなる本作の正式な名義はWebster Lewis & The Post-Pop Space-Rock Be-Bop Gospel Tabernacle Orchestra And Chorusという長いものです。

アルバム全体としては、メロウなジャズ・ファンク/フュージョンに加え、ディスコ・オーケストラ的なダンサブル・サウンドが印象的な1枚に仕上がっています。

プロデュースはWebster Lewis David Horowitz

レコーディングにはWebster Lewis (key)、David Horowitz(syn)、Cornell Dupree(g)、Joe Beck(g)、Lance Quinn(g)、Richie Resnicoff(g)、Carl Lynch(g)、Cliff Morris(g)、Freddie Harris(g、steel drums)、Keith Loving(g)、Anthony Jackson(b)、Bob Babbitt(b)、Herb Bushler(b)、Grady Tate(ds)、Victor Lewis(ds)、Alyrio Lima(per)、Richie Crooks(per)Harold Vick(ts)等が参加しています。

ブッダ・ブランド「天運我に有り(撃つ用意)」のサンプリング・ソースとしても有名な「Do It With Style」、本作らしいディスコ・サウンドを楽しめる「On The Town」「Saturday Night Steppin' Out」、ダンサブルなメロウ・フュージョン「Love Is The Way」あたりが僕のオススメです。

都会的なジャケもいいですね。

全曲紹介しときやす。

「On The Town」
Bruce Gray/T.G. Conway/Webster Lewis作。華やかなオーケストレーションをバックにしたブラジリアンなフュージョン・ディスコでアルバムは幕を開けます。
https://www.youtube.com/watch?v=cXjAfcnOC7M

「Saturday Night Steppin' Out」
David Horowitz/Webster Lewis作。ブラック・フィーリングに溢れたディスコ・チューン。土曜の夜遊びモードって雰囲気ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=sCXlN1iRoVw

「Since I've Been Gone」
The Spinnersのカヴァー(Bruce Hawes/Charles Simmons/Joseph Jefferson作)。オリジナルは『Mighty Love』(1974年)に収録されています。しっとりとしたメロウ・チューンで落ち着かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Dbc-RubdUj4

「Love Is The Way」
Bruce Gray/T.G. Conway/Webster Lewis作。シングルにもなったダンサブルなメロウ・フュージョン。華やかな女性コーラスもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=AfpvAsGyjgA

「Do It With Style」
Bruce Gray/Coleridge-Taylor Perkinson/T.G. Conway作。今日、本作のハイライトといえば、このヴォーカル入りアーバン・ダンサーでしょうね。印象的なベースラインが格好良いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=kTLbyJFNw_g

この曲といえば、Brothers By Choice「She Puts The Ease Back Into Easy (Part 1)」と並びブッダ・ブランド「天運我に有り(撃つ用意)」のサンプリング・ソースとしても有名ですね。DEV LARGEの逝去が惜しまれます。
ブッダ・ブランド「天運我に有り(撃つ用意)」
 https://www.youtube.com/watch?v=AfbDBoQuyaY
Brothers By Choice「She Puts The Ease Back Into Easy (Part 1)」
 https://www.youtube.com/watch?v=0yFsI1QHgWw

Lucas Secon「Wau Wau Wau」のサンプリング・ソースにもなっています。
Lucas Secon「Wau Wau Wau」
 https://www.youtube.com/watch?v=CZXnY9JbOq8

「Song Of Joy」
David Horowitz作。リラックスした夏向けインスト・フュージョン。
https://www.youtube.com/watch?v=cpxxFwZOlsY

「Goodnight Baby Girl」
Webster Lewis作。本編のラストはWebster Lewisのメロウ・キーボードで締め括ってくれます。

CDにはボーナス・トラックとして、Curtis Mayfieldが音楽を手掛け、The Staple Singersが歌ったサントラ『Let's Do It Again (Original Soundtrack) 』(1975年)のタイトル曲「Let's Do It Again」のカヴァーが収録されています。

Webster Lewis Epic時代の他作品もチェックを!

『Touch My Love』(1978年)
Touch My Love

『Eight for the Eighties』(1980年)
8 for the 80s

『Let Me Be the One』(1981年)
Let Me Be the One
posted by ez at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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