2016年09月07日

Truce『Nothin' But The Truce』

UKの女性R&Bグループ唯一のアルバム☆Truce『Nothin' But The Truce』
Nothin' But The Truce
発表年:1995年
ez的ジャンル:UK女性R&Bグループ
気分は... :UK版のBrownstone?

今回は90年代女性R&BグループからTruce『Nothin' But The Truce』(1995年)です。

TruceNia(Dianne Joseph)、JayJay(Janine Linton)、Shele(Michelle Escoffery)の3名が結成したUKの女性R&Bグループ。

Big Lifeから1994年にシングル「Celebration Of Life」でデビュー。1995年デビュー・アルバム『Nothin' But The Truce』をリリース。1998年にグループ最大のヒット・シングル「Eyes Don't Lie」(UKシングル・チャート第20位)を放つも、グループは解散します。

グループ唯一のアルバム『Nothin' But The Truce』は、UKのグループですが、USの90年代女性R&Bグループがお好きな人であれば気に入る1枚だと思います。

UK版のBrownstoneというイメージですね。Brownstoneほどの圧倒的な歌力はありませんが、楽曲やヴォーカルワークにBrownstone的なものを感じます。

プロデューサーにはIan GreenMarcus Johnson/Paul WallerJon DouglasC-n-A(Andres Levin/Camus Celli)Ethnic Boyz(Marcus Johnson/Steve Campbell)2B3 Productions(Neville Thomas/Pule Pheto/Robert Malcolm)Ross Anderson/Simon LawDinky BinghamDon-E等が起用されています。

「Celebration Of Life」「Treat U Right」「The Finest」The S.O.S. Bandのカヴァー)というシングル3曲が目立ちますが、「Where Is The Love」「For Your Love」「Come Go Away」「Friend You Need」というBrownstone的な曲もオススメです。

侮れないUK女性R&Bグループ作品だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Signature」
Kojoプロデュース。アルバムのイントロ。

「Celebration Of Life」
Ian Greenプロデュース。デビュー・シングルにもなった爽快なミディアム・グルーヴ。UK版"Brownstone"的な雰囲気に、ラップ・パートを織り交ぜてアクセントをつけています。
https://www.youtube.com/watch?v=IIKscaM8lNU

「Where Is The Love」
Marcus Johnson/Paul Wallerプロデュース。僕が好きなタイプの美メロ・ミディアム・グルーヴには、(シングルにはなっていませんが)シングル向きのキャッチーさがあります。

「Make It Happen」
Jon Douglasプロデュース。ビューティフル・スロウ。透明感のあるヴォーカル&コーラスワークで歌い上げます。

「Treat U Right」
Marcus Johnson/Paul Wallerプロデュース。シングルにもなった人気曲。Shalamar「Sweeter As The Days Go By」ネタを使ったキャッチーなミディアム・グルーヴ。90年代女性R&Bグループらしいキュートで初々しい魅力があります。
https://www.youtube.com/watch?v=xynM8WEIMKM

「One Of The Reasons」
C-n-A(Andres Levin/Camus Celli)プロデュース。ラップ・パートを織り交ぜ、サウンドにもアクセントをつけた意欲的な仕上がりですが、僕好みではありません。

「For Your Love」
Ethnic Boyz(Marcus Johnson/Steve Campbell)プロデュース。さりげないですが、しっかり、しっとり聴かせる素敵なラブ・バラードに仕上がっています。

「The Finest」
Jimmy Jam & Terry Lewis作。The S.O.S. Bandの名曲カヴァー。Alexander O'Nealをフィーチャーしたオリジナルは『Sands of Time』(1986年)に収録されています。シングル・カットもれました。Jam & Lewis大好き、The S.O.S. Band大好きな僕にとっては嬉しいカヴァーです。ラップ・パートを織り交ぜた90年代らしいダンサブル・チューンに仕上がっています。Marcus Johnson/Paul Wallerプロデュース。
https://www.youtube.com/watch?v=fxyc9yH4Fvw

「Survive」
2B3 Productions(Neville Thomas/Pule Pheto/Robert Malcolm)プロデュース。妖艶な雰囲気のヒップホップ・ソウルに仕上がっています。

「Truce Ride」
Nu ColoursのLawrence Johnsonプロデュース。 インタールード的な小曲です。

「Still Waters」
Ross Anderson/Simon Lawプロデュース。Soul II Soul等でお馴染みのUKのプロデューサーSimon Lawらしい手腕を楽しめるミディアム・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=X2nC931qIDY

「Satisfy Me」
Dinky Binghamプロデュース。小気味よいダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=Tq6rPvkRrpg

「Come Go Away」
UKネオソウル・シンガーDon-Eプロデュース。小粋な雰囲気の爽快ミディアム。素敵なヴォーカルワークで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=vpZKNIVCes4

「Interlude」
Lawrence Johnsonプロデュースのインタールード。

「Joy」
Ethnic Boyzプロデュース。ビューティフル・バラードを感動的に歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=3J9hnQtqVMk

「Better Days」
Ian Greenプロデュース。哀愁モードのダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=yGL5T-w2s7w

「Friend You Need」
Ross Anderson/Simon Lawプロデュース。曲良し、ヴォーカルワーク良しの感動ミディアムです。

「Yours Sincerely (The Rhythm)」
Lawrence Johnson/Marcus Johnsonプロデュース。ア・カペラによるアルバムのエピローグ。

サッカーW杯最終予選は何とかタイに勝利しましたね。負ける気はしませんでしたが、あれだけ攻めたのだから、もっと点取らないとね。また、決定力不足という課題を突き付けられましたね。

(内容的にはイラクが上でしたが)サウジが連勝で勢いを増しそうなので、11月ホームでの直接対決がかなり重要な一戦となる気がします。
posted by ez at 03:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック