2016年11月11日

Bloodstone『Do You Wanna Do A Thing』

ディスコ/ファンク、スウィート・ソウルどちらもイケます!☆Bloodstone『Do You Wanna Do A Thing』
Do You Wanna Do a Thing by Bloodstone (2009-09-22) 【並行輸入品】
発表年:1976年
ez的ジャンル:ディスコ/スウィート・ソウル
気分は... :程よい甘さ・・・

今回は70〜80年代に活躍したソウル・グループBloodstone『Do You Wanna Do A Thing』(1976年)です。

1962年カンザスシティで結成されたThe Sinceresを前身とするソウル・グループBloodstoneの紹介は、『Party』(1984年)、『Bloodstone』(1972年)に続き3回目となります。

本作は『Do You Wanna Do A Thing』(1976年)が特にヴォーカル・グループとしてのスウィートな魅力にグッとくる1枚に仕上がっています。
前回紹介したファンク・ロック色の強い『Bloodstone』(1972年)とは、かなり印象が異なります。

本作におけるメンバーはCharles McCormick(b、vo)、Willis Draffen(vo、g)、Charles Love(vo、g)、Harry Williams(per、vo)の4名。

プロデュースはBert deCoteauxTony SilvesterThe Main Ingredient)。1曲のみMike VernonOlympic Runners)がプロデュースしています。

レコーディングにはJay Graydon(g)、Gregg Poiree(g)、Bill Upchurch(b)、James Gadson(ds)、Darryl Budgetts(congas)、Bob Zimmitti(per)、Gene Estes(per)等も参加しています。

久々に通しで聴いてみて構成のバランスの良さに感心してしまいました。

ディスコ/ファンキーな「Stand Up, Let's Party」「Do You Wanna Do A Thing」「Shake The Building」、爽快メロウ・ダンサーな「If You Wanna Be My Baby」「When We're Doin' It」、スウィート・ソウルな「Just Like In The Movies」「This Is It」「Give Me Your Heart」と、どこから聴いても楽しめる1枚に仕上がっていると思います。

程よい甘さのスウィート・ソウルって感じが僕好みです。

全曲紹介しときやす。

「Stand Up, Let's Party」
Willis Draffen作。ディスコ・ファンクなオープニング。タイトル通り、Stand UpでLet's Partyなパーティー・チューンです。
https://www.youtube.com/watch?v=onNWrdp2uVA

「If You Wanna Be My Baby」
Charles McCormick作。スウィート・コーラスと共に疾走する爽快メロウ・ダンサー。僕の一番のお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=tTBSuhMzyJE

「Just Like In The Movies」
Brenda Carhee/Patrick Adams作。ソウル・ヴォーカル・グループらしい素敵なスウィート・ソウルに仕上がっています。本作と同じ1976年にAce Spectrumも取り上げています。翌年にはPatrick Adamsがプロデュースを手掛けたCaressも取り上げています。
https://www.youtube.com/watch?v=y0PnZqnRdy4

「Do You Wanna Do A Thing」
シングルにもなったタイトル曲はBottom & Co.のカヴァー(Jesse Boyce/Richard Griffith/Sanchez Harley作)。オリジナルは『Rock Bottom』(1976年)に収録されています。ゴリゴリとしたファンキー・グルーヴが格好良いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=5jB0dQ1JL-M

「Shake The Building」
Charles Love作。軽快なホーン・サウンドが入ったファンキー・ディスコ。なかなか侮れない1曲だと思います。

「This Is It」
Charles Love作。ほんのり哀愁モードのスウィート・ソウル。ヴォーカル・グループとしての魅力を存分に満喫できます。
https://www.youtube.com/watch?v=2PfCMbvVcEo

「When We're Doin' It」
Charles McCormick/Willis Draffen作。フィリー調のメロウ・ダンサーで楽しませてくれます。

「Give Me Your Heart」
Charles McCormick作。ラストはファルセット・ヴォーカルのスウィート・ソウルで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=r4EZfPqRrxE

Bloodstoneの他作品もチェックを!

『Bloodstone』(1972年)
Bloodstone

『Natural High』(1973年)
Natural High

『Unreal』(1974年)
Unreal

『I Need Time』(1974年)
I Need Time

『Riddle of the Sphinx』(1975年)
Riddle Of The Sphinx

『Train Ride to Hollywood』(1975年)
Train Ride To Hollywood

『Don't Stop』(1979年)
ドント・ストップ

『We Go A Long Way Back』(1982年)
We Go a Long Way Back

『Party』(1984年)
PARTY
posted by ez at 04:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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