2016年12月17日

Push『Push』

シアトルの白人レア・ソウルのCD化☆Push『Push』
プッシュ
発表年:2011年
ez的ジャンル:白人バンド系レア・グルーヴ
気分は... :師走の忙しさ・・・

ここ10日ほど忘年会と年内区切りの仕事の追い込みで、なかなかブログの更新ができていません。

この週末で立て直したいのですが、来週もかなりスケジュールがタイト・・・でも言い訳せずに頑張ります。

今回は70年代レア・グルーヴ音源をCD化した1枚、Push『Push』(2011年)です。
※音源は70年代録音なので、70年代カテゴリーに分類します。

Pushはシアトルのローカル白人バンド。

メンバーはTom Erak(b、vo)、Jeff Santerre(reeds)、Sam Pannunzio(key、valve tb、back vo)、Joe Erickson(vo)、Bobby Speer(tp、flh)、Marty Tuttle(ds)、Russ Kammere(ds、congas)、Harry Wilson(g、back vo)の8名。

グループは1978年にシングル『You Turn Me On/It Ain't Never Been This Funky』をリリースしたのみで、シーンから姿を消しました。

しかしながら、上記シングルがレア・グルーヴ・マニアによって再評価され、正体不明のバンドとして俄かに注目されるようになります。そんな中で彼らの未発表音源が発見され、上記シングルと共にアルバム化されたのが本作『Push』です。

The Jeff Lorber Fusion、PleasureDazz Bandなどで活躍したギタリストMarlon McClainが2曲でプロデュース&ソングライティングを手掛けています。

白人バンドとは思えない強烈なファンキー・グルーヴと、フリーソウル/シティ・ソウル的なメロウ・グルーヴを両方楽しめるのがいいですね。

音質が悪いのが欠点ですが、それでも捨て難い魅力のある1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Celebration」
まさにセレブレーション・モードなファンキー・グルーヴがオープニング。ハッピーに盛り上がる1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=aILFAckobBU

「I'm Not Alone」
シティ・ソウルな疾走感が心地好いメロウ・グルーヴ。ここではTom Erakがリード・ヴォーカル。
https://www.youtube.com/watch?v=l7nWZfUvc7o

「I'm A Dreamer」
アーバン・メロウなミディアム。AOR好きの人も気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=rgsqHSSUfFI

「It Ain't Never Been This Funky」
前述の唯一のシングル収録曲。タイトルの通り、ファンキーに弾けます。この演奏は白人バンドとは思えないノリですね。
https://www.youtube.com/watch?v=vCQfq4X5_To

「You Turn Me on (1st Version)」
フリーソウル好きに人は気に入るであろう爽快ファンキー・メロウ。ファンキー・グルーヴにメロウ・エレピ、抜けのいいホーン・サウンド、爽快コーラスが絡む様は、まさに僕好み。
https://www.youtube.com/watch?v=Zc8qrEHgao0

「The Jealous Type (1st Version)」
メロウ・バラード。ヴォーカルのBig JoeことJoe Ericksonのヴォーカルの巧さを実感できます。
https://www.youtube.com/watch?v=lxNGCa9CuDM

「Reach」
Marlon McClainプロデュース。Tom Erakがリード・ヴォーカル。都会的なファンキー・サウンドとブルーアイド・ソウル的なヴォーカルが相俟って、いい雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=udTSuJ2veF4

「You're Nasty」
ロッキンなギターとファンキー・グルーヴが織り成すナスティ・モードの1曲。余裕のあるファンキー・サウンドがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=00PlcxjlcYc

「We Have So Mutch」
Marlon McClainプロデュース。ラストはアーバンなメロウ・ミディアムで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=IH7PuRogHLo

「You Turn Me on (2st Version)」
「You Turn Me on」の別ヴァージョン。こちらは少し抑え目の感じ。

「The Jealous Type (2st Version)」
「The Jealous Type」の別ヴァージョン。

心身共にお疲れモード。
今日はしっかり休養しよう・・・
posted by ez at 15:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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