2016年12月20日

Gal Costa『Gal Tropical』

この時期の充実ぶりを実感できる1枚☆Gal Costa『Gal Tropical』
Gal Tropical by Gal Costa (2010-09-24)
発表年:1979年
ez的ジャンル:歌姫系MPB
気分は... :ムズキュン臨界点?

MPBの歌姫Gal Costaが1979年にリリースした『Gal Tropical』です。

これまで当ブログで紹介したGal Costa作品は以下の8枚。

 『Gal Costa』(1969年)
 『Gal』(1969年)
 『Cantar』(1974年)
 『Gal Canta Caymmi』(1976年)
 『Aquarela Do Brasil』(1980年)
 『Fantasia』(1981年)
 『Minha Voz』(1982年)
 『Lua De Mel Como O Diabo Gosta』(1987年)

本作『Gal Tropical』は、1979年にGalが行ったショー『Gal Tropical』で歌っていた曲をレコーディングしたアルバムです。

プロデュースはGuilherme AraujoRoberto Menescal、アレンジはAntonio Perna Froesが務めています。

レコーディングにはAntonio Perna Froes(key)、Robertinho De Recife(g、violin)、Moacyr Albuquerque(b)、Charles Chalegre(ds)、Sergio Bore(per)、Tangerina(per)、Zizinho(per)、Juarez Araujo(sax)等のミュージシャンが参加しています。

アルバム全体として、都会的なメロウ・サウンドをバックにGalがオトナのヴォーカルを聴かせてくれます。リズミカルな演奏からバラードまで、楽曲のバランスも絶妙です。

この時期のGalの歌手としての充実ぶりを実感できる1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Samba Rasgado」
Portello Juno/Wilson Falcao作。開放的で軽やかなオープニング。Galの華のあるヴォーカルが栄えます。ソプラノサックスの音色も心地好いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=-ntEmS07bjM

「Noites Cariocas (Minhas Noites sem Sono)」
Herminio Bello de Carvalho/Jacob do Bandolim作。ショーロ名曲をメロウに歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=58vrZhIQI6o

「India」
Jose Asuncion Flores/Manuel Ortiz Guerrero作。パラグアイの国民歌曲グワラニアを代表する1曲。Galはかつてアルバム『India』(1973年)でも本曲を取り上げていましたが、再びカヴァーしています。確かに、この歌はGalのイメージにフィットします。ここではしっとりと歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=JjKP9D6kfW8

「Estrada do Sol」 ?
Dolores Duran/Antonio Carlos Jobim作。ボサノヴァ名曲を都会的なメロウ・サウンドをバックにGalが透明のある歌声で聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=4EgQfwmolCI

「Estrada do Sol」について、当ブログではElis ReginaLe Trio CamaraMongo Santamariaのカヴァーも紹介済みです。

「A Preta do Acaraje」?
Dorival Caymmi作。ミステリアスな前半から一転し、中盤以降は一気に弾けるバイーア讃歌。ラストは再びミステリアスに締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=7ErKUGaPZn4

「Dez Anos (Diez Anos)」
Rafael Hernandez作。メロウ・サウンドをバックにGalが哀愁のメロディをしっとりと歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=HXVgbiVOFoo

「Forca Estranha」
Caetano Veloso作。Galの切々とした歌に、美しいギターが寄り添います。素晴らしいの一言!
https://www.youtube.com/watch?v=ns9r_FTEGc0

「Olha」?
Roberto Carlos/Erasmo Carlos作。アーバン・サウンドをバックに、Galが雰囲気のあるオトナのヴォーカルを聴かせてくれます。

「Juventude Transviada」
Luiz Melodia作。Galの成熟ぶりを感じるバラード。オトナの優雅さがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=ngGjiC-9vc4

「Balance」?
Joao de Barro/Alberto Ribeiro作。軽快に弾けたサウンド、コーラスと共に、Galの歌も躍動します。
https://www.youtube.com/watch?v=HQNIt3ko64A

「O Bater do Tambor」?
Caetano Veloso作。前曲の流れを汲み、この曲もポップに弾けます。
https://www.youtube.com/watch?v=PT_2t4P5smk

「Meu Nome E Gal」?
Roberto Carlos/Erasmo Carlos作。『Gal』(1969年)でも歌っていた楽曲の再演です。ここでは都会的なメロウ・ボッサとして聴かせてくれます。ラストはサンバ・モードで大盛り上がりになるのもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=VLJAgBpB4Rs

Gal Costaの過去記事もご参照下さい。

『Gal Costa』(1969年)
Gal Costa

『Gal』(1969年)
Gal

『Cantar』(1974年)
カンタール

『Gal Canta Caymmi』(1976年)
Gal Canta Caymmi

『Aquarela Do Brasil』(1980年)
Aquarela Do Brazil

『Fantasia』(1981年)
Fantasia

『Minha Voz』(1982年)
Minha Voz

『Lua De Mel Como O Diabo Gosta』(1987年)
Lua De Mel Como O Diabo Gosta
posted by ez at 04:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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