2016年12月26日

Switch『This Is My Dream』

Bobby DeBargeのヴォーカルが栄える4thアルバム☆Switch『This Is My Dream』
This Is My Dream
発表年:1980年
ez的ジャンル:メロウ・ソウル/ファンク・グループ
気分は... :メロウ・バラードが似合う日・・・

今日はメロウ・バラードに包まれたい気分・・・

セレクトしたのは、1970年代後半から80年代前半に活動していたソウル/ファンク・グループSwitchの4thアルバム『This Is My Dream』(1980年)です。

DeBargeのメンバーの実兄Bobby DeBarge、人気ソウル・シンガーJames Ingramの実弟Phillip Ingramがリード・ヴォーカルを務めるソウル/ファンク・グループSwitchの紹介は、1stアルバム『Switch』(1977年)に続き2回目となります。

本作『This Is My Dream』(1980年)は、『Switch』(1977年)、『Switch II』(1979年)、『Reaching for Tomorrow』(1980年)に続く4thアルバムであり、これまでと同じくGordyからのリリースです。

本作のメンバーは、Bobby DeBarge(vo、key)、Thomas DeBarge(b)、Phillip Ingram(vo、per)、Jody Sims(ds、tb)、Gregory Williams(key、tp)、Eddie Fluellen(key、tb)の6名。

1曲を除き、メンバーのBobby DeBargeGregory Williamsがプロデュースしています。

「Love Over And Over Again」「All I Need Is You」といったBobby DeBargeのハイトーン&ファルセット・ヴォーカルが栄えるメロウ・バラードがアルバムのハイライトだと思います。Phillip Ingramがリード・ヴォーカルのメロウ・バラード「Without You In My Life」もオススメです。

「Believe In Yourself」「Just Imagine」「What A Feeling」といったアップものでも素敵なヴォーカル・ワークとポップな味わいがあって好きです。

こういうメロウな楽曲が栄える80年代作品大好きです。

全曲紹介しときやす。

「Believe In Yourself」
インディアンのような雄叫びと共に始まるファンク・チューン。ファンクでもDeBargeに通じるポップな味わいがあるのがSwitchらしいかもしれませんね。この曲のみJody SimsとBobby DeBargeのプロデュース。
https://www.youtube.com/watch?v=BQ7FmFwBcbY

「Love Over And Over Again」
シングルとして全米R&Bチャート第9位のヒットとなったスロウ・バラード。こうしたメロウ・バラードにこそがSwitchの真骨頂かもしれませんね。優しいハイトーン&ファルセット・ヴォーカルが聴く者を包み込みます。
https://www.youtube.com/watch?v=TZMLLJw4k20

「Just Imagine」
軽快なダンサブル・チューン。ライト&ポップなヴォーカル・ワーク&サウンドが実に心地好いです。ノリのいいホーン・アンサンブルもいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=P0meaHkXve8

「All I Need Is You」
メロディアスなミディアム・バラード。このグループらしいハイトーンのヴォーカルワークが栄える素敵な1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=LRcqfHj3t7Y

Knxwledge.「allineedis」、StewRat「Empty」のサンプリング・ソースにもなっています。
Knxwledge.「allineedis」
 https://www.youtube.com/watch?v=Bq200TpZZ0c
StewRat「Empty」
 https://www.youtube.com/watch?v=TzWDLVonL_k

「You And I」
DeBarge好きの人は気に入りそうなメロウ・ワールド全開のバラード。ドリーミーなコーラスワークを堪能できます。
https://www.youtube.com/watch?v=xek-PTSIuHg

「What A Feeling」
スペイシー・シンセと共に始まるEarth, Wind & Fire調のポップ・ファンク。こういったダンサブルな楽曲でも素晴らしいヴォーカル・ワークが栄えます。
https://www.youtube.com/watch?v=CoSzZLGIkPA

「Without You In My Life」
Bobby DeBargeとは異なる魅力を持ったPhillip Ingramのヴォーカルを堪能できるメロウ・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=WpJrokfYTxA

「Why'd You Let Love Fall」
少しビターなトーンのミディアム・バラード。悪くはないですが、他のメロウ・バラードと比較すると少し不利化も?
https://www.youtube.com/watch?v=UILAXvBObxU

「We Can Make It Better (Overture)」
美しいコーラス・ワークを聴かせる小曲。

「This Is My Dream」
ラストはしっとりとしたビューティフル・バラードで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=Rk-cc-Ml3Gs

Switchの他作品もチェックを!

『Switch』(1978年)
SWITCH

『Switch II』(1979年)
SWITCH II

『Reaching for Tomorrow』(1980年)
リーチング・フォー・トゥモロー

『Am I Still Your Boyfriend?』(1984年)
Am I Still Your Boyfriend?
posted by ez at 01:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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