2017年01月21日

London Elektricity『Syncopated City』

UKドラムンベース、重要アーティストの第4作☆London Elektricity『Syncopated City』
Syncopated City
発表年:2008年
ez的ジャンル:UKドラムンベース
気分は... :誰もいない街・・・

今日は何となくドラムンベースが聴きたい気分!
セレクトしたのはLondon Elektricity『Syncopated City』(2008年)です。

London ElektricityTony Colmanによるソロ・プロジェクト。

元々はColmanとChris Gossの2人によるユニットであり、2人が立ち上げたHospital Recordsからデビュー・アルバム『Pull the Plug』(1999年)をリリースしました。その後、Chris GossがHospital Recordsのマネジメントに専念したため、Colmanのソロ・プロジェクトとなりました。

Colmanのソロ・プロジェクトとなってからは、『Billion Dollar Gravy』(2003年)、『Power Ballads』(2005年)、『Syncopated City』(2008年)、『Yikes!』(2011年)、『Are We There Yet?』(2015年)といったスタジオ・アルバムをリリースしています。

本作『Syncopated City』(2008年)は、4枚目のスタジオ・アルバムとなります。

アルバム全体はLondon Elektricityらしいシンフォニックなドラムンベースに加え、ロッキン・フィーリングのサウンドも特徴的です。

London Elektricity作品ではお馴染みのLiane Carrollをはじめ、Elsa HedbergPat FulgoniTomahawkといったヴォーカリストがフィーチャーされています。さらには国内盤の「Just One Second」では、ピチカート・ファイヴでお馴染みの女性ヴォーカリスト野宮真貴さんがフィーチャリングされています。

また、Orchestra Galacticaがホーン&ストリングスを手掛けています。

洗練されたドラムンベースの疾走感にグッとくる1枚です。

全曲紹介しときやす。※国内盤の構成です。

「Bare Religion」
London Elektricityらしいシンフォニックなドラムンベースを楽しめるオープニング。サウンド・スケープ的なドラムンベース・サウンドでアルバムは幕を開けます。The Sweet Inspirations「Why Marry」をサンプリング。
https://www.youtube.com/watch?v=gR7W1KozJw0

「This Dark Matter」
Liane Carrollのヴォーカルをフィーチャー。ジャズ・フィーリングの効いたドラムンベース・サウンドとLiane Carrollの凛としたヴォーカルがよくマッチしています。ドラムンベースらしい疾走感とヴォーカル・チューンならではのメロディアス感が両立しているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=uVqNyEvRauI

「Just One Second」
前述のように野宮真貴さんのヴォーカルをフィーチャーした日本独自ヴァージョン。海外アーティストの日本語ヴォーカル曲ってあまり好きではないですが、ピチカート・ファイヴ 大好き、野宮真貴さん大好きな僕にとってコレは大歓迎です。ポップ&ロッキンなドラムンベース・サウンドと真貴さんのヴォーカルが見事に融合しています。
https://www.youtube.com/watch?v=vsiUUS1Vgmk

「All Hell Is Breaking Loose」
Liane Carrollのヴォーカルをフィーチャー。アルバムの中でも特にアッパー感の強いドラムンベース。ロッキン・フィーリングが効いています。
https://www.youtube.com/watch?v=QXz4LyMed9o

「Attack Ships On Fire」
Tomahawkのヴォーカルをフィーチャー。本作らしいロッキンなドラムンベースとシンフォニックなドラムンベースを融合した壮大なスケールの仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=DPcIs8jVPmI

「Southeastern Dream」
Liane Carrollのヴォーカルをフィーチャー。ヴィヴィドなロッキン・ドラムンベースながらも洗練されている感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=OQk07AiC5tQ

「Uska」
低音ベースがダークに響くにインスト・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=B6EdUbtm_FY

「Sat Nav」
Tony Colman自身がヴォーカルをとるジャズ・ファンク・テイストのキャッチーなドラムンベースを楽しめます。

「Maybe I Was Wrong」
Pat Fulgoniのヴォーカルをフィーチャー。アンビエントなイントロに続き、エモーショナルなドラムンベースが展開されます。
https://www.youtube.com/watch?v=WkazIbo38QU

「Point Of No Return」
Liane Carrollのヴォーカルをフィーチャー。Liane Carrollの透明感のあるヴォーカルの魅力を活かしたフューチャー・ジャズ的なドラムンベースを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=UgM87_BRoAA

「Outnumbered」
Tony Colman自身とLiane Carrollがヴォーカルをとる哀愁モードのシンフォニック・ドラムンベース。
https://www.youtube.com/watch?v=QHcvz7bThnU

「Syncopated City Revisited」
Liane Carrollのヴォーカルをフィーチャー。他の楽曲とは少し趣を異にするクラブジャズ的な仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=0woFtAROsdU

「Just One Second (Radio Edit)」
こちらはスウェーデンの女性シンガーElsa HedbergをフィーチャーしたオリジナルのRadio Edit。野宮真貴ヴァージョン同様にいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=LZosMwonEPM

London Elektricityの他作品もチェックを!

『Pull the Plug』(1999年)
PULL THE PLUG

『Billion Dollar Gravy』(2003年)
Billion Dollar Gravy

『Power Ballads』(2005年)
Power Ballads

『Live at the Scala』(2006年)
Live at the Scala by London Elektricity

『Yikes!』(2011年)
Yikes

『Are We There Yet?』(2015年)
ARE WE THERE YET (IMPORT)
posted by ez at 14:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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