2017年02月20日

Stephanie Mills『Tantalizingly Hot』

Mtume/Lucas、Ashford & Simpsonプロデュース☆Stephanie Mills『Tantalizingly Hot』
Tantilizingly Hot
発表年:1982年
ez的ジャンル:ブロードウェイ仕込み女性R&B
気分は... :魅惑のハイトーン・ヴォーカル・・・

今回は女性R&BシンガーStephanie Millsの6thアルバム『Tantalizingly Hot』(1982年)です。

N.Y.クイーンズ出身でブロードウェイ・ミュージカルでも活躍した女性R&BシンガーStephanie Millsの紹介は、『Sweet Sensation』(1980年)、『What Cha Gonna Do With My Lovin'』(1979年)に続き3回目となります。

6thアルバム『Tantalizingly Hot』(1982年)は、『What Cha Gonna Do With My Lovin'』(1979年)、『Sweet Sensation』(1980年)、『Stephanie』(1981年)に続く、James Mtume/Reggie Lucasとのタッグ第4弾となります。結果的に本作でMtume/Lucasとのタッグは解消されました。

メイン・プロデュースはMtume/Lucasですが、Nickolas Ashford & Valerie Simpsonも2曲をプロデュースしています。さらにStephanie自身も1曲プロデュースしています。また、Dunn Pearsonがホーン&ストリングス・アレンジで参加しています。

James Mtume(per)、Reggie Lucas(g)以外にもTawatha Agee(back vo)、Hubert Eaves III(key)、Howard King(ds)、Basil Fearington(b)、Edward Moore(g)というMtumeメンバーが勢揃いし、レコーディングに参加しています。

それ以外にもValerie Simpson(p、back vo)、 John Simmons (p、back vo)、Yogi Horton(ds)、Raymond Calhoun(ds)、Kenneth Little(ds)、Francisco Centeno(b)、Marcus Miller(b)、Alvin Moody(b)、William "Doc" Powell(g)、Al McKay(g)、Ted "Pearly" Perlman(g)、Bobby Wooten(key、syn)、Dean Gant(key、syn)、Harry Whitaker(key)、Richard Tee(key)、Bernie Worrell(syn)、Peter Cannarozzi(syn)、Ed Walsh(syn)、Joseph Joubert(syn)等のミュージシャンが参加しています。

また、Nickolas AshfordBrenda WhiteFonzi ThorntonNorma Jean WrightUllanda McCulloughMary JohnsonPeggy BlueJosie Armsteadがバック・ヴォーカルを務めています。

アルバムからは「Last Night」「Keep Away Girls」「You Can't Run From My Love」の3曲がシングル・カットされました。特にMtume/Lucasらしいダンス・クラシック「You Can't Run From My Love」、Ashford & Simpson起用の成果が出たメロウ・ミディアム「Keep Away Girls」の2曲が本作のハイライトだと思います。

それ以外であれば、アーバン・メロウな「Your Love is Always New」、ダンサブルなファンク「True Love Don't Come Easy」あたりも個人的にはオススメです。

Mtume/Lucasとのタッグ4枚の中では一番注目度が低いかもしれませんが、Mtume/Lucas好きであれば十分楽しめる1枚だと思います。


全曲紹介しときやす。

「Last Night」
James Mtume & Reggie Lucas作/プロデュース。アルバムからの1stシングルとして全米R&Bチャート第14位となったファンク・グルーヴ。Mtume/Lucasらしいファンク・サウンドを楽しめるオープニング。
https://www.youtube.com/watch?v=eylurhSLJ-8

「Still Lovin' You」
Dean Gant/Imari Amani作。James Mtume & Reggie Lucasプロデュース。しっとりと歌い上げるラブ・バラード。Stephanieの素直なヴォーカルが栄えるビューティフルな仕上がりです。
https://www.youtube.com/watch?v=BBv_EwbuuFU

「Keep Away Girls」
Nickolas Ashford & Valerie Simpson作/プロデュース。Ashford & Simpson起用の意図がよく分かるメロウ・ミディアム。アルバムからの2ndシングルとして全米R&Bチャート第13位となっています。同じ1982年にリリースされたDonald Fagen「I.G.Y.」あたりと曲調が似ているかもしれませんね。Stephanieの伸びやかヴォーカルが栄えます。Francisco Centenoのブリブリのベースもいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=5FZElGVMijA

Mista Lawnge「Only in the Summer」、KeKe「Duzo Nie Trzeba」のサンプリング・ソースとなっています。
KeKe「Duzo Nie Trzeba」
 https://www.youtube.com/watch?v=qr2LsPeo_QA

「You Can't Run From My Love」
James Mtume & Reggie Lucas作/プロデュース。アルバムからの3rdシングルにもなりました。今日的にはこのダンサブルなファンク・チューンがハイライトなのでは?Mtume/Lucas好きならば、文句なしに気に入るであろうダンス・クラシックだと思います。僕も一番のお気に入りです。
https://www.youtube.com/watch?v=uf3yNCdPwvQ

Moonraker「Just By」、Ledge「Together」、Sean Biddle「You Can't Run From My Love」のサンプリング・ソースとなっています。

「True Love Don't Come Easy」
Edward Moore/James Balton作。James Mtume & Reggie Lucasプロデュース。「You Can't Run From My Love」、「Last Night」のせいで隠れがちですが、コレもMtume/Lucasらしさを楽しめるダンサブルなファンク・チューンです。Dunn Pearsonのアレンジもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=4vAqPDxwFsM

「'Ole Love」
Joey Mills/V. Eaglyn作。Stephanie Millsプロデュース。オトナのラブ・バラードをムードたっぷりに歌い上げます。哀愁のスパニッシュ・テイストもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=ysqMTz1h2As

Sean Boog「Standing O」のサンプリング・ソースとなっています。
Sean Boog「Standing O」
https://www.youtube.com/watch?v=BwYAQnU0PwQ

「Your Love is Always New」
Jim Andron/Mark Winkler作。James Mtume & Reggie Lucasプロデュース。個人的には「You Can't Run From My Love」に次いで好きなのがこのアーバン・メロウ。Stephanieのキュートな歌声が胸キュン度を高めてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=FPamkvFxQfE

「I Can't Give Back the Love I Feel For You」
Brian Holland/Nickolas Ashford/Valerie Simpson作。Nickolas Ashford & Valerie Simpsonプロデュース。Rita Wrightのカヴァーです。感動的にバラードを歌い上げる前半から一転して、アップテンポの中盤以降へ・・・ミュージカル仕込みのStephanieのヴォーカルの素晴らしさを実感しながら、ドラマチックに幕を閉じます。
https://www.youtube.com/watch?v=BlSULsUl8As

再発CDには「Wailin'」「You Can't Run From My Love (12" Remix)」の2曲がボーナス・トラックとして追加収録されています。特に後者は嬉しいですね。

Stephanie Millsの他作品もチェックを!

『For the First Time』(1975年)
Stephanie Mills/For The First Time

『What Cha Gonna Do With My Lovin'』(1979年)
ホワッチャ・ゴナ・ドゥ・ウィズ・ラヴィン

『Sweet Sensation』(1980年)
スウィート・センセーション

『Stephanie』(1981年)
ステファニー

『Merciless』(1983年)
Merciless ~ Expanded Edition + Bonus Tracks [from UK]

『I've Got the Cure』(1984年)
I've Got The Cure ~ Expanded Edition [from UK]

『Stephanie Mills』(1985年)
Stephanie Mills

『If I Were Your Woman』(1987年)
If I Were Your Woman

『Home』(1989年)
Home

『Something Real』(1992年)
Something Real

『Personal Inspirations』(1994年)
Personal Inspiration
posted by ez at 00:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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