2017年05月23日

Groove U『Tender Love』

90年代男性R&Bグループの佳作☆Groove U『Tender Love』
Tender Love
発表年:1994年
ez的ジャンル:実力派男性R&Bグループ
気分は... :ファンタスティック乾!

今回は90年代男性R&Bグループ作品からGroove U『Tender Love』(1994年)です。

Groove UTerron MitchellDarren MosleyOrick SidneyJoe Halliburtonの4名により、テキサス州ヒューストンで結成された男性R&Bグループ。

商業的には成功を収めることはできませんでしたが、唯一のアルバムである『Tender Love』(1994年)は、某R&Bディスクガイドにも掲載された再評価の高い1枚です。

プロデューサーとしてMikki BleuThe Characters(Charles Farrar/Troy Taylor)Chad ElliottBuff Loveが起用され、それぞれいい仕事ぶりを見せています。アルバムとしての統一感は欠けますが、ざまざまなタイプの曲に対応し、素晴らしいヴォーカルワークを披露するグループの実力によって魅力的なR&B作品に仕上がっています。

Mikki Bleuプロデュースの「Say U Love Me」「Tender Love」、The Charactersプロデュースの「(Seek And You'll Find) The Kinda Right Baby」「Call And I'll Answer」、Buff Loveプロデュースの「Looking For Love (In All The Wrong Places)」あたりが僕のオススメです。

R&Bシーンの中に埋もれてしまったアルバムですが、ぜひチェックしてみてください。

全曲紹介しときやす。

「(Seek And You'll Find) The Kinda Right Baby」
The Charactersプロデュース。シングルにもなったオープニング。ニュー・クラシック・ソウル調のグルーヴ感がいいですね。Tony! Toni! Tone好きの人であれば気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=IiPv2GA2Vtc

「Old Becomes New」
The Charactersプロデュース。この曲もシングル・カットされたバラード。哀愁バラードを素敵なヴォーカルワークで聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=x4i7lrAarN0

「Can I Make It Up To You」
Chad Elliottプロデュース。NJS調の哀愁ミディアム・グルーヴに仕上がっています。

「Call And I'll Answer」
The Charactersプロデュース。ソングライティングには後の人気男性R&BシンガーCarl Thomasの名もクレジットされています。ヴォーカルワークが栄えるダンサブルなR&Bグルーヴです。

「Tender Love」
Mikki Bleuプロデュース。タイトル曲はアコースティックな質感のあるクワイエット・ストームなビューティフル・バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=wVYLf5rqdpc

「Looking For Love (In All The Wrong Places)」
Buff Loveプロデュース。オーセンティックなバラードで勝負!このグループのヴォーカルワークの素晴らしさを存分に実感できます。

「Groove With You」
Mikki Bleuプロデュース。セクシー・モードのダンサブル・チューン。打ち込みモード全開のサウンドは好き/嫌いが分かれるかもしれませんが、なかなかキャッチーな仕上がりだと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=YYwt5AikRxE

「Oh-oh Uhh Oh」
Buff Loveプロデュース。曲は悪くないのですが、これは打ち込みサウンドが裏目に出ているような気がします。
https://www.youtube.com/watch?v=67HjrJLzJSE

「Say U Love Me」
Mikki Bleuプロデュース。Mikki Bleuのセンスとグループのヴォーカルワークが見事に噛み合った絶品ミディアム・スロウ。何度もリピートしたくなります。
https://www.youtube.com/watch?v=7WtADTaRtfQ

「Hoochie」
Buff Loveプロデュース。この時代らしい甘く妖しい雰囲気の漂うダンサブル・チューン。ラップ・パートもあります。Kool & The Gang「Kool's Back Again」ネタ。
https://www.youtube.com/watch?v=cM5WyX9cP5M

「Don't Let It Slip Away」
Chad Elliottプロデュース。ラストはNJSなアップ・チューンで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=45QR50Qg-Fs

昨日は乾、本田、久保とサッカーの日本人選手が活躍しましたね。
特に、バルサ相手にカンプノウで2得点を決めた乾は素晴らしかったですね。
TVのライブ中継を観ていましたが、(失礼ですが)予想外の大活躍に興奮して眠れませんでした。
そろそろ乾の代表復帰があってもいいのでは?
posted by ez at 03:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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