2017年08月21日

T-Connection『T-Connection』

ダンス・クラシック「At Midnight」、「Saturday Night」収録☆T-Connection『T-Connection』
T-コネクション
発表年:1978年
ez的ジャンル:T.K.系ファンク/ディスコ
気分は... :ホットマン!

今回はバハマ、ナッソー出身のファンク・バンドT-Connectionの3rdアルバム『T-Connection』(1978年)です。

T-Connectionは、リーダーのTheophilus Coakleyを中心に、西インド諸島のバハマ、ナッソーで1975年に結成されたファンク・バンド。

その後USマイアミへ渡り、 T.K. Productions傘下のDashとの契約に成功し、1976年シングル「Disco Magic」でデビュー。1977年には1stアルバム『Magic』をリリースしています。

その後、80年代前半までにDashで3枚、Capitolで4枚のアルバムをリリースしています。その間、「Do What You Wanna Do」(1977年)、「On Fire」(1977年)、「Let Yourself Go」(1978年)、「At Midnight」(1979年)、「Saturday Night」(1979年)、「Everything Is Cool」(1981年)といったダンス・ヒットを放っています。

バハマ、ナッソー出身のファンキー・サウンドで真っ先に思う浮かぶのはThe Beginning Of The Endですが、その先輩バンドの後を追ったのがT-Connectionといったところでしょうか。

3rdアルバムとなる本作『T-Connection』(1978年)におけるメンバーは、Theophilus Coakley(vo、key、g、per)、Kurt Coakley(b、back vo)、Berkley Van Byrd(b、back vo)、Monty Brown(g、back vo)、Tony Flowers(ds、back vo)、David Mackey(g、back vo)という6名。

本作からは「At Midnight」「Saturday Night」といったダンス・ヒットが生まれています。

アルバム前半4曲が粘度の高いファンク、後半3曲がディスコ、ラストがメロウ・ミディアムという構成です。軽快なギター・カッティングとシンセ・サウンドが飛び交います。

前述のシングル2曲がハイライトですが、ファンクな「Coming Back For More」「Funky Lady」、メロウ・ミディアム「Love Supreme」あたりもオススメです。

パーティー・モードにフィットするファンク/ディスコ・アルバムだと思います。

楽曲はすべてメンバーらのオリジナルです。 

全曲紹介しときやす。

「Funkannection」
オープニングはP-Funk調ですが、爽快なギター・カッティングがあるので、粘度があるのにメロウな香りもします。
https://www.youtube.com/watch?v=P7T0shdtL44

「Coming Back For More」
コレかなり好きです。Theophilus Coakleyの派手めのシンセ・サウンドが牽引するキャッチーなミディアム・ファンク。
https://www.youtube.com/watch?v=sJfTVGrrO5U

「Funky Lady」
ファンク・バンドとしての魅力が伝わってくる重量ファンク。ゴリゴリした中でもキャッチーな魅力があるのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=sAtMaDKHtWY

「Don't Stop The Music」
軽快なノリのファンク・チューン。正にDon't Stop The Music!といった感じのパーティー・ファンクです。
https://www.youtube.com/watch?v=opeJ2HJzEXI

「Saturday Night」
前述のようにシングルにもなった夜遊びモードのディスコ・チューン。軽快なギター・カッティングがグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=DYP8ubfjmGU

「At Midnight」
アルバムのハイライトと呼べるガラージ・クラシック。シングルにもなっています。「Saturday Night」とセットで聴くと最強です!中盤のパーカッション・ブレイクもグッド!ダンス系の楽曲のサンプリング・ソースとしても人気です。
https://www.youtube.com/watch?v=6_BWlbG6dZo

「Midnight Train」
哀愁モードの都会的ディスコ・チューン。日本人には♪Choo choo train♪のフレーズが耳に残ります。
https://www.youtube.com/watch?v=yhNcDHJFLkk

「Love Supreme」
ラストは素敵なメロウ・ミディアムでロマンティックに締め括ってくれます。DJ Clue feat. Jermaine Dupri & R.O.C.「Bitch Be a Ho」のサンプリング・ソースとなっています。
https://www.youtube.com/watch?v=PN-4Hh_aYFE

T-Connectionの他作品もチェックを!

『Magic』(1977年)
Magic

『On Fire』(1977年)
On Fire (CD-R)

『Totally Connected』(1979年)
トータリー・コネクテッド

『Everything Is Cool』(1981年)
Everything Is Cool

『Pure and Natural』(1982年)
Pure and Natural

『The Game of Life』(1983年)
The Game of Life

『Take It to the Limit』(1984年)
Take It to the Limit
posted by ez at 02:50| Comment(2) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めて聞いてグッときてプロフィールわからずにこちらに来ていろいろわかりました。
ありがとうございました。
Posted by Osamu at 2022年07月03日 20:35
☆Osamuさん

ありがとうございます。
お役に立てたなら幸いです。
Posted by ez at 2022年07月04日 09:12
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