2017年12月23日

Virtue『Virtue』

素敵な女性コンテンポラリー・ゴスペル☆Virtue『Virtue』
Virtue
発表年:1997年
ez的ジャンル:コンテンポラリー・ゴスペル系女性コーラス・グループ
気分は... :聖なる夜はゴスペルを!

クリスマスが近づくとゴスペル系の作品が聴きたくなりますね。

今回は90年代女性ゴスペル・ヴォーカル・グループ作品からVirtue『Virtue』(1997年)です。

Virtueは1994年に結成された女性ゴスペル・ヴォーカル・グループ。1stアルバムとなる本作『Virtue』におけるメンバーは、Karima Trotter(旧姓)とEbony Trotter(旧姓)のTrotter姉妹、Negelle SumterShavonne Sampsonの4名。

その後、メンバー・チェンジしながらも、『Get Ready』(1999年)、『Virtuosity』(2001年)、『Free』(2003年)、『Testimony』(2006年)、『Testimony Reloaded』(2015年)、『Fearless』(2016年)といったアルバムをリリースし、現在に至っています。

現メンバーはEbony HollandKarima Kibble姉妹とHeather Martinという3名。

さて、1stアルバムとなる本作『Virtue』(1997年)ですが、BrownstoneJadeあたりの90年代女性R&Bグループがお好きな人であれば、気に入るであろう素敵なコンテンポラリー・ゴスペル作品に仕上がっています。

メイン・プロデュースは実力派ゴスペル・グループCommissionedのメンバーMitchell Jones。それ以外に人気ゴスペル・グループTake 6Joey KibbleMark Kibble等もプロデュースを務めています。ちなみに、本作リリース後にJoey KibbleとKarimaは結婚しています。

また、ヴォーカル・アレンジにはDawkins & DawkinsEric DawkinsやCommissionedのメンバーであるMontrell Darrettの名もクレジットされています。

R&B感覚の「Take It By Force」「Let The Redeemed」「Your Love Lifted Me」、素晴らしいヴォーカル・ワークを満喫できる「Greatest Part Of Me」「Quiet Times」「I Must Tell Jesus」あたりが僕のオススメです。

R&Bファンも楽しめる素敵なコンテンポラリー・ゴスペルをぜひ!

全曲紹介しときやす。

「Let The Redeemed」
オススメその1。このオープニングを聴けば、90年代女性R&Bグループ好きが楽しめる1枚であることが一発でわかると思います。Eric Dawkinsのヴォーカル・アレンジを手掛けた美メロのミディアム・グルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=vlYtROVfhaI

「Your Love Lifted Me」
オススメその2。ア・カペラでスタートするダンサブルなメロウ・グルーヴ。90年代女性R&Bならではの魅力が詰まっています。
https://www.youtube.com/watch?v=-9T7ryr9ro4

「So Good To Know」
ヴォーカル・アレンジが冴える爽快ミディアム・グルーヴ。透明感のあるヴォーカル・ワークで魅了します。
https://www.youtube.com/watch?v=Bqa-ugUr8ws

「Greatest Part Of Me」
オススメその3。コンテンポラリー・ゴスペルらしい慈愛に満ちたビューティフル・ソング。聴いているだけで大きな愛に包まれている気分になります。
https://www.youtube.com/watch?v=BskeOgUvQqs

「Quiet Times」
オススメその4。素敵なコーラスに魅了されるビューティフル・バラード。ゴスペル・グループAndrae Crouch & The Disciplesのカヴァーです。
https://www.youtube.com/watch?v=uvvIxsHwxxM

「Lord You Are Worthy (Interlude)」
ゴスペル・グループらしい小曲。

「Take It By Force」
オススメその5。これは完全にR&Bモード。ヴォコーダーを駆使したダンサブル・チューン。僕の一番のお気に入り!このグループの艶やかな魅力に触れることができます。
https://www.youtube.com/watch?v=dn7LG38Ie2g

「Through Your Name」
コンテンポラリー・ゴスペルらしい歌力を感じるミディアム・バラード。ゴスペルらしいダイナミックなヴォーカル・ワークを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=4jWI_pIYZyg

「I Must Tell Jesus」
オススメその6。神の慈愛が聴く者を優しく包み込みます。クリスマス・モードにもフィットするのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=z4IR4igCvbg

「Cry No More」
Paul Jackson, Jr.がギターで参加。彼のギターをバックに、しっとりとバラードを歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=0jZ4UP6D7u0

「Be With You」
ラストは美メロのビューティフル・バラードで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=0jZ4UP6D7u0

Virtueの他作品もチェックを!

『Get Ready』(1999年)
GET READY

『Virtuosity』(2001年)
Virtuosity

『Free』(2003年)
Free

『Testimony』(2006年)
Testimony

『Testimony Reloaded』(2015年)
Testimony Reloaded

『Fearless』(2016年)
Fearless
posted by ez at 00:25| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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