2018年02月01日

Ray Barretto『Que Viva La Musica』


『Our Latin Things』のオープニングを飾った名曲「Cocinando」収録☆Ray Barretto『Que Viva La Musica』
Que Viva La Musica
発表年:1972年
ez的ジャンル:Fania系N.Y.ラテン/サルサ
気分は... :雪の日に灼熱のラテン/サルサ!

今夜も雪ですかね。これから外出するので少し不安が・・・
寒い日ですが、灼熱のラテンが聴きたい気分です。

今回はN.Y.ラテン/サルサからRay Barretto『Que Viva La Musica』(1972年)です。

ラテン・グルーヴの帝王"ハード・ハンズ"Ray Barrettoについて、これまで当ブログで紹介したのは以下の5枚。

 『Senor 007』(1965年)
 『Acid』(1968年)
 『The Message』(1972年)
 『Can You Feel It』(1978年)
 『La Cuna』(1981年)

本作『Que Viva La Musica』(1972年)は、N.Y.ラテン/サルサの絶頂期にFaniaからリリースされたアルバムであり、ハード・ドライヴィング・サルサな魅力を持った評価の高い1枚です。

レコーディング・メンバーはRay Barretto(congas、per)、Luis Cruz(p、el-p)、Roberto Rodriguez(tp)、Rene Lopez(tp)、Joseph Roman(tp)、Orestes Vilato(timbales、caja)、John Rodriguez(bongos、congas)、David Perez(b)、Adalberto Santiago(vo、guiro)。

プロデュースはRay Barretto自身。アレンジはRay BarrettoとLuis Cruz。

本作が人気作である要因の1つは、N.Y.サルサの伝説的な音楽ドキュメンタリー映画『Our Latin Things』のオープニングを飾った名曲「Cocinando」の収録だと思います。

『Our Latin Things』オープニング
https://www.youtube.com/watch?v=N3D-XwcsD8o

「Cocinando」以外にも「Que Viva La Musica」「La Pelota」「El Tiempo Lo Dira」「Alafia Cumaye」といったFaniaらしいN.Y.ラテン/サルサを満喫できる曲が収録されています。

まずはハイライト「Cocinando」を聴いてみてください。この1曲だけでも価値のあるアルバムだと思います。

全曲紹介しときやす。

「Que Viva La Musica」
Roberto Rodriguez作。打楽器を強調したグァグァンコー調のタイトル曲。コンガを通してラテン音楽の魅力を伝えてくれます。伝統にリスペクトしつつ、当時のN.Y.ラテン・フィーリングにアップデートされている感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Md4p-Du7Zhg

「Bruca Manigua」
偉大なキューバ人ミュージシャンArsenio Rodriguezの名曲をカヴァー。ノスタルジックにスタートしますが、ラテンらしい華やかな雰囲気の中で少し表情を変えていく感じがいいですね。ラテン作品ならでの色気のある男性ヴォーカル&コーラスがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=f3AaXgGGUN4

「La Pelota」
Ray Barretto作。僕好みのパーカッシヴ&エキサイティングなN.Y.ラテンを満喫できる1曲。聴いているだけでアドレナリンが分泌しそうなアッパー感がいいですね。鮮やかなホーン・アンサンブルにも魅了されます。
https://www.youtube.com/watch?v=wekrRBwA9DA

「El Tiempo Lo Dira」
Roberto Rodriguez作。開放的なラテン・リズムをバックに、Adalberto Santiagoのヴォーカルの魅力を実感できる1曲。作者Roberto Rodriguezのトランペットも快調です。
https://www.youtube.com/watch?v=SojQcSmt7nQ

「Cocinando」
Ray Barretto作。前述のように本作のハイライトであり、映画『Our Latin Things』のオープニングを飾った曲です。映画でもそうでしたが、このイントロを聴いただけでワクワク感がありますね。覚醒的なLuis Cruzのエレピの音色が新時代のN.Y.ラテンを感じさせます。主役Rayの"ハード・ハンズ"なコンガは勿論、ティンバレス、ボンゴとラテン・パーカッションの魅力を存分に堪能できます。10分超の長尺ですが、思わず何度もリピートしたくなってしまう名曲だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=6Z0HaqXS3Bs

「Triunfo El Amor」
Tony Fuentes作。Adalberto Santiagoがムーディーに歌い上げるボレロ。
https://www.youtube.com/watch?v=VhURfsVQIno

「Alafia Cumaye」
Tite Curet Alonso作。ラストはハード・ドライヴィング・サルサで格好良く締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=LA7_u9j4aoc

Ray Barrettoの過去記事もご参照ください。

『Senor 007』(1965年)
Senor 007

『Acid』(1968年)
Acid

『The Message』(1972年)
The Message

『Can You Feel It』(1978年)
キャン・ユー・フィール・イット

『La Cuna』(1981年)
ラ・クーナ
posted by ez at 13:40| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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