2018年02月12日

Lenny Williams『Choosing You』

ガラージ・クラシック「Choosing You」収録☆Lenny Williams『Choosing You』
CHOOSING YOU: EXPANDED EDITION
発表年:1977年
ez的ジャンル:元Tower Of Power系アーバン・ソウル
気分は... :祝日モードの音!

Tower Of Powerのリード・シンガーLenny Williams『Choosing You』(1977年)です。

ベイエリアの人気ファンク・グループTower Of Powerの絶頂期を支えたリード・シンガーLenny Williamsの紹介は、1stソロ・アルバム『Pray For The Lion』(1974年)に続き2回目となります。

本作『Choosing You』(1977年)は、『Pray For The Lion』(1974年)、『Rise Sleeping Beauty』(1975年)に続くソロ第3弾アルバムとなります。

プロデュースはFrank Wilson

レコーディングにはGreg Adams(tp)、Mic Gillette(tp、tb)、Lenny Pickett(ts、as)、Emilio Castillo(as)、Steve Kupka(bs)という古巣Tower Of Powerのホーン・セクションをはじめ、James Gadsen(ds)、Ollie Brown(ds)、James Jamerson(b)、Nathan Watts(b)、Willie Weeks(b)、Ray Parker, Jr.(g)、SpaceArkKenny Chavis(g)、Sonny Burke(key)、Gregory Phillinganes(key)、Neil Larsen(key)等の腕利きミュージシャンが参加しています。

ハイライトとなるのはガラージ・クラシックとしても知られる「Choosing You」ですね。

僕の一番のお気に入りはフリーソウルなメロウ・グルーヴ「Look Up With Your Mind」。それ以外に、ディスコ調の「Riding The High Wire」、軽やかなシャッフル「Shoo Doo Fu Fu Ooh!」、アーバン・ファンク「Please Don't Tempt Me」あたりもおススメです。バラードならば、「Problem Solver」ですかね。

西海岸のアーバン・フィーリングが心地好い1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Shoo Doo Fu Fu Ooh!」
Bernard Thompson/Lenny Williams作。シングル・カットもされた軽やかなシャッフル・ミディアム・グルーヴ。聴いているだけで開放的な気分になれるオープニングです。TOPホーン隊が盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=eJl1f9T9hXA

「Look Up With Your Mind」
Frank Wilson/Judy Wieder作。この曲もシングルになりました。フリーソウル好きが気に入りそうなメロウ・グルーヴ。僕の一番のお気に入りです。
https://www.youtube.com/watch?v=YGfYmm5E_dA

「Choosing You」
Lenny Williams作。今日的にはガラージ・クラシックとしても知られる本曲が本作のハイライトかもしれませんね。シングルにもなりました。国内盤ライナーノーツにも書いてありますが、The Isley Brothersっぽいですね。当時のIsleysをアーバンにすると、こんな感じになるのでは?Ernie Isleyばりのギター・ソロはRay Parker, Jr.です。
https://www.youtube.com/watch?v=vDunbeWjSi8

「Riding The High Wire」
Frank Wilson/John Footman/Judy Wieder作。ディスコ調のダンサブル・チューン。華やかなストリングス・アレンジで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=eaw8_nM1HgI

Willie the Kid & Lee Bannon「Bath Water Running」のサンプリング・ソースとなっています。
Willie the Kid & Lee Bannon「Bath Water Running」
 https://www.youtube.com/watch?v=99I-AeWIF4s

「Please Don't Tempt Me」
Art Posey/Frank Wilson/Josef Powell作。ジャケットの雰囲気を音に反映したようなアーバン・ファンク。重心の低いグルーヴでグイグイくる感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=OBovQ4cDUmo

「I've Been Away For Too Long」
Art Posey/Josef Powell作。しっとり歌い上げるバラード。ヴォーカリストとしての本領を発揮してくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=QbzkwLWK-Ps

Kool G Rap feat. Haylie Duff「On the Rise Again」のサンプリング・ソースとなっています。
Kool G Rap feat. Haylie Duff「On the Rise Again」
 https://www.youtube.com/watch?v=unOMLdiErBo

「Trust In Me」
Frank Wilson/John Footman/Terri McFaddin作。この曲もバラード。美しいピアノ&ストリングスをバックに切々と歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=hVUb3QN6UU4

「Problem Solver」
David Stallings/Lenny Williams作。1stソロ『Pray For The Lion』(1974年)に収録されていたジェントル・バラードの再演。『Pray For The Lion』ヴァージョンも大好きでしたが、アーバン・メロウ風味の本ヴァージョンもグッド!
https://www.youtube.com/watch?v=zHeNrAN91Rg

ご興味がある方は他のLenny Williams作品もチェックを!

『Pray For The Lion』(1975年)
Pray for the Lion by Wounded Bird Records 【並行輸入品】

『Spark of Love』(1978年)
Spark of Love: Expanded Edition

『Layin' In Wait』(1989年)
Layin' In Wait

『Here's To The Lady』(1996年)
Here's to the Lady

『Love Therapy』(2000年)
Love Therapy

『My Way』(2004年)
My Way

『It Must Be Love』(2007年)
It Must Be Love

『Unfinished Business』(2009年)
Unfinished Business

『Still In The Game』(2012年)
Still in the Game by Music Access Inc. 【並行輸入品】
posted by ez at 00:04| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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