発表年:1980年
ez的ジャンル:イタロ系NYディスコ/ファンク
気分は... :あともう一歩...
へこみモードから少し立ち直り気味。
通常モードまであともう一歩というカンジでしょうか。
こんな時にはB級ディスコ・サウンドで一度頭の中を空っぽにしてしまおう!
ということで今日は80年代によく聴いたディスコ/ファンクグループChangeの紹介です。
Changeは元々はイタリア人プロデューサーJacques Fred PetrusとMauro Malavasi
中心となって結成したユニット。その後メンバーチェンジを交えて1980年代に6枚のアルバムを発表していマス。
僕が持っているのは1st『The Glow Of Love』(1980年)、2nd『Miracles』(1981年)、5th『Change Of Heart』(1984年)、6th『Turn On Your Radio』(1985年)の4枚。
個人的には、Luther Vandrossも参加したタイトル曲が有名な『The Glow Of Love』、ダンスクラシック「Paradise」収録の『Miracles』、Jam & Lewisがプロデュースした『Change Of Heart』の3枚がオススメです。
その3枚の中から今回は『The Glow Of Love』(1980年)をセレクト。
僕がこのLPを購入したのは大学生の時だったと思いマス。
当時、ブラコンにハマりこのあたりのB級グループのレコードを好んで聴いていたなぁ。
多くの人は無名時代のLuther Vandross参加という点に惹かれて本作を購入していたと思いますが、僕は全然気付かず購入後にクレジットを見たらLutherの名を見つけ、コレがあのLuther Vandrossね!と思った記憶がありマス。恥ずかしながら、コレが僕のLuther初体験でした。さらに、Joclyn Shawの名でJoclyn Brownが参加しています。
まぁ、LutherやJoclynのボーカルも聴きどころであるのは間違いありませんが、全体として80年代らしいNYディスコ・サウンドを堪能できるアルバムとなっていマス。Chicあたりが好きな人は気に入る1枚だと思いマス。
全曲紹介しときやす。
「A Lover's Holiday」
ディスコ・ヒットしたゴキゲンなオープニング。個人的にはアルバムで一番好きな曲。聴いているだけでウキウキ気分になるダンス・チューンです。Joclyn Brownがリード・ヴォーカル。Naughty by Nature「Holiday」ネタ。
「It's a Girl's Affair」
「Angel in My Pocket」
Joclyn Brownの女性ボーカルをフィーチャーした軽快なダンス・ナンバー2曲。Chicあたりと一緒に聴くとピッタリなカンジですね。
「The Glow of Love」
タイトル曲はLuther Vandrossがリード・ヴォーカルのダンス・クラシック。哀愁漂うLutherのボーカルとクールなダンス・サウンドが実にマッチしていますね。確かに名曲ですね。
http://www.youtube.com/watch?v=iZpySe5RMpo
Janet Jackson「All For You」、AZ「Just Because」、Black Sheep「Strobelite Honey」、Billy Lawrence「Up & Down」、Aretha Franklin「Here We Go Again」等サンプリング・ネタとしても有名ですね。
「Searching」
この曲にもLuther Vandrossがリード・ヴォーカルです。典型的なブラコン・サウンドですね。僕の持っているCDにはParkside Remixというリミックスが収録されていますが、かなりいいカンジのガラージに仕上がっていマス。
「The End」
テクノ風味のインスト・ナンバー。この曲はご愛嬌ですね。
Jam & Lewis好きの方は、『Change Of Heart』も必聴だと思いますよ。
ありがとうございます。
レコード〜CDと長年このアルバムを聴いてきましたが、Jocelyn Brownが歌っていたなんて全然知りませんでした。そう言われると、あのダイナマイト・ボーカルはJocelynですね。勉強になりました。ありがとうございます。
ただ、参加ミュージシャンについて詳しく知らないと盤の魅力が半減するというのはどうなんですかね?音楽って知識で聴くもんじゃないから、もっと単純に楽しめばいいのでは?