2018年10月22日

Funky Poets『True To Life』

90年代男性R&Bグループの隠れた逸品☆Funky Poets『True To Life』
True to Life
発表年:1993年
ez的ジャンル:90年代男性R&Bグループ
気分は... :哲学は武器になる?

今回は90年代男性R&Bグループ作品からFunky Poets『True To Life』(1993年)です。

Funky Poetsは、Ray-Ray FrazierPaul FrazierChristian JordanGene Johnson Asheの4人組。

グループ唯一のアルバムが『True To Life』(1993年)です。

メイン・プロデュースはDavid DarlingtonFunky Poets

それ以外に、Masters At WorkおよびNuyorican SoulといったLouie Vegaとのコンビでお馴染みのKenny "Dope" GonzalezThe SystemMic MurphyGreg Smithがプロデュースを手掛けています。

90年代前半らしいダンサブル・チューンの「Born In The Ghetto」「1975」「It Doesn't Have To Be This Way」、絶品バラードの「Lessons Learned」「Can You Feel The Love」、Hip-Hop調トラックがハマっている「Set It Off」「We As A People」あたりが僕のおススメです。

毎度書きますが、どんなに良い作品をリリースしても埋もれてしまうのが、90年代R&Bですが、本作もアルバム1枚で消えてしまったのが勿体と感じさせる1枚です。

全曲紹介しときやす。

「Born In The Ghetto」
David Darlington/Funky Poetsプロデュース。さらにはC.J. Mackintoshもプロダクションに加わっています。シングルにもなったオープニング。ダンサブルなミディアム・グルーヴ。ダンサブルながらもメロディアスなのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=KALx7CsY5-8

「1975」
Kenny "Dope" Gonzalezプロデュース。シングル向けのキャッチーなダンサブル・チューン。テナーとバリトンのツイン・リードがいい感じです。90年代好きの人であれば気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=fVLWBGYq8oU

「Lessons Learned」
David Darlington/Funky Poetsプロデュース。個人的には一番のお気に入り。シングルでもなった至極のバラード。ファルセット・ヴォーカルが映えるスウィートな雰囲気がサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=iQ626s2uyss

「It Doesn't Have To Be This Way」
Greg Smith/Funky Poetsプロデュース。NJSなダンサブル・チューン。90年代前半の男性R&Bグループらしい格好良さが詰まっています。
https://www.youtube.com/watch?v=4_liBGKR-UE

「Never Say Never」
David Darlington/Funky Poetsプロデュース。コーラスワークを駆使したスロウ。勢いだけではない実力を伴ったグループであることを実感できます。
https://www.youtube.com/watch?v=8rOApUzurK8

「Set It Off」
David Darlington/Funky Poetsプロデュース。それまでから一転して、ファンクネスの効いたHip-Hop調トラックで楽しませてくれます。

「We As A People」
David Darlington/Funky Poetsプロデュース。メロウなHip-Hop調トラックとスウィートなコーラス・ワークが調和したミディアム・グルーヴ。

「Can You Feel The Love」
The Systemの Mic Murphyプロデュース。「Lessons Learned」に劣らないラブ・バラード。胸にグッとくる感じがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=AASiwXQjFog

「When Will We Learn」
David Darlington/Funky Poetsプロデュース。男性ヴォーカル・グループらしいヴォーカル・ワークを楽しめるミディアム・グルーヴ。

「How Can You Leave Me Now」
David Darlington/Paul Frazierプロデュース。疑似ライヴ仕立てのバラード。オーセンティックですが、各メンバーのヴォーカルを楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=qTuw6Mer4jc

「I Only Have Eyes For You」
David Darlington/Funky Poetsプロデュース。ラストはThe Flamingos等でお馴染みの名バラードをカヴァー(Harry Warren/Al Dubin作)。ア・カペラに近い感じで聴かせるあたりに、グループのプライドが窺えます。
https://www.youtube.com/watch?v=WtC64ndn4_s

この週末は哲学本を読み漁っていました。
しばらくハマりそうです。
posted by ez at 00:28| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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