2018年12月03日

Quantic『Apricot Morning』

初期Quanticの魅力が詰まった1枚☆Quantic『Apricot Morning』
Apricot Morning (TRUCD034)
発表年:2002年
ez的ジャンル:UKブレイクビーツ/クロスオーヴァー
気分は... :アプリコットな朝のイメージは・・・

UK出身のDJ/ミュージシャン/プロデューサーQuanticの2ndアルバム『Apricot Morning』(2002年)です。

QuanticことWill Hollandに関して、これまで当ブログで紹介した作品は以下の9枚。

 The Quantic Soul Orchestra『Stampede』(2003年)
 The Quantic Soul Orchestra『Pushin On』(2005年)
 Quantic Presenta Flowering Inferno『Death Of The Revolution』(2008年)
 Quantic & Alice Russell With The Combo Barbaro『Look Around The Corner』(2012年)
 Quantic『Magnetica』(2014年)
 Quantic Presents The Western Transient『A New Constellation』(2015年)
 Quantic Presenta Flowering Inferno『1000 Watts』(2016年)
 Ondatropica『Baile Bucanero』(2017年)
 Quantic & Nidia Gongora『Curao』(2017年)

本作『Apricot Morning』(2002年)は、Quantic名義の2ndアルバムとなります。勿論、Tru Thoughtsからのリリースです。

初期作品ですが、ジャズ、アフロ、ラテン、ファンク、Hip-Hop等を融合させた完成度の高いブレイクビーツ/クロスオーヴァー・サウンドを満喫できます。

アルバムにはQuantic作品でお馴染みの女性ヴォーカリストAlice Russell、ブリストル出身のHip-HopユニットAspects等がフィーチャーされています。

ヒップなブレイクビーツなタイトル曲「Apricot Morning」、Aspectsをフィーチャーした先行シングル「Primate Boogaloo」、アフロビート調の「Brand New Watusi」Alice Russellをフィーチャーした「Sweet Calling」「Search the Heavens」、ダンシング・ジャズな「Not So Blue」あたりがおススメです。

初期Quanticの魅力が詰まった1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Apricot Morning」
タイトル曲は初期Quanticの格好良さを象徴するヒップなブレイクビーツ。クロスオーヴァーなダンサブル・サウンドを満喫しましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=uN5RMS_v4IU

「Transatlantic」
スウィンギーなジャズ・フィーリングでアクセントをつけたブレイクビーツ。確信犯的なQuanticの仕事ぶりに思わずニンマリしてしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=Qey4w6sXVTY

「Brand New Watusi」
EQをフィーチャー。アフロビート調の僕好みのブレイクビーツ。アッパーな覚醒的ビートに脳内が侵食されていきます。
https://www.youtube.com/watch?v=CCi3gLuGLtw

「Search the Heavens」
Alice Russellをフィーチャー。メロウ・ギターの効いたパーカッシヴなダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=2u-OaJeAoWo

「Wider than the Sky」
ウッドベースを効かせたジャズ・フィーリングの仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=vEoM2MbBgEc

「Primate Boogaloo」
Aspectsをフィーチャー。アルバムからの先行シングル。パーカッシヴなリズムに、Aspectsのラップが絡むダンサブルなHip-Hopチューン。Quanticの持つジャズ/ラテン・フィーリングとHip-Hopを融合させた初期Quanticならではの1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=RhQuUFdHZjA

「Blackstone Rock」
ブラジル/ラテン・フィーリングのダンサブル・チューン。Quanticの妹Lucy Hollandがサックスで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=LQVlqetRa7s

「Sweet Calling」
Alice Russellをフィーチャー。シングルにもなりました。妖艶なAliceのヴォーカルに魅せられる幻惑モードのダンサブル・チューンに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=O_X3OiOuM-s

「Trouble From The River」
ダークなジャジー・サウンドが印象的です。この曲にも妹Lucy Hollandがサックスで参加しています。
https://www.youtube.com/watch?v=SykX-71o06s

「Not So Blue」
Quantic流のダンシング・ジャズを存分に満喫できる1曲。軽くアフロ・ジャズのエッセンスを効かせているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=r-elf8pyFzw

「Off the Beaten Track」
ラストも格好良いアフロ・ジャズの効いたクロスオーヴァー・チューンで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=JS0s5rUWpV8

Quantic関連の他作品もチェックを!

Quantic『The 5th Exotic』(2001年)
The 5th Exotic

The Quantic Soul Orchestra『Stampede』(2003年)
Stampede

The Limp Twins『Tales From Beyond the Groove 』(2003年)
Tales from Beyond the Groove (TRUCD057)

Quantic『Mishaps Happening』(2004年)
Mishaps Happening

The Quantic Soul Orchestra『Pushin On』(2005年)
Pushin On (TRUCD074)

Quantic『An Announcement to Answer』(2006年)
An Announcement to Answer (TRUCD100)

The Quantic Soul Orchestra with Spanky Wilson『I'm Thankful』(2006年)
I'm Thankful

The Quantic Soul Orchestra『Tropidelico』(2007年)
Tropidelico (TRUCD139)

Quantic Presenta Flowering Inferno『Death Of The Revolution』(2008年)
Death Of The Revolution [日本語解説付き国内盤] (BRTRU163)

Quantic & His Combo Barbaro『Tradition in Transition』(2009年)
Tradition in Transition (TRUCD190)

Quantic Presenta Flowering Inferno『Dog With a Rope』(2010年)
Dog With A Rope [ボーナストラック2曲・日本語解説付き国内盤] (BRC-262)

Quantic & Alice Russell With The Combo Barbaro『Look Around The Corner』(2012年)
Look Around The Corner [解説付 / ボーナストラック2曲収録 / 国内盤] (BRC325)

Ondatropica『Ondatropica』(2012年)
Ondatropica

Quantic『Magnetica』(2014年)
Magnetica [帯解説・ボーナストラック2曲収録 / 国内盤] (BRC415)

Quantic Presents The Western Transient『A New Constellation』(2015年)
A NEW CONSTELLATION [帯解説・ボーナストラック収録] (BRC477)

Quantic Presenta Flowering Inferno『1000 Watts』(2016年)
1000 Watts [帯解説・ボーナストラック4曲収録 / 国内盤CD] (BRC514)

Ondatropica『Baile Bucanero』(2017年)
バイレ・ブカネロ

Quantic & Nidia Gongora『Curao』(2017年)
Curao [帯解説・歌詞対訳 / ボーナストラック1曲収録 / 国内盤] (BRC547)
posted by ez at 00:58| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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