発表年:1991年
ez的ジャンル:NJS系男性R&Bグループ
気分は... :雪が降る前に・・・
90年代NJS作品からThe Concept『T'aint My World』(1991年)です。
マイナーな男性R&Bグループ作品であり、僕も購入自体をすっかり忘れていましたが、自宅のCD棚を整理していたら25年ぶり位に再会。聴いてみたら結構良かったので取り上げることにしました。
The Conceptは、Ray Harold、Greg Hills、William Princeton Wrightの3名による男性R&Bグループ。
Ray Haroldがリード・ヴォーカル、残り2名がプロデュース、サウンド・プロダクション、バック・コーラスを務めています。
グループ唯一のアルバムが本作The Concept『T'aint My World』(1991年)です。
プロデュースはGreg HillsとWilliam Princeton Wright。1曲のみTerence Dover、Paul Beattyがプロデュースしています。
楽曲はすべて彼らのオリジナルです。
シングルにもなったNJS「Homegirl」をはじめ、爽快NJS「Do You Feel My Love」、アッパーな「I Need You」、シンセが揺らめく「Everytime」といったダンサブル・チューンがアルバムの魅力です。
また、「Be My Baby」、「(Gonna) Be The One」といったスロウもかなり僕好み。
マイナー作品で今となっては殆ど取り上げられることがない作品ですが、逆にNJS好き、90年代男性R&Bグループ好きの人にとってはレアな価値のある1枚なのでは?
全曲紹介しときやす。
「Homegirl」
シングルにもなったオープニング。NJS好きにはたまらない爽快グルーヴ。この時代ヴィヴィッドなダンサブル感とキャッチーなコーラスの組み合わせがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=GSoPYl1Ra-s
「Can't Stop Loving You」
スピーディーに駆け抜ける直線的ダンサブル・チューン。Ray Haroldの声質の良さも実感できます。
https://www.youtube.com/watch?v=IVwmAWlxvd8
「I Wanna Be Your Superhero」
この曲のみTerence Dover & Paul Beattyがプロデュース。そのせいか同じダンサブル・チューンでも他の曲と少し異なる印象を受けるかも?
「Everytime」
揺らめくシンセが印象的なダンサブル・チューン。この時代らしいサウンド・プロダクションを楽しみましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=i33DUT8KYVE
「Be My Baby」
美メロのミディアム・バラード。リード・ヴォーカルRay Haroldのセクシーな魅力を満喫できます。
「Do You Feel My Love」
僕の一番のお気に入り。メロディアスな爽快NJS。インディR&Bの底力を見せつけてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=q1mk_MSBJP0
「I Need You」
このアッパー・チューンも大好き!歯切れのいいハネハネ・サウンドが快感です。
https://www.youtube.com/watch?v=86QRTIQYGHk
「Girl Please Don't Leave Me」
疾走感が格好良いNJS。サウンドに負けないRay Haroldの魅力も堪能しましょう。
https://www.youtube.com/watch?v=kV1NaMOGN3o
「(Gonna) Be The One」
ラストは感動的なロマンティック・バラードで締め括ってくれます。これだけスロウに魅力があるならば、あと1、2曲スロウ増やして欲しかった気も・・・
今日は雪予報ですね。
余計な外出はせず、おとなしく家で読書でもして過ごそうっと・・・