2019年02月26日

Marva King『Feels Right』

キュートなアーバン・メロウ/AOR☆Marva King『Feels Right』
フィールズ・ライト(期間生産限定盤)
発表年:1981年
ez的ジャンル:アーバン・メロウ/AOR
気分は... :祭りのあと・・・

個人的に一年で一番大事なイベントを終え、少し脱力状態・・・
こんなときはキュートな女性ヴォーカルで癒されたい・・・

今回は80年代アーバン・メロウ/AOR作品からMarva King『Feels Right』(1981年)です。

Marva Kingはミシガン州出身の女性ソウル・シンガー。

プロデューサーのRichard Perryに見出され、1981年にデビュー・アルバムとなる本作『Feels Right』をリリースします。

さらに『Feels Right』と同じ1981年にスタジオ・ミュージシャンによるユニットMadagascarのメンバーとして、アルバム『Spirit Of The Street』(1981年)をリリースしています。

その後はセッション・シンガーとして活躍する傍ら、Morris Rentie, Jr.とのユニットAnswered Questionsとしてアルバム『Happiness Is....』(1990年)をリリースし、1997年にはPrince殿下率いるThe New Power Generationの一員に加わっています。

2000年代に入ると、再評価の高まりも手伝ったのか、3枚のソロ・アルバムをリリースしています。

本作『Feels Right』(1981年)は、Marvaのキュートなヴォーカルが映えるアーバン・メロウなAOR作品として再評価の高い1枚です。

プロデュースはRichard Perry

レコーディングにはAndrew Gold(g、ds)、Paul Jackson Jr.(g)、Marlo Henderson(g)、Tim May(g)、John Barnes(p、el-p)、Greg Phillinganes(el-p)、Ed Walsh(syn)、James Newton Howard(syn)、Tom Snow(syn)、Freddie Washington(b)、(b)、Scott Edwards(b)、Jeff Porcaro(ds)、Ollie Brown(ds)、Bobbye Hall(per)、Paulinho Da Costa(per)、Don Myrick(ts、as、fl)、Alex Brown(back vo)、Lynne Blythe Davis(back vo)、Maxayn Lewis(back vo)、Maxine Waters(back vo)、Mortonette Jenkins(back vo)、Stephanie Spruill (back vo)、Terry Holcolm(back vo)等のミュージシャンが参加しています。

アーバン・メロウ・グルーヴのタイトル曲「Feels Right」、シングルにもなったメロウ・バラード「Do You Want To Make Love」Kenny LogginsPagesヴァージョンでお馴染みの名曲カヴァー「Who's Right Who's Wrong」、AOR人気曲「Isle Of Castaways」あたりがおススメです。

キュートなアーバン・メロウ作品にKOされてみては?

全曲紹介しときやす。

「Feels Right」
タイトル曲はフリーソウル好きが気に入りそうなアーバン・メロウ・グルーヴ。華やかなアーバン・サウンドをバックに、Marvaのキュートなヴォーカルが輝きを増します。
https://www.youtube.com/watch?v=6b7lhZssHiY

「Do You Want To Make Love」
シングル・カットもされた楽曲。Marvaの透明感のある艶やかなヴォーカルが映えるメロウ・バラード。美しいストリングスがロマンティック・ムードを演出します。
https://www.youtube.com/watch?v=Ml9ddMLvPc0

「Think It Over」
アーバンなファンキー・メロウ。都会的なファンキー・サウンドと共にMarvaのヴォーカルが躍動します。
https://www.youtube.com/watch?v=jkIv5b786cU

「Suspicions」
Eddie Rabbittのヒット曲をカヴァー。オリジナルは『Loveline』(1979年)に収録されています。AOR好きの人は気に入るであろう哀愁モードのアーバン・メロウ。切ないMarvaのヴォーカルにグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=UQQIWAiuy_M

「Who's Right Who's Wrong」
Kenny Loggins/Richard Page作の名曲カヴァー。Pagesヴァージョンは『Future Street』(1979年)、Kenny Logginsヴァージョンは『Keep The Fire』(1979年)に収録されています。個人的にはPagesヴァージョンが大好きですが、本ヴァージョンもMarvaらしい透明感のあるヴォーカルを活かした素敵なメロウ・チューンに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=uswhSB5M3yg

「Two Lovers」
Mary Wells、1962年のヒット曲をカヴァー(Smokey Robinson作)。60年代ソウル・フィーリングと80年代アーバン・サウンドを調和させているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=XEwbApFWNGU

「Memories」
Rhetta Hughes、Peggie Blueも取り上げたJerry Ragavoy作品をカヴァー。哀愁バラードを情感たっぷりに歌います。
https://www.youtube.com/watch?v=Sk9xOMDPIlg

「Isle Of Castaways」
AOR好きにとっての本作のハイライトはMarva Kingのオリジナルである本曲かもしれませんね。サンセットが似合いそうなメロウ・チューンはMarvaの魅力全開です。
https://www.youtube.com/watch?v=yKr0YZ68NSY

「Here We Go Again」
EW&Fあたりのポップ・ソウルなディスコ・チューンを意識したダンス・チューン。80年代らしいシンセのキラキラ感が印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=YjASkePAmCk

「Feeeling Wonderful Feelings」
ラストはMarvaのキュート・ヴォーカルが映えるメロウ・ミディアムでロマンティックに締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=5lEHTRQxdOs

ご興味がある方はMadagascarAnswered Questionsもチェックしてみては?

Madagascar『Spirit Of The Street』(1981年)
SPIRIT OF THE STREET

Answered Questions『Happiness Is....』(1990年)
Happiness Is...
posted by ez at 12:06| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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