2019年05月06日

Con Funk Shun『Fever』

プロデューサーにEumir Deodatoを迎えた1枚☆Con Funk Shun『Fever』
Fever
発表年:1983年
ez的ジャンル:カリフォルニア産メロウ・ファンク
気分は... :ルナティック・・・

今回はカリフォルニア出身の人気ファンク・バンドCon Funk Shunが1983年にリリースした『Fever』です。

これまで当ブログで紹介したCon Funk Shun作品は以下の5枚。

 『Secrets』(1977年)
 『Loveshine』(1978年)
 『Spirit Of Love』(1980年)
 『Touch』(1980年)
 『7』(1981年)

『Fever』(1983年)は、Kool & The Gangの商業的成功に導いたEumir Deodatoをプロデューサーに迎えた1枚です。

本作におけるメンバーは、Michael Cooper(vo、g)、Felton Pilate(key、syn、g、b、vo)、Karl Fuller(tp、per、vo)、Paul Harrell(sax、fl、per、vo)、Danny Thomas(key、vo)、Cedric Martin(b、g、vo)、Louis McCall(ds、per、vo)というお馴染みのラインナップです。

また、Kirk Crumpler(b)、Phillip Charles (g)、Carlos Gomez(per)、Wayne Wallace(tb)、Frederick Berry(tp)、Marvin McFadden(tp)、 A. Marc Russo(sax)といったミュージシャンが参加しています。

一般的には、US R&Bシングル・チャート第5位となったメロウ・バラード「Baby I'm Hooked (Right Into Your Love)」、MJ「Don't Stop 'Til You Get Enough」ライクなディスコ・ファンク「Can You Feel The Groove Tonight」あたりが注目曲ですかね。

個人的には、AORなメロウ・ミディアム「Don't Let Your Love Grow Cold」、アーバン・メロウ・ダンサー「If I'm Your Lover」、アーバン・ファンク「Thinking About You Baby」、ブギー・ファンク「Lovin' Fever」がおススメです。

埋もれがちな1枚かもしれませんが、Con Funk Shunらしさに満ちた充実の1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Can You Feel The Groove Tonight」
Eddie Minninfield作。ヴィヴィッドなシンセと開放的なホーン・サウンドが印象的なオープニング。Michael Jackson「Don't Stop 'Til You Get Enough」ライクなディスコ・ファンクです。
https://www.youtube.com/watch?v=vs8jU3vxbBo

「Indiscreet Sweet」
Felton Pilate/Michael Cooper作。この時代らしい推進力のあるエレクトリック・ファンク。
https://www.youtube.com/watch?v=fyqerDvmEOA

「Baby I'm Hooked (Right Into Your Love)」
Cedric Martin/Van Ross Redding作。シングル・カットされ、US R&Bチャート第5位のヒットとなった至極のメロウ・バラード。Con Funk Shunのメロウな魅力を存分に満喫できる名曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=Xs2kyITrpEc

「Thinking About You Baby」
Michael Cooper作。ファンクネスとメロウネスのバランスが絶妙なCon Funk Shunらしいアーバン・ファンクに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=9FQd06Cr3aU

「Don't Let Your Love Grow Cold」
Felton Pilate/Melvin Carter作。AORなメロウ・ミディアムはシングルにもなりました。The Doobie Brothers「What A Fool Believes」好きの人ならば気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=BONP5KZjj0s

「Lovin' Fever」
Felton Pilate/Michael Cooper作。アーバン・ナイトなブギー・ファンク。キレのあるストレート的な感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Cm4O9UZiSk8

「Hard Lovin'」
G.L. Calhoun/Michael Cooper作。ベース&ギターが効いている重量ファンク。アルバムの中では目立ちませんが悪くありません。。
https://www.youtube.com/watch?v=FXSrMdmplUw

「If I'm Your Lover」
Felton Pilate作。ラストは僕好みのアーバンなメロウ・ダンサーで締め括ってくれます。ダンサブルでメロウでキャッチーというCon Funk Shunの魅力が詰まった1枚です。
https://www.youtube.com/watch?v=Vte5F-u9lws

Oxmo Puccino「Mensongeur」のサンプリング・ソースとなっています。
Oxmo Puccino「Mensongeur」
 https://www.youtube.com/watch?v=DqKnTaBgfCE

Con Funk Shunの他作品もチェックを!

『Con Funk Shun/Secrets』(1976/1977年) ※2in1CD
Con Funk Shun / Secrets (2 on 1) [from UK]

『Secrets』(1977年)
シークレッツ

『Loveshine』(1978年)
ラヴ・シャイン

『Candy』(1979年)
キャンディ

『Spirit Of Love』(1980年)
Spirit of Love

『Touch』(1980年)
タッチ

『7』(1981年)
7

『Touch/7/To The Max』(1980/1980/1981年) ※3in1CD
Touch / Seven / To The Max

『Electric Lady』(1985年)
Electric Lady
posted by ez at 01:21| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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