2019年05月27日

Deniece Williams『I'm So Proud』

George Dukeプロデュース!☆Deniece Williams『I'm So Proud』
シークレット・ラブ(エクスパンデッド・エディション)
発表年:1983年
ez的ジャンル:女性メロウ・ソウル
気分は... :ピンク色の誘惑・・・

今回はキュートな歌声が魅力の女性ソウル・シンガーDeniece Williams『I'm So Proud』(1983年)です。

1951年生まれのUS女性ソウル・シンガーDeniece Williamsに関して、当ブログで紹介したのは以下の3枚。

 『This Is Niecy』(1976年)
 『Song Bird』(1977年)
 『When Love Comes Calling』(1979年)

本作『I'm So Proud』(1983年)は、Denieceのキャリアを代表する作品ではありませんが、George Dukeプロデュースということで捨て難い魅力がある1枚です。

イマイチ垢抜けていませんが、いかにも80年代らしいピンクを基調としたジャケが自宅のCD棚の中で目に留まり、今回取り上げることにしました。

George Duke以外に、Deniece本人やBill Nealeもプロデュースを手掛けています。

レコーディングにはGeorge Duke(key、ds)、Paul Jackson, Jr.(g)、Michael Sembello(g)、Jerry Peters(key)、Louis Johnson(b)、Freddie Washington(b)、Rickey Lawson(ds)、Paulinho Da Costa(per)、Lenny Castro(per)、WarLee Oskar(harmonica)、Ernie Watts(sax)等が参加しています。

また、共演アルバム『That's What Friends Are For』(1978年)を出したJohnny Mathisがゲスト参加しています。Earth,Wind & FirePhilip Baileyの参加曲もあります。

シングルにもなったアーバン・ダンサー「Do What You Feel」、同じくシングルにもなったThe Impressionsの名曲カヴァー「I'm So Proud」、開放的メロウ・グルーヴ「It's Okay」Johnny Mathisとのデュエット「So Deep In Love」Philip Bailey参加のゴスペル「They Say」あたりが聴きどころです。

派手さはありませんが、George DukeのプロデュースはDenieceにフィットしていると思います。

全曲紹介しときやす。

「Do What You Feel」
George Dukeプロデュース。George Duke/ Deniece Williams作。アルバムからのリード・シングルとして、US R&Bチャート第9位のヒットとなっています。スウェイ・ビート調のアーバン・ダンサーはモロに僕好み!Denieceのキュート・ヴォーカルにもよくフィットしています。George Dukeらしいサウンド・プロダクションは流石です。
https://www.youtube.com/watch?v=6G9luBi4KNA

「I'm So Proud」
Bill Neale/Deniece Williamsプロデュース。The Impressionsの名曲カヴァー(Curtis Mayfield作)。シングルとして、US R&Bチャート第28位となっています。 前作『Niecy』からの大ヒット・シングル「It's Gonna Take a Miracle」(The Royalettesのカヴァー)と同路線のメロウ・バラード。Denieceの透明感のあるヴォーカルが映えます。Lee Oskar(War)のハーモニカがいい味出しています。
https://www.youtube.com/watch?v=W8waqe5goqA

Sam the Kid「Orgulhoso」のサンプリング・ソースとなっています。
Sam the Kid「Orgulhoso」
 https://www.youtube.com/watch?v=qVKYPUD6YZ4

「So Deep In Love」
Johnny Mathisとのデュエット。Bill Neale/Deniece Williamsプロデュース。Jeff Barry/Bruce Roberts作。息の合った二人によるラブ・バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=N54guzb9-wM

M.O.P. feat. Teflon「Welcome to Brownsville」、O.C.「My Way」、Big Remo「Know How It Goes Down」のサンプリング・ソースとなっています。
M.O.P. feat. Teflon「Welcome to Brownsville」
 https://www.youtube.com/watch?v=gM4ZIYmZcJE
O.C.「My Way」
 https://www.youtube.com/watch?v=83mezbCIuqo
Big Remo「Know How It Goes Down」
https://www.youtube.com/watch?v=B4W2tpyBgrs

「I'm Glad It's You」
George Dukeプロデュース。Deniece Williams作。伸びやかな歌声でオーセンティックなバラードを歌い上げます。

「Heaven In Your Eyes」
George Dukeプロデュース。Raymond Jones作。George Dukeらしいアーバン・サウンドを楽しめるダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=iQ7qwrtU204

「They Say」
Bill Neale/Deniece Williamsプロデュース。Theresa McFaddin/Skip Scarborough作。Philip Bailey(EW&F)がヴォーカルで参加しているゴスペルなメロウ・ミディアム。
https://www.youtube.com/watch?v=-npSQpqKLAE

「Love, Peace And Unity」
Deniece Williamsプロデュース。Scott Sigman/Deniece Williams作。パーカッシヴなミディアム・グルーヴ。レゲエのエッセンスも取り入れています。

「It's Okay」
George Dukeプロデュース。George Duke/Deniece Williams作。カッティング・ギターが心地好いブラジリアン・フレイヴァーを効かせた開放的なメロウ・グルーヴ。Denieceの二人の息子もコーラスで参加しています。
https://www.youtube.com/watch?v=yH1IvFnNmDo

Deniece Williamsの他作品もチェックを!

『This Is Niecy』(1976年)
This Is Niecy

『Song Bird』(1977年)
Song Bird

Johnny Mathis & Deniece Williams『That's What Friends Are For』 (1978年)
That's What Friends Are for

『When Love Comes Calling』(1979年)
ラヴ・コーリン(期間生産限定盤)

『My Melody』 (1981年)
マイ・メロディ

『Niecy』 (1982年)
NIECY ~ EXPANDED EDITION

『Let's Hear It for the Boy』 (1984年)
Let's Hear It for the Boy
posted by ez at 00:59| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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