2019年11月07日

Labi Siffre『The Singer & The Song』

ビューティフル・ポップ×フォーキー☆『The Singer & The Song』
The Singer And The Song
発表年:1971年
ez的ジャンル:UK黒人シンガー・ソングライター/ギタリスト
気分は... :勝ちよりも価値!

UKの黒人シンガー・ソングライターLabi Siffreの2ndアルバム『The Singer & The Song』(1971年)です。

1945年ロンドン生まれの黒人シンガー・ソングライター/ギタリスト/詩人であるLabi Siffreについて、当ブログで紹介したのは以下の4枚。

 『Labi Siffre』(1970年)
 『Crying Laughing Loving Lying』(1972年)
 『For The Children』(1973年)
 『Remember My Song』(1975年)

フリーソウル人気作『Remember My Song』(1975年)、美しいフォーキー作品『Crying Laughing Loving Lying』(1972年)で再評価の高いLabi Siffre

2ndアルバム『The Singer & The Song』(1971年)は、デビュー・アルバム『Labi Siffre』(1970年)同様に、Labiのギターが映えるフォーキーな味わいと美しくポップな味わいが交錯するユニークなフォーキー作品に仕上がっています。Roger Nichols & The Small Circle Of Friendsをイメージさせるソフトロック的な作品も収録されています。

プロデュースは前作『Labi Siffre』もプロデュースしたIan GreenLabi Siffre自身。さらにミュージック・ディレクターとして、Gordon BeckJohn Bellの名がクレジットされています。

フォーキーなヤングソウル「Summer Is Coming」、グルーヴィーなフォーキー・ソウル「Rocking Chair」、メロウ・フォーキー「Interlude」、軽快なビューティフル・フォーキー「The Shadow Of Our Love」、ソフトロック×フォーキーな「Not So Long Ago」「Relax」、ピアノの音色が印象的なビューティフル・ポップ「There's Nothing In the World Like Love」あたりが僕のおススメです。

彼にしか生み出せないビューティフル・ポップ×フォーキーな音世界を満喫しましょう!

全曲紹介しときやす。

「There's Nothing In the World Like Love」
ピアノの音色が印象的なビューティフル・ポップ。Labiのポップな側面を堪能できます。
https://www.youtube.com/watch?v=Xi4Nucg0mqg

Urban Etiquette feat. Matt Burton「Theme Song」のサンプリング・ソースとなっています。
Urban Etiquette feat. Matt Burton「Theme Song」
 https://www.youtube.com/watch?v=JQC12_xPvTM

「You're Lovely」
素朴なフォーキー感が魅力の小曲。
https://www.youtube.com/watch?v=B2A4Ptz3zvE

「A Number Of Words」
素敵なホーン&ストリングス・アレンジが印象的なポップ・チューン。子供向け番組のテーマ・ソングのような雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=GpgxiFTtlPk

「Who Do You See?」
美しいストリングスのビューティフル・フォーキー。ストリングスのエレガントさと素朴なフォーキー感をうまく調和させています。
https://www.youtube.com/watch?v=JMjgwg8loAw

「Not So Long Ago」
ソフトロック×フォーキーな魅力がある1曲。ホーン・サウンドの使い方も効果的です。
https://www.youtube.com/watch?v=7GOJMuAsuiE

「The Shadow Of Our Love」
コンガの軽快リズムと共に疾走するビューティフル・フォーキー。オルガンの響きも効果的です。
https://www.youtube.com/watch?v=oBaZLbeaHOM

「When I'm On My Own You Are On My Mind」
シンプルな弾き語りですが、Labiならではの優しい語り口で独特のフォーキー・ワールドを展開します。
https://www.youtube.com/watch?v=fLQfbOqVjvU

「Rocking Chair」
僕好みのグルーヴィーなフォーキー・ソウル。ソウル/フリーソウル的なものを欲する方にはおススメです。
https://www.youtube.com/watch?v=TAjgr7oOO-4

「Interlude」
コレも僕好みのメロウ・フォーキー。出しゃばりすぎないフルート、ホーン&ストリングスが優しいフォーキー・フィーリングを演出します。
https://www.youtube.com/watch?v=yUCxR59qGGc

「Thank Your Lucky Star」
Labiのヴォーカルが躍動するフォーキー・ポップ・ソウル。聴く者すべてをポジティヴな気分にしてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=LBgEH8v5rQ4

「Talkabout」
シンプルな弾き語りですが、Labiらしいセンスでメリハリの効いたフォーキー感覚で楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=BxMatwW4e9c

「Relax」
ソフトロック的センスのフォーキー・チューン。素晴らしいアレンジの勝利といったところでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=Eg0BDB0nkPY

「Bless The Telephone」
1分40秒程度の短い曲ですが、弾き語りによるジェントル・フォーキーに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=gdpHAB7kZTU

RJD2、Kelisがカヴァーしています。
RJD2「Making Days Longer」
 https://www.youtube.com/watch?v=ekarH5N1srU
Kelis「Bless The Telephone」
 https://www.youtube.com/watch?v=yNQuA24WDqA

「Summer Is Coming」
スチールドラムやヴィブラフォンの音色でアクセントをつけたポップなフォーキー・ソウル。ヤングソウル的な魅力もあり、フリーソウル好きの人も気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=OG3T0OYkQ5k

「Goodbye」
本編ラストを飾る美しい小曲。
https://www.youtube.com/watch?v=H5o4Dgh-cp4

僕の保有する再発CDにはボーナス・トラックとして、以下の8曲が追加収録されています。
個人的には「When You Find You Need A Friend」「A Feeling I Got」「Just A Face」「Seasons Come, Seasons Go」がおススメです。
「When You Find You Need A Friend」
https://www.youtube.com/watch?v=VpXyg7RcEJI
「Get To The Country」 
https://www.youtube.com/watch?v=wSuREtqVq3w
「A Feeling I Got」
https://www.youtube.com/watch?v=OLrDa3-Vq8Y
「Till Night Time Comes Along」
https://www.youtube.com/watch?v=wu_wLRut1V0
「Fallin' For You」
https://www.youtube.com/watch?v=gJx7_YqCpm0
「Oh What A Day」
https://www.youtube.com/watch?v=kHPEOSdqg8w
「Just A Face」
https://www.youtube.com/watch?v=WNK--PCIsvE
「Seasons Come, Seasons Go」
https://www.youtube.com/watch?v=VzDTQGyLIG8

Labi Siffreの他作品もチェックを!

『Labi Siffre』(1970年)
Labi Siffre

『Crying Laughing Loving Lying』(1972年)
Crying Laughing Loving Lying

『For The Children』(1973年)
For The Children

『Remember My Song』(1975年)
REMEMBER MY SONG

『So Strong』(1988年)
So Strong

『Man of Reason』(1991年)
Man of Reason

『The Last Songs』(1998年)
Last Songs
posted by ez at 00:54| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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