2020年02月25日

Syreeta & G.C. Cameron『Rich Love, Poor Love』

有名シンガーによる男女ソウル・デュオ☆Syreeta & G.C. Cameron『Rich Love, Poor Love』
リッチ・ラヴ、プア・ラヴ
発表年:1977年
ez的ジャンル:男女ソウル・デュオ
気分は... :夢かうつつか・・・

今回は女性ソウル・シンガーSyreeta(Syreeta Wright)
The Spinnersのリード・ヴォーカルG.C.Cameronの男女ソウル・デュオ作品Syreeta & G.C. Cameron『Rich Love, Poor Love』(1977年)です。

Stevie Wonderの元夫人としても知られるとSyreeta(Syreeta Wright)(1946-2004年)について、当ブログで紹介したのは以下の3枚。

 『Syreeta』(1972年)
 『One To One』(1977年)
 『Set My Love in Motion』(1981年)

また、元The Spinnersのリード・ヴォーカルG.C.Cameronについては、初ソロ・アルバム『Love Songs & Other Tragedies』(1974年)を紹介済みです。

Syreeta(Syreeta Wright)のデュエット・アルバムといえば、Billy Prestonとの『Billy Preston & Syreeta』(1981年)もありますね。
Billy Preston & Syreeta『Billy Preston & Syreeta』(1981年)
BILLY PRESTON & SYREETA: EXPANDED EDITION

『Billy Preston & Syreeta』(1981年)の方が有名かもしれませんが、本作もラブリーな男女デュオ・ソウル作品に仕上がっています。

プロデュースはSmith ConnectionLovesmithの活動でも知られるMichael L. Smith(Michael Lovesmith)

ソングライティングもすべてMichael L. Smith(共作含む)。

レコーディングにはDavid T. Walker(g)、Greg Poree(g)、Jay Graydon(g)、David Shields(b)、Henry Davis(b)、Michael L. Smit(key)、Sonny Burke(key)、James Gadson(ds)、Ollie E. Brown(ds)、Gary Coleman(per)、Jack Ashford(per)、Jules Wechter(per)、Bill Green(sax)といったミュージシャンが参加しています。

ドラマティックなオープニング「Rich Love, Poor Love Theme/You Need A Change」、ラブリー・メロウ・ダンサー「Love to the Rescue」あたりが今日的なハイライトかもしれませんね。

素敵なメロウ・ソウル「I'll Try Love Again」、KREVA「アグレッシ部」の元ネタにもなったスウィート・ソウル「All Things Happen for a Reason」、シングルにもなったダンサブルなポップ・ソウル「Let's Make a Deal」あたりもおススメです。

世の中は夢かうつつかうつつとも 夢ともしらずありてなければ

全曲紹介しときやす。

「Rich Love, Poor Love Theme/You Need A Change」
ドラマティックなオープニング。スウィート・ソウル調の序盤からテンポ・アップしてドリーミーなメロウ・ダンサーへと展開していきます。この二人の相性の良さを感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=RtvUjGdn-w8

Kameela feat. Mic El「Playin' My Song」のサンプリング・ソースとなっています。
Kameela feat. Mic El「Playin' My Song」
 https://www.youtube.com/watch?v=6L6LUfmogNk

「I'll Try Love Again」
この曲のみDon Daniels/G.C. Cameron/Syreeta Wright/Michael L. Smith作。男女ソウル・デュオらしい素敵なメロウ・ソウルに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=zCd_iBugQ2M

「Let's Make a Deal」
シングルにもなったダンサブルなポップ・ソウル。Syreetaのラブリー・ヴォーカルが映えます。
https://www.youtube.com/watch?v=K-WlXJLIajA

「Station Break for Love」
オトナのセクシー・バラードといったムードです。Syreetaのヴォーカルでエロくなりすぎないのが逆にいいかも?
https://www.youtube.com/watch?v=xyHPkvXY5Pg

Jean Grae「Love Thirst」、Tony Yayo「Garden」のサンプリング・ソースとなっています。
Jean Grae「Love Thirst」
 https://www.youtube.com/watch?v=zXJn-XWo1sg
Tony Yayo「Garden」
 https://www.youtube.com/watch?v=3QYQdmMzYmc

「Made from Love」
感動的なラブ・バラード。美しいストリングス・アレンジがいいでsね。
https://www.youtube.com/watch?v=JeILbvpNRp4

「Love to the Rescue」
今日的にはコレが本作のハイライトかもしれませんね。フリーソウル好きの人も気に入るであろうラブリー・メロウ・ダンサーです。僕もコレが一番好き!
https://www.youtube.com/watch?v=HO3Bn6Ro7ms

「All Things Happen for a Reason」
男女ソウル・デュオらしいスウィート・ソウル・バラード。エレクトリック・シタールによるイントロにグッときます。
https://www.youtube.com/watch?v=XtHv0Ooj3ck

KREVA「アグレッシ部」の元ネタとしてご存知の方もいるのでは?
KREVA「アグレッシ部」
 https://www.youtube.com/watch?v=z25vDfZqNaI

「Rich Love, Poor Love」
ラストは7分半を超える長尺ディスコ・チューンのタイトル曲で締め括ってくれます。中盤のギター・ソロはJay Graydon。
https://www.youtube.com/watch?v=PBMHr3V5Vsk

SyreetaおよびG.C.Cameronの過去記事もご参照ください。

Syreeta『Syreeta』(1972年)
シリータ

Syreeta『One To One』(1977年)
ワン・トゥ・ワン

Syreeta『Set My Love in Motion』(1981年)
SET MY LOVE IN MOTION (EXPANDED EDITION)

G.C.Cameron『Love Songs & Other Tragedies』(1974年)
Love Songs & Other Tragedies by G.C. Cameron
posted by ez at 02:16| Comment(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]