2020年03月21日

Somethin' For The People『Issue』

人気プロデュース・チームの3rd☆Somethin' For The People『Issue』
Issues by Somethin' for the People (2000-07-18)
発表年:2000年
ez的ジャンル:人気プロデュース・チーム系男性R&B
気分は... :情動を呼び覚ます!

プロデュース・チームとしても活躍した男性R&BグループSomethin' For The Peopleの3rdアルバム『Issues』(2000年)です。

Curtis "Sauce" WilsonJeff "Fuzzy" YoungRochad "Cat Daddy" Holidayの3名がL.A.で結成したプロデュース・チーム/男性R&BグループSomethin' For The Peopleの紹介は、デビュー・アルバム『Somethin' For The People』(1993年)に続き2回目となります。

男性R&Bグループというよりも人気プロデュース・チームの印象が強いSomethin' For The Peopleですが、前作『This Time It's Personal』(1997年)からは全米チャート第4位、同R&Bチャート第2位の大ヒット・シングル「My Love Is the Shhh!」が生まれました。

それに続く3rdアルバムとなった本作『Issues』(2000年)は、ヒット・シングルは生まれなかったものの、人気プロデュース・チームらしい充実作に仕上がっています。

勿論プロデュースはSomethin' For The People

アルバムには前述の大ヒット・シングル「My Love Is the Shhh!」でフィーチャリングされていたTrina & Tamara、人気男性R&BシンガーEric Benet、人気ラッパーXzibit、元The 2 Live CrewLuke Campbell、さらにはDiabloTashShauntaといったアーティストがフィーチャリングされています。

Trina & Tamaraをフィーチャーしたシングル曲「Ooh Wee」Xzibitをフィーチャーした「Now U Wanna」Luke Campbellをフィーチャーした「Take It Off」あたりが目立つかもしれません。

個人的にはメロディアスなR&Bグルーヴ「Come Clean」XzibitTashをフィーチャーした「Last Call」、前作『This Time It's Personal』収録曲の再収録であるEric Benetをフィーチャーした「Act Like You Want It」、アコースティックなラブ・バラード「Can We Make Love」あたりもおススメです。

プロデュース・チームと男性R&Bグループのバランスの取れたSomethin' For The Peopleのトータルな魅力を満喫できる1枚だと思います。

全曲紹介しときやす。

「Flossin' (Interlude)」
アルバムのイントロ。

「Now U Wanna」
Xzibitをフィーチャー。本曲のみArmando Colonとの共同プロデュース。金目当てで近寄ってくる女性をディスったダンサブル・チューン。それに関連して、軽くTLCDestiny's Childをディスっています。
https://www.youtube.com/watch?v=QBv3euQCNpw

「Where U At」
Diabloのラップをフィーチャー。Eric Clapton「I Shot the Sheriff」をサンプリングしたミディアム・グルーヴ。

「Last Call」
Xzibit、Tashをフィーチャー。ナンパな軽さとキャッチーなプロダクションがグッドな僕好みの1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=dVIs4EeXGUo

「Come Clean」
Shauntaの女性ラップをフィーチャー。僕の一番のお気に入り。彼らのセンスの良さを満喫できるメロディアスなR&Bグルーヴです。
https://www.youtube.com/watch?v=Ky0zWekXJJQ

「Ooh Wee」
前述のように大ヒット・シングル「My Love Is the Shhh!」でフィーチャリングされていたTrina & Tamara(男性R&BシンガーJesse Powellの兄妹)をフィーチャー。シングルにもなりました。華のあるキャッチーなダンサブル・チューンで楽しませてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=V_oNPouSY6w

「You」
この時代らしいバウンス・ビートの効いた1曲。良くも悪くも2000年前後のR&Bサウンドです。

「Bitch With No Man」
シングルにもなったミディアム。男性R&BグループとしてのSomethin' For The Peopleの実力を再確認できます。
https://www.youtube.com/watch?v=fy8SCh3MRXM

「Act Like You Want It」
Eric Benetをフィーチャー。前作『This Time It's Personal』にも収録されていた楽曲を再収録。Eric Benet好きにはたまらないセクシーR&B。Trina & Tamaraもバック・コーラスで参加。
https://www.youtube.com/watch?v=-GcmwQVeUWQ

「Can We Make Love」
アコギの質感がグッドなラブ・バラード。さり気ないセクシー感がたまりません。

「Things Must Change」
美しいサウンドとは裏腹にシリアスな内容の1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=E0JIL4nHwfc

「I Apologize」
Eric Benetをフィーチャー。ただし、リード・ヴォーカルはFuzzy。神を讃えるゴスペル・ライクなビューティフル・ソングに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=dvVQD8ZnkHg

「Take It Off」
元The 2 Live CrewのLuke Campbellをフィーチャー。Elton John「Bennie and the Jets」をサンプリングしたパーティー・チューンで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=stien_nSwKE

僕が所有する国内盤にはボーナス・トラックとして、「Last Call (Remix)」 が追加収録されています。

Somethin' For The Peopleの他作品もチェックを!

『This Time It's Personal』(1997年)
This Time It's Personal

『Somethin' For The People』(1993年)
Somethin for the People
posted by ez at 02:26| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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