2020年03月22日

The Seshen『Cyan』

ベイエリア産フューチャー・ソウル☆The Seshen『Cyan』
Cyan [輸入盤CD] (TRUCD376)_928
発表年:2020年
ez的ジャンル:ベイエリア産フューチャー・ソウル
気分は... :メランコリーの時代を生きる・・・

新作アルバムからベイエリアのフューチャー・ソウル・ユニットThe Seshenの最新作『Cyan』です。

日系4世のAkiyoshi Ehara(b)を中心に、サンフランシスコで結成されたフューチャー・ソウル・ユニットThe Seshenの紹介は、『Flames & Figures』(2016年)に続き2回目となります。

本作『Cyan』は、セルフ・リリースの『The Seshen』(2012年)、Tru Thoughts第一弾となった前作『Flames & Figures』(2016年)に続く3rdアルバム、Tru Thoughtsからの第二弾アルバムとなります。

本作のメンバーはAkiyoshi Ehara(b)、Lalin St. Juste(vo)、Kumar Butler(software instrument)、Mahesh Rao(key)、Mirza Kopelman(per)、Chris Thalmann(ds)という6名。

プロデュース、ソングライティング、アレンジ、エンジニアリング、ミックスはすべてAkiyoshi Ehara

前作以上にエレクトロ・サウンドとLalin St. Justeのキュート・ヴォーカルに磨きがかかっています。

同じエレクトロ・サウンドでもドリーミーな楽曲とメランコリックな楽曲のバランスがいいですね。80年代エレポップを2020年仕様にアップデートさせたような楽曲があるのも僕好み。

前作以上に僕の嗜好にフィットした1枚です。
というより僕の嗜好がThe Seshenの音世界に寄ったのかも?

全曲紹介しときやす。

「Take It All Away」
クールなドリーミー感が心地好いオープニング。フューチャー・ソウルなErykah Baduといった雰囲気のLalin St. Justeのヴォーカルがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=bUJmc4pzW_w

「4AM」
幻想的なエレクトロ・サウンドが印象的なエレクトリック・ソウル。キュートな気怠さがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Ey5NYVDfJg4

「Still Dreaming」
ドリーミーなダンサブル・チューン。本作らしいポップなエレクトロ感を楽しめます。
https://www.youtube.com/watch?v=8RZhxxHPbOE

「Head to Head」
哀愁モードのダンス・サウンドを聴いていると、90年前後にタイムスリップしたような感覚になります。
https://www.youtube.com/watch?v=_hQAbvvDW08

「Close Your Eyes」
ロウ・ハウス調のメランコリックなダンス・チューン。美しくも儚いムードが僕好みです。
https://www.youtube.com/watch?v=mevfjYt3e7w

「1000 Lights」
祈りのようなLalin St. Justeのヴォーカルが印象的なビューティフル・バラード。
https://www.youtube.com/watch?v=TzSkzc5Ci1g

「Faster Than Before」
アルバムの中で最もフューチャー・ソウル・バンドらしいかもしれません。2020年版ニューウェイヴ/エレポップといった趣がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=_PyBCMJzzRQ

「Don't Answer」
アコギ&ストリングスによる清らかなサウンドが印象的なドリーミー・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=lrJPC1IOJDM

「Can't Pretend」
これも2020年版エレポップといった雰囲気のダンサブル・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=0cowtn2jZ1M

「Dive」
先行シングルにもエレクトロ・ポップ。Erykah BaduばりのコケティッシュなLalin St. Justeのヴォーカルが映える1曲に仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=AMEjfkT_wVA

「Stones」
エレクトロニカ色の強い哀愁フューチャー・ソウル。美しくも儚いメランコリックな音世界が今の僕の嗜好にフィットします。
https://www.youtube.com/watch?v=geb694Iiv_k

「Wander」
ラストはワンダー・モードのミディアムで幻想的なエンディングを迎えます。
https://www.youtube.com/watch?v=ZnK-xagX4zo

『Flames & Figures』(2016年)
Flames & Figures [帯・解説付 / 国内流通仕様盤CD] (BRTRU330)
posted by ez at 00:52| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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