発表年:2020年
ez的ジャンル:オトナ男性R&B
気分は... :Can We Fall In Love…
今回はベテラン男性R&BシンガーAvantの最新アルバム『Can We Fall In Love』です。
1978年生まれの男性R&BシンガーAvantについて、これまで当ブログで紹介したのは以下の7枚。
『My Thoughts』(2000年)
『Ecstasy』(2002年)
『Private Room』(2003年)
『Director』(2006年)
『Avant』(2008年)
『The Letter』(2010年)
『Face The Music』(2013年)
デビューから20年以上。ベテランの域に入りマイペースでの作品リリースが続くAvant。本作は『The VIII』(2015年)以来5年ぶりの新作となります。
本作も前作に続きTravis Saylesとタッグを組んでおり、プロデュース、殆どのソングライティングを二人で手掛けています。
セクシー&ロマンティックなスロウ中心の構成であり、Avant好きは納得の1枚に仕上がっています。
決して歌いすぎずに、心の機微をセクシーに伝えれくれる感じがたまりません。
タイトル・トラック「Can We Fall In Love」、Maurice Brownがトランペット・ソロで盛り上げてくれる「You Don't Love Me No More」、ヴィンテージ感のあるソウル・バラード「Not Gone Lose」、Robert Glasperをフィーチャーした「Take It Slow」、ビューティフル・バラード「Worth It」など素敵なスロウがズラリと並びます。
円熟味を増したAvantのセクシー&ロマンティックなR&Bワールドを満喫しましょう。
全曲紹介しときやす。
「You Don't Love Me No More」
Avant/Maurice Brown/Travis Sayles作。Avantらしい素敵なスロウがオープニング。エフェクトのかかったヴォーカルと共に切ない思いが伝わってきます。終盤にはソングライティングにも参加しているMaurice Brownがトランペット・ソロで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=qFyDJp3rI-g
「Can We Fall In Love」
Avant/Travis Sayles作。タイトルはこれぞAvant節!というロマンティックな極上スロウ。このトラックを聴いて本作の購入を決めました。しばらく僕のiTunesヘビロテになえそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=0ETs_pGRD_U
「Not Gone Lose」
Avant/Travis Sayles作。アルバムに先行してシングル・リリースされたトラック。ヴィンテージ感のあるソウル・バラード。Avantのヴォーカルの魅力を知るには、こういうソウル・バラードもいいかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=twuFvftvyJk
「All In My Head」
Avant/Travis Sayles作。セクシーな語り口のスロウ。エフェクトを巧みにつかって妖しいムードを醸し出しています。
https://www.youtube.com/watch?v=ptcf5VnoRJQ
「Take It Slow」
Robert Glasperをフィーチャー。Avant/Travis Sayles/Robert Glasper/Joe "Thelonius" Harley作。Glasperの美しいピアノをバックに、セクシー・モード全開のベッドルーム・モードのスロウを歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=q3384iDnVZY
「Edible」
Avant/Travis Sayles作。Avantのハイトーン・ヴォーカルが映える幻想的なミディアム。さり気ないですが、気づくとAvantワールドの只中に・・・
https://www.youtube.com/watch?v=cLdsbdKfv3o
「Irreplaceable」
Avant/Travis Sayles作。本作の中では比較的動きのあるトラック。エレクトリックな音色の中にAvantの歌声が溶け込んでいくような感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=_Jo0jd04NTs
「Nothing Without You」
Avant/Travis Sayles作。ロマンティックなスロウ。抑えたトーンで余韻で楽しませてくれる感じが好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=J6OXT6z7Rd4
「Live A Lie」
Avant/Travis Sayles作。アコギの質感が印象的な哀愁スロウ。歌いすぎないことで逆に切ない思いが伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=vDW9cbAU8C4
「Worth It」
Avant/Travis Sayles/Shawn Carrington/Slavic Livins作。ラストは僕好みのビューティフル・バラードで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=0RabNi0W9T8
Avantの他作品もチェックを!
『My Thoughts』(2000年)
『Ecstasy』(2002年)
『Private Room』(2003年)
『Director』(2006年)
『Avant』(2008年)
『The Letter』(2010年)
『Face The Music』(2013年)
『The VIII』(2015年)