2020年10月18日

Avant『Can We Fall In Love』

Robert Glasperも参加した5年ぶりの新作☆Avant『Can We Fall In Love』

発表年:2020年
ez的ジャンル:オトナ男性R&B
気分は... :Can We Fall In Love…

今回はベテラン男性R&BシンガーAvantの最新アルバム『Can We Fall In Love』です。

1978年生まれの男性R&BシンガーAvantについて、これまで当ブログで紹介したのは以下の7枚。

 『My Thoughts』(2000年)
 『Ecstasy』(2002年)
 『Private Room』(2003年)
 『Director』(2006年)
 『Avant』(2008年)
 『The Letter』(2010年)
 『Face The Music』(2013年)

デビューから20年以上。ベテランの域に入りマイペースでの作品リリースが続くAvant。本作は『The VIII』(2015年)以来5年ぶりの新作となります。

本作も前作に続きTravis Saylesとタッグを組んでおり、プロデュース、殆どのソングライティングを二人で手掛けています。

セクシー&ロマンティックなスロウ中心の構成であり、Avant好きは納得の1枚に仕上がっています。

決して歌いすぎずに、心の機微をセクシーに伝えれくれる感じがたまりません。

タイトル・トラック「Can We Fall In Love」、Maurice Brownがトランペット・ソロで盛り上げてくれる「You Don't Love Me No More」、ヴィンテージ感のあるソウル・バラード「Not Gone Lose」Robert Glasperをフィーチャーした「Take It Slow」、ビューティフル・バラード「Worth It」など素敵なスロウがズラリと並びます。

円熟味を増したAvantのセクシー&ロマンティックなR&Bワールドを満喫しましょう。

全曲紹介しときやす。

「You Don't Love Me No More」
Avant/Maurice Brown/Travis Sayles作。Avantらしい素敵なスロウがオープニング。エフェクトのかかったヴォーカルと共に切ない思いが伝わってきます。終盤にはソングライティングにも参加しているMaurice Brownがトランペット・ソロで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=qFyDJp3rI-g

「Can We Fall In Love」
Avant/Travis Sayles作。タイトルはこれぞAvant節!というロマンティックな極上スロウ。このトラックを聴いて本作の購入を決めました。しばらく僕のiTunesヘビロテになえそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=0ETs_pGRD_U

「Not Gone Lose」
Avant/Travis Sayles作。アルバムに先行してシングル・リリースされたトラック。ヴィンテージ感のあるソウル・バラード。Avantのヴォーカルの魅力を知るには、こういうソウル・バラードもいいかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=twuFvftvyJk

「All In My Head」
Avant/Travis Sayles作。セクシーな語り口のスロウ。エフェクトを巧みにつかって妖しいムードを醸し出しています。
https://www.youtube.com/watch?v=ptcf5VnoRJQ

「Take It Slow」
Robert Glasperをフィーチャー。Avant/Travis Sayles/Robert Glasper/Joe "Thelonius" Harley作。Glasperの美しいピアノをバックに、セクシー・モード全開のベッドルーム・モードのスロウを歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=q3384iDnVZY

「Edible」
Avant/Travis Sayles作。Avantのハイトーン・ヴォーカルが映える幻想的なミディアム。さり気ないですが、気づくとAvantワールドの只中に・・・
https://www.youtube.com/watch?v=cLdsbdKfv3o

「Irreplaceable」
Avant/Travis Sayles作。本作の中では比較的動きのあるトラック。エレクトリックな音色の中にAvantの歌声が溶け込んでいくような感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=_Jo0jd04NTs

「Nothing Without You」
Avant/Travis Sayles作。ロマンティックなスロウ。抑えたトーンで余韻で楽しませてくれる感じが好きです。
https://www.youtube.com/watch?v=J6OXT6z7Rd4

「Live A Lie」
Avant/Travis Sayles作。アコギの質感が印象的な哀愁スロウ。歌いすぎないことで逆に切ない思いが伝わってきます。
https://www.youtube.com/watch?v=vDW9cbAU8C4

「Worth It」
Avant/Travis Sayles/Shawn Carrington/Slavic Livins作。ラストは僕好みのビューティフル・バラードで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=0RabNi0W9T8

Avantの他作品もチェックを!

『My Thoughts』(2000年)
My Thoughts

『Ecstasy』(2002年)
エクスタシー

『Private Room』(2003年)
Private Room

『Director』(2006年)
Director

『Avant』(2008年)
Avant

『The Letter』(2010年)
The Letter

『Face The Music』(2013年)
Face the Music

『The VIII』(2015年)
VIII
posted by ez at 00:58| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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