2020年12月18日

Kirk Franklin『Rebirth of Kirk Franklin』

明日への希望を抱くコンテンポラリー・ゴスペル☆Kirk Franklin『Rebirth of Kirk Franklin』
Rebirth of Kirk Franklin
発表年:2002年
ez的ジャンル:コンテンポラリー・ゴスペル
気分は... :再生のとき...

今回は感動のコンテンポラリー・ゴスペル・アルバムKirk Franklin『Rebirth of Kirk Franklin』(2002年)です。

コンテンポラリー・ゴスペルのトップランナーKirk Franklinについて、当ブログで紹介したのは以下の3枚。

 『Kirk Franklin & The Family Christmas』(1995年)
 『Whatcha' Lookin' 4』(1996年)
 『God's Property』(1997年)

本作『Rebirth of Kirk Franklin』(2002年)は、2000年6月16日にテキサス州ヒューストンのLakewood Churchで行われたライブを収めた作品であり、USアルバム・チャート第4位、同R&Bアルバム・チャート第4位となったヒット・アルバムです。

総勢30名以上のコーラス隊を従えたKirk Franklinがリーダーとなったゴスペル・ショーといった雰囲気がいいですね。

ライヴにはShirley CaesarDonnie McClurkinCrystal LewisJaci VelasquezWillie Neal JohnsonPapa SanRichard SmallwoodYolanda AdamsAlvin Slaughterといった多彩なゲストが参加しています。

本作はライヴ映像で視聴すると感動がさらに増します。

The Rebirth Kirk Franklin DVD Completo
https://www.youtube.com/watch?v=nVXJdz0FgyA

コロナ感染拡大で心が塞ぎがちな今、本作のようなゴスペルを聴くと、明日への希望や生きる勇気が湧いてくるはずです!

全曲紹介しときやす。

「Intro」
両親に捨てられ、祖母に預けられた自身の悲しい過去を再現したイントロ。祖母が捨てられたKirkに神のご加護を願うシーンに、Kirkがゴスペルを歌う原点を見ることができます。

そして、時が過ぎ「準備できたか」とドアをノックする音が・・・
「Thank You, Mama」と感謝を述べてドアの向こうへ歩むと、そこは今回のライヴ会場であった!

こうして感動のゴスペル・ライヴがスタート!

「Hosanna」
ライヴは神のご加護を讃える曲でスタートします。Kirkにリードされ、コーラス隊の生きる勇気とパワーを与えてくれる、天まで届きそうな素晴らしい歌声を届けてくれます。これぞゴスペル・ライヴ!って感じですね。コンテンポラリー・ゴスペルらしい
https://www.youtube.com/watch?v=LN-Tw5Qa7qI

「Caught Up」
ベテラン女性ゴスペル・シンガーShirley Caesarをフィーチャー。パワフルな中にも情感のこもったShirleyの歌声にゴスペルという音楽の底力を感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=BKJC6oGkeZc

「911」
この曲はスタジオ録音。この曲タイトルは緊急電話番号911とあのアメリカ同時多発テロ事件の9.11のダブル・ミーニング。T. D. Jakes司教とコーラス・グループScene 23をフィーチャー。Kirkが911に電話し、T. D. Jakes司教にテロの悪夢にうなされる悩みを打ち明けます。Trin-i-tee 5:7Dawkins & Dawkinsのメンバーもバック・コーラスで参加しています。
https://www.youtube.com/watch?v=1Gve69GACDo

「The Blood Song」
Donnie McClurkin, Crystal Lewis & Jaci Velasquezをフィーチャー。感動的なゴスペル・ソングですが、スペイン系のJaciがいるせいかギターが少しスパニッシュ風なのが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=qiF0ajuXY3Y

「Brighter Day」
ソウル/ファンク好きも楽しめるであろうファンキー・チューン。開放的なホーン・サウンドが伸びやかなコーラス隊の歌声を引き立てます。
https://www.youtube.com/watch?v=DXjVlb8jGzs

「My Life, My Love, My All」
僕の一番のお気に入り。聴く者の心を優しく包み込んでくれるビューティフル・ゴスペル。聴いているだけ心が浄化され、誰もが優しい気持ちになれるはずです。
https://www.youtube.com/watch?v=JNvkDuQ9y6I

「Lookin' Out For Me」
Willie Neal Johnsonをフィーチャー。彼は本作のリリースの前に65歳で逝去してしまいました。まずKirkらが盛り上げ、お膳立てしたところでWillie Neal Johnsonが登場します。
https://www.youtube.com/watch?v=Ao2lc1LCO-U

「He Reigns (The Medley)」
Rich Mullins「Awesome God」のカヴァーとオリジナル「He Reigns」のメドレー。Papa Sanのラガ風MCをフィーチャーし、Ernie Greenのターンテーブルも入ります。ラテン・サウンドにスクラッチ音という何でもアリな感じがコンテンポラリー・ゴスペルらしいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=a_G6z7ETOl4

「Interlude」
次曲のイントロとなるインタールード。

「Don't Cry」
Richard Smallwoodの美しいピアノをフィーチャー。ピアノとストリングスをバックに、コーラス隊がしっとりと歌い上げます。、
https://www.youtube.com/watch?v=cnAtsV-fxj4

「The Transition」
子供の声をフィーチャーした次曲「Always」のイントロ。
https://www.youtube.com/watch?v=yHU4okq_R1Y

「Always」
聴く者の心を暖かくしてくれる感動的な1曲。12月の寒い日に聴くとホッコリするはずです。
https://www.youtube.com/watch?v=LpKvqLqcXAM

「When I Get There」
ファンキーなリズム隊&ホーン隊が牽引するグルーヴィーな仕上がり。生きる希望につながる躍動感があります。
https://www.youtube.com/watch?v=ig-F9yepOcc

「Interlude」
エンディングに向けたインタールード。

「Outro (The Blood)」
ラストはYolanda Adams & Alvin Slaughterをフィーチャー。Andrae Crouch & The Disciples「The Blood Will Never Lose Its Power」を引用した感動的仕上がりです。最後には観客と一体となって大盛り上がりでエンディングを迎えます。
https://www.youtube.com/watch?v=8Bb_lF1pyYM

「Throw Yo Hands Up」
シークレット・トラック。クリスチャンHip-HopアーティストTobyMacをフィーチャー。本編とは全く異なるアゲアゲ・トラックです。
https://www.youtube.com/watch?v=Qc2wnh8GfmU

Kirk Franklinの他作品もチェックを!

Kirk Franklin & The Family『Kirk Franklin & The Family』(1993年)
Kirk Franklin & The Family

Kirk Franklin & The Family『Kirk Franklin & The Family Christmas』(1995年)
クリスマス

Kirk Franklin & The Family『Whatcha' Lookin' 4』(1996年)
Whatcha Lookin 4

Kirk Franklin's Nu Nation『God's Property』(1997年)
ゴッズ・プロパティ・フロム・カーク・フランクリンズ・ニュー・ネイション

『The Nu Nation Project』(1998年)
The Nu Nation Project

『Hero』(2005年)
Hero

『Songs for the Storm Volume 1』(2006年)
Kirk Franklin Presents: Songs for the Storm 1

『Fight of My Life』(2007年)
Fight of My Life (Snys)

『Hello Fear』(2011年)
Hello Fear

『Losing My Religion』(2015年)
Losing My Religion

『Long Live Love』(2019年)
posted by ez at 02:08| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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