2021年02月02日

Billy Griffin『Be With Me』

元Miraclesのリード・シンガーの1stソロ☆Billy Griffin『Be With Me』

発表年:1982年
ez的ジャンル:男性アーバン・ソウル
気分は... :節分だけど・・・

今回は80年代ソウル作品からBilly Griffin『Respect』(1982年)です。

1950年ボルチモア生まれの男性ソウル・シンガー/ソングライターBilly Griffinの紹介は、『Respect』(1983年)に続き2回目となります。

Smokey Robinsonの後釜として1972年にThe Miraclesへ加入し、1975年にはシングル「Love Machine」を全米No.1ヒットへ導き、80年代に入るとソロに転向し、『Be With Me』(1982年)、『Respect』(1983年)、『Systematic』(1985年)という3枚のアルバムをリリースしたBilly Griffin

しかし、その後はヒットに恵まれず、ソロ活動に転身したGriffinは、80年代に『Be With Me』(1982年)、『Respect』(1983年)、『Systematic』(1985年)という3枚のアルバムをリリースしています。

ソロ第一弾アルバムとなる本作『Be With Me』(1982年)からはシングル「Hold Me Tighter in the Rain」がUKチャートTop20に入っています。

John Barnesがプロデュース、アレンジを手掛け、John Barnes(key、prog)、Derek Nakamoto(prog)、Ed Greene(ds)、Steve Ferrone(ds)、Donald Griffin(g、b)、Randy Jackson(b)、Paulinho Da Costa(per)、Gerald Albright(sax)、William Griffin(back vo)、Marva King(back vo)といったミュージシャンがレコーディングに参加しています。

ハイライトはメロウ・ダンス・クラシック「Hold Me Tighter In The Rain」

メロウ&セクシーなミディアム・ダンサー「Understand」、軽快なアーバン・ダンサー「Be With Me」、エレクトリック・ブギー「Breaking Out」、素敵なラブ・バラード「2nd Day Love Story」もおススメです。

とりあえず「Hold Me Tighter In The Rain」を聴いてみましょう!

全曲紹介しときやす。

「Be With Me」
Billy Griffin/John Barnes/Sharon Barnes作。シングルにもなったタイトル曲がオープニング。僕好みの軽快なアーバン・ダンサーです。80年代らしい煌びやかなサウンドとBillyのファルセット・ヴォーカルがよくマッチしています。
https://www.youtube.com/watch?v=Typkd_whSbg

「Stone's Throw From Heaven」
Billy Griffin/John Barnes作。雰囲気のあるメロウ・バラード。ストリングスも含めてヘヴン・モードです。

「Hold Me Tighter In The Rain」
Billy Griffin/John Barnes/Donald Griffin作。UKチャート第17位となったメロウ・ダンス・クラシック。やはり本作のハイライトといえばコレですね。ファルセット・ヴォーカルが映える名曲だと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=n-9dDs-Fyro

「Love Is Not A Word」
Sharon Barnes/John Barnes作。哀愁バラード。好き/嫌いは別にして不穏なシンセの音色が印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=uDcxJGolJL8

Scarface「Sorry for What?」等のサンプリング・ソースとなっています。
Scarface「Sorry for What?」
 https://www.youtube.com/watch?v=P2YNR9zNInY

「The Beat Is Getting Stronger」
Billy Griffin/John Barnes/Sharon Barnes作。ポップなダンス・チューン。このポップさで好き/嫌いが分かれるかも?

「2nd Day Love Story」
Billy Griffin/John Barnes作。スロウ系ではこれがダントツですね。落ち着いたオトナのラブ・バラードに魅了されます。Marva Kingらのバック・コーラスもいい雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=baPK1qBRiAU

「Breaking Out」
Billy Griffin/John Barnes/James Gadson作。現行ディスコ/ブギー好きの人が聴いてもフィットするであろうエレクトリック・ブギー。
https://www.youtube.com/watch?v=jm6PiS30bag

「Understand」
Billy Griffin/John Barnes作。本編ラストはLeon Wareあたりと一緒に聴きたくなる、メロウ&セクシーなミディアム・ダンサーで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=bK1J_0u0hlg

再発CDには「Hold Me Tighter In The Rain (7")」「Be With Me (7")」「Be With Me (12")」「Be With Me (Special New Club Mix)」「2nd Day Love Story (7")」がボーナス・トラックが追加収録されています。

ご興味がある方は『Respect』(1983年)、『Systematic』(1985年)もチェックを!

『Respect』(1983年)


『Systematic』(1985年)
billy griffin systematic.jpg
posted by ez at 00:34| Comment(0) | 1980年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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