2021年03月18日

Ryan Leslie『Ryan Leslie』

その才能を示した1stアルバム☆Ryan Leslie『Ryan Leslie』

発表年:2008年
ez的ジャンル:男性R&Bシンガー/プロデューサー
気分は... :ことのわざ・・・

男性R&Bシンガー/プロデューサーRyan Leslieの1stアルバム『Ryan Leslie』(2008年)です。

1978年ワシントンD.C.生まれの男性R&Bシンガー/ソングライター/プロデューサーであり、15歳でハーバード大学に入学し、19歳で卒業したという学歴の持ち主であるRyan Leslieの紹介は、2ndアルバム『Transition』(2009年)に続き2回目となります。

2006年にリリースしたCassie「Me & U」をはじめ、BeyonceDonell JonesFabolousKid Cudiらを手掛けたことで注目されるようになったRyan Leslie

Beyonce「Keep Giving Your Love To Me」
 https://www.youtube.com/watch?v=vSC_ZoY2Ncc
Cassie「Me & U」
 https://www.youtube.com/watch?v=zVJ5gsLeCSM
Donell Jones feat. Jermaine Dupri「Better Start Talking」
 https://www.youtube.com/watch?v=1fj5A1gBVH8
Slim feat. Fabolous & Ryan Leslie「Good Lovin」
 https://www.youtube.com/watch?v=_BgT8H1P1_k
Fabolous「Everything, Everyday, Everywhere」
 https://www.youtube.com/watch?v=9zcDr4DbKEg
Kid Cudi「Can I Be」
 https://www.youtube.com/watch?v=KM6xmsu8whk

2007年からは自らのソロ・アーティスト活動を活発化させ、「Diamond Girl」「Addiction」(feat. Cassie & Fabolous)「How It Was Supposed To Be」といったシングルをリリースし、それらが評判となったタイミングでリリースされたのが1stアルバム『Ryan Leslie』(2008年)です。
※Ryan本人は2005年制作の『Just Right』を1stアルバムと呼んでいるようです。

プロデューサーはRyan Leslie自身。
楽曲もすべて本人のオリジナルです。

2008年らしいエレクトロ・サウンドを駆使したR&B作品に仕上がっています。

改めてアルバムを通しで聴くと、曲作り、サウンド、ビート感覚、ヴォーカル(特に歌い回し)の良さに加え、それらのバランスが絶妙ですね。

前述のシングル3枚以外であれば、2005年にシングル・リリースした「Just Right」をはじめ、「You're Fly」「Quicksand」「I-R-I-N-A」「Shouldn't Have To Wait」がおススメです。

アルバムはUSチャート第35位、同R&Bチャート第9位となっています。

全曲紹介しときやす。

「Diamond Girl」
2008年にシングル・リリースされていた楽曲。都会的なハイパー・トラックが印象的なR&Bグルーヴ。ラップ調ヴォーカルを織り交ぜています。
https://www.youtube.com/watch?v=dpLthO07LBY

「Addiction」
Cassie、Fabolousをフィーチャー。2008年にシングル・リリースされた彼の代表曲。刺激的な電子音が官能効果をアップする哀愁R&Bグルーヴ。Michael Jackson「I Can't Help It」のフレーズ引用も印象的です。。
https://www.youtube.com/watch?v=C7On6s5sKmA

Wiz Khalifa「Addicted」、Trey Songz「Addicted to Songz」、Clipse「Addiction」等のサンプリング・ソースとなっている点からも本トラックのインパクトの大きさを推察できます。
Wiz Khalifa「Addicted」
 https://www.youtube.com/watch?v=CEuZgCz71P8
Trey Songz「Addicted to Songz」
 https://www.youtube.com/watch?v=h_DJu9bDiOs
Clipse「Addiction」
 https://www.youtube.com/watch?v=HTKT5XvUVcY

「You're Fly」
僕好みのメロディアスなミディアム・グルーヴ。曲良し、サウンド良し、歌良し、三拍子揃っています。
https://www.youtube.com/watch?v=-emymHXHu70

「Quicksand」
このトラックも僕好み。躍動するビートを品良くアーバンに聴かせるセンスに脱帽です。
https://www.youtube.com/watch?v=th88MZ6U97Y

「Valentine」
ファルセットを駆使したミディアム・バラード。言葉のリズム感が見事です。
https://www.youtube.com/watch?v=A2fV4nnlG-I

「Just Right」
2005年にシングル・リリースされていた楽曲。The Headhunters feat. Pointer Sisters「God Make Me Funky」のビートをサンプリング。シンセによるアクセントが絶妙なセクシーR&Bグルーヴ。なかなかキャッチーです。
https://www.youtube.com/watch?v=uQNJwfQgtgk

「How It Was Supposed To Be」
2008年にシングル・リリースされていた楽曲。後引く哀愁感がたまらない1曲。ジワジワくる感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=wHUf89vL3l4

「I-R-I-N-A」
美しいR&Bグルーヴ。サウンドとRyanの歌い回しがフィットしているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=ea4ZYd3JxDA

「Out Of The Blue」
哀愁シンセが印象的な仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=ZmOWh7Az2e0

「Shouldn't Have To Wait」
さり気ないですが、Ryanの曲作り、サウンド、歌い回しのセンスの良さを実感できる1曲です。
https://www.youtube.com/watch?v=SXhO4b0vEVQ

「Wanna Be Good」
ポジティブなヴァイヴに溢れあR&Bグルーヴ。
https://www.youtube.com/watch?v=QEPCekXBVKg

「Gibberish」
ラストはオートチューンを駆使したバラードで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=f_RoFqVycxI

Ryan Leslieの他作品もチェックを!

『Transition』(2009年)


『Les Is More』(2012年)
posted by ez at 00:09| Comment(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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