発表年:2021年
ez的ジャンル:エレクトロニカ/シンセ・ポップ
気分は... :コケティッシュ!
新作から期待のアーティストKuckaのデビュー・アルバム『Wrestling』です。
Kucka(本名:Laura Jane Lowther)はUKリヴァプール生まれの女性アーティスト/プロデューサー。
オーストラリアを経て現在はL.A.を拠点としています。
2012年から活動を開始し、これまで何枚かのEPをリリースし、 Flume、Vince Staples、ASAP Rockyといったアーティストとして共演してきましたが、ようやくデビュー・アルバムがリリースされました。
プロデュース&ソングライティングはKucka自身。
Vegyn、Flume、Exmoor Emperor、Nosaj Thingが共同プロデュース&共作で参加しています。
アルバム全体としては、コケティッシュなヴォーカルを活かしたエレクトロニカ/シンセ・ポップといった印象です。
不思議な存在感を放つ「Contemplation」、フットワーク/トラップのエッセンスも感じる「Drowning」、コケティッシュなシンセ・ポップ「Ascension」、不可思議な哀愁シンセ・ポップ「Afterparty」、ヴィヴィッドな「Sky Brown」、ダンサブルでキャッチーな「No Good For Me」、チルな「Real」あたりが僕のお気に入り。
あなたもKuckaワールドにハマってみては?
全曲紹介しときやす。
「Wrestling」
タイトル曲はジンワリと滲み出てくるようなエレクトロニカがオープニング。
https://www.youtube.com/watch?v=l0skyRcjUQI
「Contemplation」
Vegynとの共同プロデュース&共作。Kuckaの不思議な存在感が際立つエレクトロ・ポップ。Kuckaのコケティッシュなヴォーカルが映えます。
https://www.youtube.com/watch?v=eIw--Bqmzo8
「Drowning」
Flumeが共同プロデュースで参加。フットワーク/トラップのエッセンスも感じるトラックはアルバム構成上のいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=WTKDPhRiKGo
「Ascension」
Kuckaのポップ・センスを感じる1曲。コケティッシュな声をサウンドの1つとして巧みに操っています。
https://www.youtube.com/watch?v=d4G2KBs4DFI
「Afterparty」
不可思議な哀愁シンセ・ポップといった趣がいいですね。美しいのにどこか歪んでいるような感覚に陥ります。
https://www.youtube.com/watch?v=1wj5w9QsEfY
「Joyride」
自身のコケティッシュな声を音源の1つとして上手く活用し、少しトライバルなリズムと組み合わせています。
https://www.youtube.com/watch?v=4rjSlGMx0E0
「Your World」
哀愁R&B調の仕上がり。切ない歌声とシンセ・サウンドの組み合わせがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=3oVpdQM3h4E
「Sky Brown」
Exmoor Emperorとの共同プロデュース&共作。ヴィヴィッドなシンセ・ポップ。音の余白・余韻もいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=yLDpqczZ7tk
「No Good For Me」
Nosaj Thingとの共同プロデュース&共作。ダンサブルでキャッチーな哀愁シンセ・ポップ。Kuckaの切ないヴォーカルがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=uL575PoQ5qg
「Real」
コケティッシュ・ヴォーカルの魅力を最大限に生かしたチルな仕上がり。サウンド的にはリアルというより非リアルといった雰囲気ですね。
https://www.youtube.com/watch?v=hUJxtWpfezo
「Eternity」
寂しげなエレクトロニカ。フェードアウト気分な仕上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=4V0tTO7L6R8
「Patience」
ラストは神秘的なエレクトロニカ。癒しのサウンドが耐える力を与えてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=M60sGQccBp4
五輪前のサッカーのテスト・マッチ「日本対スペイン」は面白い試合でしたね。
日本代表の実力云々より、本気で金メダル獲りを狙ってきたスペインの豪華メンバーにウキウキしてしまいました。