発表年:1981年
ez的ジャンル:ハワイアン・シティ・ポップ
気分は... :みまじゅん!
今回はハワイアン・シティ・ポップからMusic Magic『One Man Lady』(1981年)です。
Music Magicはハワイで結成されたバンド。
『Music Magic』(1979年)、『One Man Lady』(1981年)という2枚のアルバムをリリースしています。
2ndアルバムとなる本作『One Man Lady』(1981年)におけるメンバーは、Al Pascua(p、syn、back vo)、Fred Schreuders(g、vo)、Jay Molina(b、vo)、Darryl Blovin(ds、vo)、Scott Kohler(ds)という5名。
それ以外にLemuriaのIra Nepus(tb)、Kalapana作品にも参加しているMichael Paulo(sax)等が参加しています。
アルバム全体はフュージョン、ジャズ・ファンク等をベースとしたハワイアン・シティ・ポップといった印象です。
ハイライトは「One Man Lady」。ハワイアン・シティ・ポップなEW&Fといった雰囲気を楽しめます。
それ以外にディスコ・ファンクな「Let's Jam」、軽快なフュージョン・ファンク「Let's Get It Together」、ハワイアンAORな「I Wonder」、リラックスしたメロウ・グルーヴ「Sing」、アコースティックなメロウ・バラード「Only Ours To Share」もおススメです。
ハワイアンAOR好きの人はぜひチェックを!
全曲紹介しときやす。
「Let's Jam」
ハワイアン・シティ・ポップ×ディスコ・ファンクなオープニング。フュージョン感覚のディスコ・ファンクはサマー・モードにフィットします。
「One Man Lady」
本作のハイライト。ハワイアン・シティ・ポップなEW&Fといった雰囲気のメロウ・チューン。ジャケに写るような素敵なハワイアン・レディのイメージそのままです。
https://www.youtube.com/watch?v=K5ByDB0TPh4
「Let's Get It Together」
軽快なホーン・サウンドが印象的なフュージョン・ファンク。灼熱のアーバン・サウンドといった雰囲気がいいですね。
「I Wonder」
ハワイアンAORなメロウ・チューン。少しケバケバしいシンセの音色もこの時代らしいのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=9QbB3kHW5Tg
「222 (Triple Two)」
サマー・フュージョンなインスト・チューン。作者Fred Schreudersのギターが目立っています。
https://www.youtube.com/watch?v=K4DC3G6TauY
「Sing」
リラックスしたメロウ・グルーヴ。夏らしいコーラス・ワーク、ダイナミックなホーン・サウンド、ブリブリのベースで盛り上げてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=A7_jbwo0LuU
「Only Ours To Share」
アコースティックな質感のメロウ・バラード。ハワイアンAOR好きの人は気に入るのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=LEnomva_hkg
「Mr. Man」
リラックスしたオトナのファンキー・メロウ。なかなかいい味わいです。
https://www.youtube.com/watch?v=ho_lmTXVUSg
「Carnival」
本曲のみメンバー以外の作品。ラストはブラジリアン・フュージョンのインストで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=I5oz_Me8xRk
本作とセットでGreenwood『Lost In Paradise』(2014年)あたりを聴いてみるのもいいのでは?
Greenwood『Lost In Paradise』(2014年)