2021年09月02日

Glenn Jones『Here I Am』

オーセンティックな魅力に溢れた1枚☆Glenn Jones『Here I Am』
Here I Am
発表年:1992年
ez的ジャンル:実力派男性R&Bシンガー
気分は... :Give Love A Chance !

実力派男性R&BシンガーGlenn Jonesの7thアルバム『Here I Am』(1994年)です。

1962年、フロリダ州ジャクソンビル生まれの男性R&BシンガーGlenn Jonesの紹介は、6thアルバム『Here I Go Again』(1992年)、4thアルバム『Glenn Jones』(1987年)に続き3回目となります。

本作『Here I Am』(1994年)は、『Here I Go Again』(1992年)に続くstrong>Atlantic移籍第2弾アルバムです。

前作『Here I Go Again』からは、初のUS R&BチャートNo.1ヒット・シングル「Here I Go Again」が生まれたのに対し、本作『Here I Am』からはヒット・シングルは生まれていません。

しかしながら、スロウ〜ミディアム中心のオーセンティックな構成でGlenn Jonesの素晴らしいヴォーカルを満喫できる1枚に仕上がっています。アーバンな雰囲気のトラックが多いのもいいですね。

プロデュースは2曲を除きGlenn Jonesのセルフ・プロデュース。
トラックによって、"Heat" Ray WatkinsCraig KingJimmy Whiteが共同プロデュースしています。

楽曲はすべてGlenn Jonesのオリジナルです(共作含む)。

シングル曲は「Round And Round」「Here I Am」「It's Gonna Be Alright」の3曲。

僕のダントツのお気に入りは「Give Love A Chance」(個人的な思い出込みですが)。

オーセンティックなバラード「Love Song」、アーバンなミディアム・グルーヴ「Coming Back To You」、当ブログでも紹介した男性R&BグループGroove Uが参加した「Since You've Been Gone (A House Is Not A Home)」もおススメです。

派手さはありませんが、Glenn Jonesがお好きな方は満足できる1枚なのでは?

全曲紹介しときやす。

「Here I Am」
タイトル曲がオープニング。アルバムからの2ndシングルにもなっています。この曲はCraig Kingのプロデュース。メロディアスなミディアム・グルーヴ。ビートを効かせていますが、あくまでGlennの歌メインなのがいいですね。本作らしいアーバンな魅力に溢れています。
https://www.youtube.com/watch?v=AwKq6X3ybRE

「It's Gonna Be Alright」
アルバムからの3rdシングル。ムーディーなサックスと共に歌い上げるラブ・バラード。甘く危険な香りのするアーバン・ナイトといったところでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=4WYbAYijICc

「Love Song」
オーセンティックなバラードですがジワジワと胸に沁みてきます。Randy Bowlandのギターがいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=wZJ5uNz57qI

「Round And Round」
アルバムからの1stシングル。US R&Bチャート第24位となっています。アーバン・モードのオーセンティック・バラードです。Randy Bowlandのギターも素敵です。
https://www.youtube.com/watch?v=5V7_qgTl5TA

「Make It Up To You」
ダンサブルなビートのミディアム・グルーヴ。アルバム構成の中でいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=ozaKxy-_ZZc

「Coming Back To You」
軽くファンキーなスパイスを効かせたミディアム・グルーヴ。さり気ないですが、アーバンな雰囲気がいい感じです。
https://www.youtube.com/watch?v=WUg3t2dM_wQ

「Give Love A Chance」
僕の一番のお気に入り。というか僕にとっては思い出のラブ・バラードです。今でも聴いていると、いろいろな思いが込み上げてきて涙腺が緩んでしまいます。
https://www.youtube.com/watch?v=weIJI2iQB1Y

「Everything To Me」
この曲はCraig Kingのプロデュース。哀愁バラードを切々と歌い上げます。
https://www.youtube.com/watch?v=kZ7l3-Ik1YM

「Since You've Been Gone (A House Is Not A Home)」
当ブログでも紹介した男性R&BグループGroove Uがバック・コーラスを務めたミディアム・グルーヴ。なかなかいい雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=u-KyjoihSsA

「Don't Walk Away」
本編ラストは、Genobia Jeterの女性ヴォーカルをフィーチャーしたゴスペル調の感動バラードで締め括ってくれます。Genobia Jeterのソロ・アルバムも近々取り上げたいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=P3hzsi7YTEg

「In You」
CDボーナス・トラック。前作『Here I Go Again』収録曲を再収録。Bernard Belleプロデュースの王道バラードです。
https://www.youtube.com/watch?v=mhmVCoVPEgQ

Glenn Jonesの他作品もチェックを!

『Everybody Loves a Winner』(1983年)
EVERYBODY LOVES A WINNER - 1983

『Finesse』(1984年)
Finesse

『Take It From Me』(1986年)
テイク・イット・フロム・ミー + 7

『Glenn Jones』(1987年)
GLENN JONES

『All for You』(1990年)
All For You

『Here I Go Again』(1992年)
Here I Go Again

『It's Time』(1998年)
glenn jones it's time.jpg

『Feels Good』(2002年)
Feels Good

『Forever: Timeless R&B Classics』(2006年)
Forever: Timeless R&B Classics
posted by ez at 03:25| Comment(0) | 1990年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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