発表年:2021年
ez的ジャンル:サウス・ロンドン系トラックメイカー
気分は... :リヴィングルームの音世界...
新作からサウス・ロンドンの新星トラックメイカーedblの『South London Sounds』です。
edblことED Blackはイギリス、チェスター出身のトラックメイカー/ギタリスト。
現在はサウス・ロンドンを拠点に活動しています。
2019年からedbl名義で作品をリリースしています。
本作『South London Sounds』は、『edbl beats, vol.1』(2020年)、『Boys & Girls Mixtape』(2020年)、『edbl beats, vol.2』(2021年)等これまで発表した作品の中から15トラックをセレクトした日本独自編集CDです。
その意味でedblの魅力が1枚に凝縮されたお得な1枚だと思います。
自宅のリヴィングルームでレコーディングしたローファイな音世界は、メロウ&ソウルフルであり、A Tribe Called Quest、J Dilla、FKJあたりの影響を感じます。
トラック自体がメロディアスですが、多くの曲でサウス・ロンドンのシンガーをフィーチャーしているので、さらに聴きやすいと思います。
サウス・ロンドンならではの美メロ・トラックを満喫しましょう。
全曲紹介しときやす。
「I'll Wait」
Kofi Stoneのラップをフィーチャー。イントロのフルートの音色が涼しげなメロウHip-Hopトラック。
https://www.youtube.com/watch?v=nfgKa0bh5TM
「Charmaine」
『Boys & Girls Mixtape』収録曲。Zach Saidをフィーチャー。ローファイなレイドバック感覚が印象的なトラック。独特の脱力ワールドがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Ce5ZaAsBNMI
「Symmetry」
『Boys & Girls Mixtape』収録曲。女性シンガーTilly Valentineをフィーチャー。メランコリック・サウンドとTilly Valentineの少し寂しげな歌声がマッチした哀愁メロウ・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=h_bi0knZqY4
「Hard To Tell」
女性シンガーCarrie Baxterをフィーチャー。Amy Winehouseあたりを彷彿させるCarrie Baxterのヴォーカルと、edblのメロウ・ギターの組み合わせがいい感じのメロウ・ポップ・ソウル。
https://www.youtube.com/watch?v=RN-Ev7ZaIAU
「Nostalgia」
『Boys & Girls Mixtape』収録曲。女性シンガーTaura Lambをフィーチャー。透明感のあるTauraのヴォーカルを活かしたソフトリーな仕上がり。ここでもedblのメロウ・ギターが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=mmiRbLAzmYw
「What Next?」
『Boys & Girls Mixtape』収録曲。A Tribe Called QuestやJ Dillaからの影響を感じるトラックメイカーらしいインスト・トラック。
https://www.youtube.com/watch?v=-92oS1pvCpE
「Less Talkin'」
『Boys & Girls Mixtape』収録曲。女性シンガーJAEをフィーチャー。JAEのコケティッシュなヴォーカルが映えるネオソウル調の仕上がりは僕好み。
https://www.youtube.com/watch?v=VkJ_0Hzjywg
「Cigars」
Alfie Neale & Jarki Monnoをフィーチャー。J Dillaプロデュース曲のような佇まいがあっていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=n9dc5F09f-k
「(Baby Can We) Lift This Up?」
Hemi Mooreをフィーチャー。ローファイならではの抑えたトーンが魅力のメロウ・ポップ・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=Wy2RPaoZbBw
「Table For Two」
Tilly Valentineの女性ヴォーカルとBran Mazzのサックスをフィーチャー。ローファイならではのジャジー&メロウ・フィーリングが魅力委の爽快ポップ・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=fxEYOK7Aqyc
「The Way Things Were」
男性シンガーIsaac Waddingtonをフィーチャー。ソウルフル&セクシーなIsaac Waddingtonのヴォーカルを活かした哀愁メロウなソウル・グルーヴ。個人的にもアルバムで一番のお気に入り。
https://www.youtube.com/watch?v=xuNMsMpVaho
「Be Who You Are」
男性シンガーJay Alexzanderをフィーチャー。ネオソウル調のメロディアスなミディアム・バラード。派手さはありませんが、なかなかいい味わいです。
https://www.youtube.com/watch?v=MHjAQB4Memg
「Magpies」
『edbl beats, vol.1』収録曲。edblのメロウ・ギターを満喫できるジャジーなインスト・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=cqjPIe-smCQ
「Edbl Guitar」
『edbl beats, vol.1』収録曲。タイトルの通り、edblのギターを聴かせるトラック。
https://www.youtube.com/watch?v=a77pXLima1c
「Breakfast In Bed」
『edbl beats, vol.2』収録曲。USビートメイカーJoe Baeをフィーチャー。ラストは朝食モードのインスト・メロウで締め括ってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=jlx-LK9GqZQ