2022年02月20日

Moonchild『Starfruit』

陽だまりネオソウル・ユニットの最新作☆Moonchild『Starfruit』

発表年:2022年
ez的ジャンル:L.A.新世代ネオソウル・ユニット
気分は... :まったりモードで・・・

新作アルバムからL.A.を拠点に活動する新世代ネオソウル・ユニットMoonChildの最新作『Starfruit』です。

紅一点のAmber NavranAndris MattsonMax Brykという男性メンバー2名という全員がマルチ・プレイヤーから成るユニットMoonChild

これまで当ブログで紹介したMoonChild作品は以下の3枚。

 『Please Rewind』(2014年)
 『Voyager』(2017年)
 『Little Ghost』(2019年)

5thアルバムとなる最新作『Starfruit』は、結成10周年を迎えた区切りの1枚となっています。

そんな10周年アルバムには、多くのゲストを迎えています。

Donny Hathawayの娘Lalah HathawayErnie Isleyの娘Alex Isley、L.A.のラッパーIll Camille、ニューオリンズのバンドTank and The Bangers、女性ラッパーRapsody、フィラデルフィア出身のSSW/ラッパーMumu Fresh、アトランタを拠点とするSSW Chantae Cannマルチ奏者Josh Johnsonといったアーティストがフィーチャリングされています。

プロデュース&ソングライティングはMoonChild自身(ゲストとの共作含む)。

Amber Navranのコケティッシュ・ヴォーカルが映える、"陽だまりのネオソウル"と形容したくなる唯一無二のネオソウル・ワールドがMoonChildの魅力ですが、本作でも陽だまりのネオソウルに更に磨きがかかっています。

サウンド的には新世代ネオソウルと現在進行形ジャズのクロスオーヴァーが魅力ですが、本作ではゲスト陣の参加もあってR&B/Hip-Hopテイストも強く感じます。

陽だまりのネオソウルを聴きながらまったりと過ごす休日はサイコーです!

全曲紹介しときやす。

「Tell Him」
Lalah Hathawayをフィーチャー。幻想的なメロウ・チューンでアルバムを幕を開けます。いつものMoonChildらしい感じで展開されますが、Lalah Hathawayのヴォーカルが入ってくると一気にコンテンポラリーなR&Bフィーリングが増します。
https://www.youtube.com/watch?v=W2fY1dpwO00

「Takes Two」
曲調はMoonChildらしい陽だまりのネオソウルを楽しめるトラック。Amberのコケティッシュなヴォーカルが映えます。
https://www.youtube.com/watch?v=iB7F60t0SiA

「Little Things」
さり気ないですが、ジャジー・フィーリングのドリーミー・チューンを聴いていると心が和らぎます。こういうの大好き!
https://www.youtube.com/watch?v=GulzGG_hWpY

「You Got One」
Alex Isleyをフィーチャー。僕好みの甘く切ないラブソング。メロウ・サウンドと一体化したAmberとAlexのコケティッシュなヴォーカルがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=JEq2Y8ibvjQ

「Too Good」
陽だまりのネオソウル全開のラブソング。聴いているだけでホッコリしてきます。休日の朝はこんな曲で目覚めたいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=vC4FZw4MRmQ

「Need That」
Ill Camilleをフィーチャー。MoonChild流のHip-Hopサウンドを楽しめます。J Dilla的な雰囲気もあっていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=ornUL7K-if0

「I'll Be Here」
またまた陽だまりのネオソウル。僕の一番のお気に入り。Amberのコケティッシュ・ヴォーカルに優しく包み込まれる感じがたまりません。
https://www.youtube.com/watch?v=snXc7daVF44

「Get By」
Tank and The Bangersをフィーチャー。ラップ調ヴォーカルを交えたヴォーカル・ワークが印象的なドリーミー・チューンに仕上がっています。
https://www.youtube.com/watch?v=k_KmP55wqPw

「What You Wanted」
陽だまりのネオソウル応用編といった雰囲気の軽やかなメロウ・チューン。ジャジー・フィーリングのスパイスを適度に効かせているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=lZXtzsdunjo

「Love I Need」
Rapsodyをフィーチャー。エレクトリック・ベースを強調したサウンドが印象的なトラック。そんなサウンドとRapsodyの女性ラップがよくフィットしています。
https://www.youtube.com/watch?v=uYjQFAQ34Gs

「By Now」
まだまだ陽だまりのネオソウルが続きます。Amberのコケティッシュ・ヴォーカルを聴いていると、いつの間にか夢の中を彷徨っています。
https://www.youtube.com/watch?v=Fq_VySuZWxk

「Don't Hurry Home」
Mumu Freshをフィーチャー。少しフューチャリスティックな陽だまりネオソウルといった印象です。Mumu Freshのラップも雰囲気があっていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=eqdOQI31e7E

「Last Time」
まったりモードのメロウ・チューン。時間がゆっくりと流れていくような和やかなサウンドがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=WWbEmXo8HlE

「The Long Way」
Chantae Cann(vo)/Josh Johnson(sax)をフィーチャー。本編ラストも陽だまりのネオソウルで締め括ってくれます。Josh Johnsonのサックス・ソロがいい雰囲気を演出してくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=YkUB5b00d9Q

「Rainy Day」
国内盤CDボーナス・トラック。ピアノを中心とした短いインストです。

MoonChildの他作品もチェックを!

『Be Free』(2012年)
Be Free

『Please Rewind』(2014年)
Please Rewind

『Voyager』(2017年)
Voyager [帯解説・歌詞対訳 / ボーナストラック2曲収録 / 国内盤] (BRC549)

『Little Ghost』(2019年)
Little Ghost [輸入盤CD] (TRUCD383)_792
posted by ez at 01:34| Comment(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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