2022年05月25日

Ray Barretto『Latino Con Soul』

N.Y.ブーガルーの人気作☆Ray Barretto『Latino Con Soul』

発表年:1967年
ez的ジャンル:N.Y.ラテン/ブーガルー
気分は... :時代の波を乗り遅れるな!

今回はN.Y.ラテンからRay Barretto『Latino Con Soul』(1967年)です。

ラテン・グルーヴの帝王"ハード・ハンズ"Ray Barrettoについて、これまで当ブログで紹介したのは以下の6枚。

 『Senor 007』(1965年)
 『Acid』(1968年)
 『The Message』(1972年)
 『Que Viva La Musica』(1972年)
 『Can You Feel It』(1978年)
 『La Cuna』(1981年)

本作『Latino Con Soul』(1967年)は、N.Y.ブーガルー黄金時代にリリースされた人気作です。

レコーディングにはAdalberto Santiago(vo)、Pete Bonet(vo)、Roberto Rodriguez(tp)、Eddie Martinez(p)、Orestes Vilato(timbales)等が参加しています。

本作のハイライトと呼べるブーガルー「Do You Dig It?」、名盤Fania All-Stars『Live At The Cheetah』(1972年)のオープニングを飾った「Descarga Fania」の原曲「Trompeta Y Trombon」、(当時の)モダンなN.Y.ラテン「Bilongo」、エネルギッシュなデスカルガ「Fuego Y Pa'lante」、開放的なパーカッション・アンサンブル「El Picor」あたりが僕のオススメです。

N.Y.ブーガルーの盛り上がりにリンクした"ハード・ハンズ"Ray Barrettoの熱き1枚を楽しみましょう!

全曲紹介しときやす。

「Bilongo」
Justi Barreto作。Eddie Martinezの軽快なピアノと共に始まるオープニング。(当時の)モダンなN.Y.ラテンで楽しませてくれます。軽快なリズムとソウルフルなヴォーカルの組み合わせがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=USJAtHbRRaU

「Love You (Eras)」
Ray Barretto作。Adalberto Santiagoが甘いヴォーカルで魅せてくれるロマンティック・バラード。なかなかいい雰囲気です。
https://www.youtube.com/watch?v=UaANITjlu-o

「Trompeta Y Trombon」
Ray Barretto作。名盤Fania All-Stars『Live At The Cheetah』(1972年)のオープニングを飾った「Descarga Fania」の原曲です。疾走するデスカルガのドライヴ感は今聴いても実にモダンです。特にベースが格好良いですね。
https://www.youtube.com/watch?v=RHE6PcsrYgo

「Boogaloo Con Soul」
Ray Barretto/Solange Lopez作。タイトル曲は哀愁モードのレイジーなブーガルー。英語とスパニッシュをミックスさせたヴォーカルが雰囲気あります。
https://www.youtube.com/watch?v=xWIrlvv3W3w

「Do You Dig It?」
Ray Barretto作。本作のハイライトと呼べるブーガルー。ハンド・クラップと共に陽気に躍動します。エネルギッシュに駆け抜けていく感じがサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=v18zdoxFGrk

「El Picor」
Harris/Pedro Bonet作。開放的なパーカッション・アンサンブルで楽しませてくれます。みんなで陽気に盛り上がりましょう!
https://www.youtube.com/watch?v=dmARTn7eJZE

「Lo Mismo Que A Usted」
Dino Ramos/Palito Ortega作。哀愁のボレロ。ラテンらしいと言えばラテンらしいですが、僕には少し退屈かな。
https://www.youtube.com/watch?v=YBMQ0GfP9Ig

「Fuego Y Pa'lante」
Ray Rodriguez作。参加メンバーのエネルギッシュな演奏で盛り上がるデスカルガ。中盤のティンバレス・ソロが最高に格好良いです!Eddie Martinezのピアノも絶好調です。
https://www.youtube.com/watch?v=jzsRgRAlJks

「Happy Birthday Everybody」
Ray Barretto作。ラストはN.Y.ラテンなバースデー・ソングで陽気に締め括ってくれまうs。
https://www.youtube.com/watch?v=QBV22y2ZBNA

CDにも「Happy Birthday Everybody (Alt. Take)」

Ray Barrettoの過去記事もご参照ください。

『Senor 007』(1965年)
Senor 007

『Acid』(1968年)
Acid

『The Message』(1972年)
The Message

『Que Viva La Musica』(1972年)
Que Viva La Musica

『Can You Feel It』(1978年)
キャン・ユー・フィール・イット

『La Cuna』(1981年)
ラ・クーナ
posted by ez at 00:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 1960年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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