2023年02月19日

Sylvie『Sylvie』

70年代リヴァイヴァル☆Sylvie『Sylvie』

発表年:2022年
ez的ジャンル:USインディー・フォーク/ロック
気分は... :初めて聴くのに懐かしい・・・

新作から、USインディー・シーンで注目を集めるBen Schwabのソロ・ユニットSylvie『Sylvie』です。

Ben Schwabは南カリフォルニア出身の男性シンガー・ソングライター/ギタリスト。

自身が率いたグループGolden Daze名義で2枚のアルバムをリリースし、近年はMichael Collinsによるサイケデリック・ロック・グループDrugdealerのアルバムに参加しています。

そんなBen Schwabが彼の父親John Schwabが70年代在籍していたバンドMad Anthonyのデモ・テープを聴いたことや、70年代初めに活動していたカントリー・ロック/フォーク・ロック・グループMatthews Southern Comfort「Sylvie」という曲にインスパイアされたことで70年代サウンドに目覚め、その流れで70年代サウンド再発見的なプロジェクトSylvieをスタートさせました。

一応、本作『Sylvie』がデビュー・アルバムとなっていますが、デビューEPの5曲に2曲を追加した30分にも満たない内容であり、ミニ・アルバム的な位置づけで聴いた方がいいのでは?

内容的には70年代好きにはたまらない、ペダル・スティールの音色にグッとくる懐かしいレイドバック感が魅力の1枚に仕上がっています。

アルバムにはL.A.出身の女性シンガー・ソングライターMarina Allenや男性シンガー・ソングライターSam Burtonといった同世代のアーティストや、父John Schwabが参加しています。

「Sylvie」以外はBen Schwabのオリジナルです。

まずはMarina Allenがリード・ヴォーカルをとる「Falls On Me」「Further Down the Road」の2曲に本作の魅力が凝縮されています。僕自身はこの2曲のために本作を購入したと言っても過言ではありません。

それ以外では、ユニット名の由来にもなったMatthews Southern Comfortのカヴァー「Sylvie」、Ben自身がヴォーカルをとるセピア色のフォーキー「Shooting Star」もオススメです。

セピア色がよく似合うレイドバックしたフォーキー・ワールドをご堪能あれ!

全曲紹介しときやす。

「Falls On Me」
Marina Allenをフィーチャー。アルバムを象徴する1曲。僕もこの曲を聴いて本作の購入を決めました。セピア色のレイドバックしたサウンドを聴いていると、初めて聴くのに懐かしい青春の思い出が甦ってきそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=ftXdpFiY-h8

「Sylvie」
ユニット名の由来にもなったMatthews Southern Comfortのカヴァー(Carl Barnwell作)。オリジナルはアルバム『Later That Same Year』(1970年)収録。Sam Burtonをフィーチャー。オリジナルの雰囲気を踏襲するフォーキー・チューンですが、オリジナル以上にあの時代の香りがするかも?

Matthews Southern Comfort「Sylvie」
 https://www.youtube.com/watch?v=VGZmzwCvQQ4

「Rosaline」
父親John Schwabのために書かれた楽曲。勿論、Johnがヴォーカルをとります。味わいのあるレイドバックしたフォーク・ロックはノスタルジックな気分に浸らせてくれます。

「Further Down the Road」
Marina Allenをフィーチャー。70年代にCarole Kingあたりが歌っていたような仕上がり。Marina Allenの歌い回しも雰囲気があっていいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=eKbbHXZlbOU

「Shooting Star」
Ben自身がヴォーカルをとるセピア色のフォーキー・チューン。都会の喧噪を忘れさせてくれるレイドバック・フィーリングがたまりません。

「50/50」
父Johnとの会話をそのまま用いたイントロに続き、本編はフォーキーなインストに仕上がっています。

「Stealing Time」
Sam Burtonをフィーチャー。ラストはワルツ調のフォーキー・チューンで締め括ってくれます。

Golden DazeDrugdealerのアルバムもチェックを!

Golden Daze『Golden Daze』(2016年)


Drugdealer『Raw Honey』(2019年)


Drugdealer『Hiding In Plain Sight』(2022年)


ご興味がある方はMarina AllenSam Burtonのアルバムもチェックしてみては?

Marina Allen『Candlepower』(2021年)


Marina Allen『Centrifics』(2022年)


Sam Burton『I Can Go With You』(2020年)
posted by ez at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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