2023年06月11日

Lemar『Page In My Heart』

シンセ・ポップ/ディスコ路線の最新作☆Lemar『Page In My Heart』

発表年:1979年
ez的ジャンル:UK男性R&B系シンセ・ポップ/ディスコ
気分は... :然善けむ・・・

今回はUK男性R&B/ソウル・シンガーLemarの最新作『Page In My Heart』です。

Lemar(本名:Lemar Obika)は1978年北ロンドン、トッテナム出身。

2002年に参加したBBCの人気オーディション番組『Fame Academy』でその才能が認められます。

それを受けて、2003年にリリースしたシングル「Dance (With U)」がUKチャート第2位の大ヒットとなりました。

その後も2003-5年にかけて、「50/50 & Lullaby」(同第5位)、「Another Day」(同第9位)、「If There's Any Justice」(同第3位)、「Time to Grow」(同第9位)とヒット・シングルを連発しました。

アルバムとしては、これまで『Dedicated』(2003年)、『Time to Grow』(2004年)、『The Truth About Love』(2006年)、『The Reason』(2008年)、『Invincible』(2012年)、『The Letter』(2015年)という6枚をリリースしています。

USチャートでのヒットがないので、イマイチ日本での知名度は低いかもしれませんね。

そんなLemarが8年ぶりにリリースした最新7thアルバム『Page In My Heart』

前作『The Letter』(2015年)のヴィンテージ・ソウル路線からは大きく異なり、ダンサブルなトラックが目立つアルバムとなっています。

プロデュースはLemar本人、Craig HardyMathias Andermo

Craig Hardy「Dance (With U)」のプロデュースも手掛けた長年の盟友です。

前述のようにダンサブルなトラックが魅力です。

その意味で「Glorious!」「Free Your Mind」「Future Love」「The Weekend」のディスコ/ダンスな4トラックが本作を象徴していると思います。

個人的には「Take Care」「Where Do We Get Off?」という2曲の感動的なピアノ・バラードもオススメです。

シンセが鳴り響くポップ/ディスコ路線、悪くないと思います。

全曲紹介しときやす。

「Page In My Heart」
Mathias Andermoプロデュース。タイトル曲は、シンセの音色が印象的な荘厳なポップ・チューン。
https://www.youtube.com/watch?v=XvbsEr7xs30

「Glorious!」
Craig Hardyプロデュース。本作を象徴するディスコ・チューン。Nile Rodgers調のカッティング・ギターが心地好いです。Jessica Agombarのラップ調の女性ヴォーカルがいいアクセントになっています。
https://www.youtube.com/watch?v=xSdIRsbOl8k

「Future Love」
Lemarプロデュース。UKの女性ハウス・シンガーAmanda Wilsonが参加。シンセ・ポップ調のダンス・チューンに仕上がっています。このキラキラ感は80年代っぽいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Uy80Lr3qSwA

「Dust」
Mathias Andermoプロデュース。シンセ・ポップなミディアム・グルーヴ。荘厳ながらも軽やかなのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=MkaBia0kXbk

「Take Care」
Lemarプロデュース。ピアノをバックに切々と歌い上げる感動バラード。ドラマのエンディング・テーマとかにフィットしそうですね。
https://www.youtube.com/watch?v=FhBZ0dB9iwk

「Free Your Mind」
Craig Hardyプロデュース。「Glorious!」と同タイプのディスコ・チューン。キャッチーなベースラインがいいですね。Lemarのファルセット・ヴォーカルがディスコ・サウンドによくフィットします。
https://www.youtube.com/watch?v=dg1Pv6be9Og

「Turn My Love」
Mathias Andermoプロデュース。抑えたトーンのミディアム・グルーヴ。ヒンヤリとした雰囲気がいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=mW5ffzPVI2Y

「I Been」
Mathias Andermoプロデュース。ジワジワと高揚してくるミディアム・バラード。壮大なスケールを感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=wvN0BsGH7kk

「The Weekend」
Craig Hardyプロデュース。煌びやかなシンセが鳴り響くポップ・ディスコ・チューン。ある意味とても本作らしいトラックなのでは?
https://www.youtube.com/watch?v=5Rsfk4GReVo

「Where Do We Get Off?」
Lemarプロデュース。N.Y.出身のソングライター/ピアニストのJeff Franzelがソングライティング/ピアノで参加。Jeff Franzelの美しいピアノをバックに、Lemarが感動的なヴォーカルを聴かせてくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=NPREUR2Azi8

Lemarの他作品もチェックを!

『Dedicated』(2003年)


『Time to Grow』(2004年)


『The Truth About Love』(2006年)


『The Reason』(2008年)


『Invincible』(2012年)


『The Letter』(2015年)
posted by ez at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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