2023年08月13日

Secret Night Gang『Belongs On A Place Called Earth』

UKジャズ・ファンク/ネオソウル作品☆Secret Night Gang『Belongs On A Place Called Earth』

発表年:2023年
ez的ジャンル:ブリット・ファンク×ネオソウル
気分は... :前後際断・・・

新作からUKジャズ・ファンク/ネオソウル作品、Secret Night Gang『Belongs On A Place Called Earth』です。

Secret Night GangKemani Anderson(vo、el-p)、Callum Connell(sax、fl、vocoder、syn、clav、org)の2人がUKマンチェスターで結成されたジャズ・ファンク/ソウル・ユニット。

Gilles PetersonBrownswood Recordingsからリリースされたデビュー・アルバム『Secret Night Gang』(2021年)は、Brownswood絡みもあって大きな注目を集め、高い評価を得ました。

2022年にはKhruangbinのEUツアーをサポートしています。

2ndアルバムとなる本作『Belongs On A Place Called Earth』は、前作と同じくブリット・ファンクをベースにしつつ、前作以上にネオソウルを強く感じる1枚に仕上がっています。よりKemani Andersonのヴォーカルの魅力を満喫できるのではないでしょうか。

レコーディングにはMyke Wilson(ds)、Immanuel Simelane(b)、Jack Duckham(g)、Nicola Guida(el-p、p、key)、Aaron Wood(flh)、Elias Atkinson(tp、flh)、Jonathan Moko(b)、Rioghnach Connelly(fl)、Alberto Pico Borrero Alvarez(per)、Alan Keary(strings)といったミュージシャンが参加しています。

プロデュースは前作と同じくYvonne Ellis

Soulquariansを彷彿させるネオソウルであれば、「Don't Know What Tomorrow Brings」「Never Ever」「When Will The Sun Rise Again」「Out Of My Head」「Things Will Work Out」がオススメです。

ダンサブルに疾走するブリット・ファンクであれば、「Find A Way」「Do For You」「Every Nation」をどうぞ!

Brownswood好き、Soulquarians好きの人はぜひチェックを!

全曲紹介しときやす。

「Respect Me」
本作を象徴するドープなソウルフル・チューンがオープニング。ヴォーカルはディープに、演奏は重くなりすぎず小粋にというバランスがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=z03aV3iD_Jg

「Don't Know What Tomorrow Brings」
BilalTerrace Martinらの影響を受けて制作されたトラックなのだとか。確かにSoulquarians好きの人が歓喜しそうなネオソウルなミディアム・グルーヴに仕上がっています。Kemaniのヴォーカルも何処となくBilal調です。
https://www.youtube.com/watch?v=Wym7LhmUdL8

「One And Only」
哀愁ホーン・アンサンブルと共に始まりますが、トライバルなパーカッションが加わり、さらにはラテン・ビートが前面に打ち出される変わった雰囲気を持つ演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=BcglsqYa-cM

「Never Ever」
ブリット・ファンク×ネオソウルなミディアム。Kemaniの濃厚ながらも温かみのあるソウルフル・ヴォーカルに魅せられます。
https://www.youtube.com/watch?v=nK3m_4Vzhzw

「Find A Way」
疾走するブリット・ファンクですが、Kemaniのソウルフル・ヴォーカルが加わることで軽やかなディープ感(なんじゃそれは?)を醸し出すのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=MS9DPldujRY

「When Will The Sun Rise Again」
ゴスペル調ヴォーカルワークがいい感じのネオソウルなミディアム。これもSoulquarians好きの人は気に入るはず!
https://www.youtube.com/watch?v=jQceKuxfMtg

「Do For You」
ダンサブルに疾走する爽快ブリット・ファンク。ここではKemaniのヴォーカルも軽やかです。UKジャズ・ファンク好きの人であれば間違いない1曲でしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=QSwcQc299vM

「Out Of My Head」
ソウルフルなヴォーカル・ワークと共に始まるミディアム・ソウル・グルーヴ。これもSoulquarians好きの人はヤラれるトラックでしょう。2000年代前半にタイムスリップしたような感覚になります。
https://www.youtube.com/watch?v=pSSZUWKLmWI

「Every Nation」
ギター・カッティングが心地よいブリット・ファンクらしい爽快グルーヴ。ここでもKemaniのソウルフル・ヴォーカルが軽やかなディープ感を醸し出します。
https://www.youtube.com/watch?v=_WCOtyD9X70

「Things Will Work Out」
ラストはゴスペル・フィーリングのネオソウル・バラードで締め括ってくれます。Kemaniのヴォーカルを存分に堪能してアルバムは幕を閉じます。
https://www.youtube.com/watch?v=WqDYt8EKt0w

未聴の方はデビュー・アルバム『Secret Night Gang』(2021年)もチェックを!

『Secret Night Gang』(2021年)
posted by ez at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 2020年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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