2023年11月29日

Anthony White『Could It Be Magic』

フィリー・ソウルの隠れた名盤☆Anthony White『Could It Be Magic』

発表年:1976年
ez的ジャンル:PIR系男性ソウル
気分は... :隠れ名盤の楽しみ・・・

今回は70年代フィリー・ソウルの隠れた名盤、Anthony White『Could It Be Magic』(1976年)です。

Anthony Whiteはフィラデルフィア出身の男性ソウル・シンガー。

Gamble & HuffKenneth Gamble/Leon Huff)のPhiladelphia International Records (PIR)との契約に成功し、1975年にシングル「Hey Baby」でデビュー。

1976年に唯一のアルバムとなる本作『Could It Be Magic』をリリース。しかし、PIRでは成功を収めることができず、1977年にSalsoul Recordsに移籍し、ディスコ路線のシングル「I Can't Turn You Loose」をリリースしています。

その後シーンから姿を消してしまいましたが、80年代後半にハウス・プロデューサー/シンガーPaul Simpsonの作品に参加しています。

本作『Could It Be Magic』(1976年)ですが、今日ではフィリー・ソウルの隠れた名盤として再評価の高い1枚です。

Phil TerryTheodore LifeT.G. ConwayBruce HawesSherman Marshallがプロデューサーとして起用されています。

また、Theodore LifeT.G. ConwayJack FaithDexter WanselRon KerseyNorman HarrisJohn L. Usry, Jr.がアレンジを手掛けています。

フィリー・ダンサー系であれば、「Where Would I Be Without You」「Stop And Think It Over」「Never Let You Get Away From Me」がオススメです。ミディアム・グルーヴの「Yes You Need Love」も悪くありません。

バラード系であれば、「Never Repay Your Love」「Love Grows Strong」「I'm So Much In Love With You」がお気に入りです。

入手しづらい1枚ですが、ぜひチェックしてみてください。

全曲紹介しときやす。

「Where Would I Be Without You」
Phil Terry/Theodore Life/T.G. Conway作・プロデュース。軽快なフィリー・ダンサーがオープニング。飛ばしすぎずに余裕を持って楽しめるダンス・チューンに仕上がっているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=FSTQH2QrRck

「Never Repay Your Love」
Bruce Hawes作・プロデュース。アルバムに先駆けてシングル・リリースされたソウル・バラード。ジワジワと盛り上がってくる感じがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=i6sRyCatVPU

「Could It Be Magic」
タイトル曲はBarry Manilowのヒット・シングルをカヴァー(Barry Manilow/Adrienne Anderson作)。Phil Terryプロデュース。オーセンティックなポップ・バラードをグッと落ち着いたオトナ・ソウル・バラードに変貌させています。
https://www.youtube.com/watch?v=gbdRiQkO0TM

Barry Manilow「Could It Be Magic」
 https://www.youtube.com/watch?v=Vc5XtkZSH-Q

「Stop And Think It Over」
Joseph Jefferson/Sherman Marshall作。Sherman Marshallプロデュース。スピード感と心地好さのバランスが抜群のフィリー・ダンサー。ダンサブルでありながら、Anthonyのソウルフルなヴォーカルを大切にしているのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=vu8TJD75AJc

「There Will Never Be Another」
Allan Felder/Anthony White/Ron Tyson作。Allan Felderプロデュース。温もりを感じるストリングス・アレンジが印象的なバラード。仰々しいバラードは苦手な僕ですが、このトラックに限っては仰々しさが成功しているように感じます。
https://www.youtube.com/watch?v=ar120HDTcMY

「Never Let You Get Away From Me」
Allan Felder/Bunny Sigler/Norman Harris/Ron Tyson作。Allan Felderプロデュース。Norman Harrisがアレンジを手掛けたフィリー・ダンサー。ドラマティックなストリングスと華やかな女性コーラスがAnthonyのヴォーカルを引き立てます。
https://www.youtube.com/watch?v=j-ZcuCF54dI

「Love Grows Strong」
Phil Terry/Theodore Life/T.G. Conway作・プロデュース。Anthonyのソウルフルなヴォーカルを存分に堪能できるオーセンティック・バラード。オーセンティックが似合うシンガーであることを実感できます。
https://www.youtube.com/watch?v=z6mtTymUT24

「Yes You Need Love」
Bruce Hawes/Charles Simmons/Sherman Marshall作。Bruce Hawesプロデュース。Anthonyのソウルフルな節回しを活かしたミディアム・グルーヴ。女性コーラスとの絡みもいい感じです。サウンドが前に出すぎていないのがいいですね。
https://www.youtube.com/watch?v=Ww8clhJKKqI

「I'm So Much In Love With You」
Sherman Marshall/Ted Wortham作。Sherman Marshallプロデュース。シングルにもなったムーディーなバラード。ジワジワと沁みてくる感じがサイコーです。
https://www.youtube.com/watch?v=8WisgflVwDg

「Only Child's Play」
Phil Terry/Theodore Life/T.G. Conway作。Phil Terryプロデュース。ラストは童心モードのソウル・グルーヴで締めくくってくれます。
https://www.youtube.com/watch?v=4a4QTrsFq3A

なんかバタバタしていて、仕事もプライベートもTo Doリストが溜まっていくばかりです。年末までには立て直さねば。
posted by ez at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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