2007年10月28日

Keyshia Cole『Just Like You』

魅惑のハスキー・ヴォイス!待望の2ndアルバム☆Keyshia Cole『Just Like You』
Just Like You
発表年:2007年
ez的ジャンル:Next MJB系女性R&B
気分は... :そんなに見つめないで...

この秋から年末にかけて、期待の女性R&Bシンガーの新作が続々と発表されますね。
既発の作品の中には必ずしも期待通りの出来栄えのものばかりとは限りませんが...

そんな中で期待以上の出来栄えだったのが、若手女性R&BシンガーKeyshia Coleの2ndアルバム『Just Like You』です。

本ブログでも紹介済みのデビュー・アルバム『The Way It Is』が“Next Mary J. Blige”として各方面から絶賛され、商業的にも成功を収めたKeyshia Cole

そんな勢いを持って制作された2ndアルバムが本作『Just Like You』です。

『The Way It Is』のエントリーの時に、かなりの豪華メンバーの参加する模様ということで色々ビッグネームを挙げましたが、実際に収録曲に参加しているゲストは、Missy Elliott、Lil Kim、Too $hort、Amina、Anthony Hamilton、Diddy、Young Dro、T. I.と事前情報とはかなり異なるメンツでした。

ただし、そんなゲストのメンツ云々なんてことを忘れてしまうくらい素晴らしい出来ですね。個人的には“Next Mary J. Blige”という形容詞はあまり好きではありませんが、そんな期待も抱きたくなるのがよくわかります。

とにかくKeyshiaのキュートなハスキー・ヴォイスがいいですね。
特に、ミッド〜スロウの美メロ系の曲が個人的には好みです。

もう僕のハートはKeyshiaに鷲掴みにされています(笑)

オススメ曲を紹介してきやす。

「Let It Go」
まずは何と言ってもこの1stシングルですね。Missy Elliott & Lil' Kimという大物二人をフィーチャーし、大ネタMtume「Juicy Fruit」をサンプリングということで話題ですね。「Juicy Fruit」大好きの僕にとっては文句ナシのミッド・チューンに仕上がっています。ビッグネーム二人を前に堂々とハスキー・ボーカルで渡り合っているKeyshiaの大物ぶりが窺える1曲です。

アルバムには、T.I.、Missy Elliott、Young Droをフィーチャーしたリミックスも収録されています。

「Didn't I Tell You」
Too $hortをフィーチャーしたThe RunnersプロデュースのHip-Hopチューン。僕の苦手なサウスな仕上がりですが、Keyshiaのボーカルがキュートなので聴けてしまいます(笑)

「Fallin' Out」
Soulshockプロデュースの美メロの絶品スロウ。メロメロ好きの僕にとってはど真ん中の曲です。甘く切ないムードがサイコーですね。

「Give Me More」
この曲も大好き!Scott Storchプロデュースのミッド・チューン。疾走感と哀愁感が相俟ったグルーヴ感にグッときます。

「I Remember」
アルバムで一番のお気に入りの曲がコレ!Gregory G. Curtisプロデュースによる至極のスロウです。メロディ良し、アレンジ良し、そして何よりKeyshiaの切ないボーカル良し!と三拍子揃った完璧な1曲ですね。長らく聴き続けていくであろう名曲だと思います。

個人的には「Fallin' Out」、「Give Me More」、「I Remember」と続く、この3曲で昇天してしまいました。この3曲だけでマイ・クラシック認定決定!です。

「Shoulda Let You Go」
アルバムからの2ndシングル。Rodney Jerkinsプロデュース曲でAminaのラップをフィーチャーしています。若いリスナーの方はこういったタイプの曲が好きなんでしょうね。

「Heaven Sent」
アコースティックな仕上がりがいいカンジの曲ですね。個人的にはKeyshiaにはこういった哀愁感の漂う曲が似合っていると思います。

「Got to Get My Heart Back」
この曲もかなり好き!The O'Jays「She's Only A Woman」ネタの哀愁グルーヴです。Ron Fairプロデュース。

「Losing You」
Anthony Hamilton参加曲。実力派Hamiltonとの共演ということで、なかなか聴き応え十分です。

「Last Night」
DiddyをフィーチャーしたMario Winansプロデュース曲。元々はDiddyのアルバム『Press Play』収録されていた曲です。Diddy嫌いの僕ですが、Keyshiaに免じて許してしまいます(笑)

「Work It Out」
実はかなり好きな曲がこの哀愁ミッド・チューン。地味ですが、胸キュン好きにはたまらない美メロ・チューンだと思います。

MLBのワールド・シリーズ第3戦をTV観戦しながら興奮中!
松阪がタイムリー・ヒットを打った瞬間には思わず立ち上がってガッツポーズでした!
朝から缶ビールが飲みたい気分ですな(笑)
posted by ez at 10:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 2000年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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