2005年09月25日

The Rolling Stones『Black And Blue』

Rockの大御所The Rolling Stonesの黒さ満載☆ファンキーなアルバム『Black And Blue』
ブラック・アンド・ブルー
発表年:1976年
ez的ジャンル:ファンキー&ブルージー系Rock
気分は... :まだまだオヤジは若造には負けねぇぜ!

昨今の10代、20代がBeatles、Rolling Stonesの名前を聞くと、古臭いロックと決め付けられてしまうケースも少なくない。

洋楽を聴き始めて以来、Beatles、Rolling Stonesの2グループは僕の中では別格扱いだった(ホントは彼らよりWhoがスキなんだけど)。大学生の頃まではどちらかと言えばBeatles派だったが、20代半ば以降はStonesを聴くウェイトが圧倒的に多くなった。

多分、Stonesを今でも頻繁に聴くのは、僕の最近の音楽ライフの中心であるR&B/Hip-HopとStonesの音楽の距離が感覚的にそれ程離れていないためだと思う。その意味でぜひR&B/Hip-Hop好きの人にもStonesを聴いて欲しいと思う。

個人的には『Beggars Banquet』(1968年)、『Let It Bleed』(1969年)、『Sticky Fingers』(1971年)あたりのアルバムがお気に入りなのだが、R&B/Hip-Hop好きの人にStonesのカッチョ良さを知ってもらうには、本作『Black And Blue』がピッタリだと思いマス。

オススメ曲を紹介しときやす。

「Hot Stuff」
アルバム冒頭を飾るディープなFunkナンバー。イントロのギターカッティング聴いただけでメロメロ☆普通にHip-Hopの曲と続けて聴いていても違和感ないと思う。多分、Stonesを聴いたことがない人にとっては“StonesってRockバンドじゃないの”と驚くんじゃないかな。

「Hey Negrita」
これはニューオリンズあたりを思わせるファンキーなナンバー。とってもコクのあるグルーヴがクセになるのだ。

「Cherry Oh Baby」
Stones初の本格的レゲエ・ナンバー。オリジナルはEric Donaldsonというレゲエ・アーティストのもの。その後UB40もカバーしているので、そちらで知っている人も多いかも?でも、レゲエやっても違和感なくうまく消化できてしまうのがStonesの柔軟なところ。

「Hand Of Fate」
Stonesらしいカミソリのようなシャープな切れ味満点のナンバー。これぞStonesってカンジ。

「Memory Motel」
切なさ一杯の名バラード。Mick Jaggerのボーカルがセクシーなのは勿論、途中で絡むKeith Richardのボーカルにも泣ける。個人的には結構Keithのボーカルのファンなのだ。

「Crazy Mama」
FunkやReggaeをやっても、やっぱりStonesはRockバンドだぜと実感できるナンバー。またこのユルさが何とも言えずカッチョイイ♪

この9月に7年ぶりのニューアルバム「Bigger Bang 」を出した。彼らが今も回り続けていることを知っただけで敬意を表する。やっぱりアンタら世界一イカしたオヤジだぜ!
posted by ez at 01:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 1970年代 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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