発表年:2004年
ez的ジャンル:ネオ・ソウル界のPrince
気分は... :アゲアゲR&Bもいいけど、やっぱソウルだよねぇ〜
昨年出たVan Huntのデビューアルバム『Van Hunt』は、今でもふと聴きたくなるアルバムだ。
Van Huntは、オハイオ出身のシンガー・ソングライター&マルチプレイヤーで、かのAlicia Keys嬢が絶賛したことで注目を集めた。基本はネオ・ソウル系の人なんだろうけど、ファンク、ポップ、ロックなどの要素も取り入れてかなりバラエティに富んだアルバム内容になっている。曲調はSly Stone、Stevie Wonder系、ボーカルはPrince、Curtis Mayfield系って感じかな。あと、全体的にブルージーな土の臭いがする、南部テイストの仕上がりがポイントかも。
昨年はFrank McComb、Anthony Hamilton、Ruben Studdard、Kindred The Family Soul、Joss Stoneなど“R&B”というよりも“ソウル”という表現が似合うアルバムをよく聴いたなぁ。アゲアゲR&Bばかりを聴いた後には、少し胃もたれ気味になるので、ソウルで癒されたくなってたんだろうね。こういった人達と比べるとVan Huntって、ネオソウル系と言いながら、ソウル度が少し控え目でベトつかいないカンジがいいのかも?
オススメ曲を紹介しときやす。
「Dust」
アルバムからの1stシングル。ロックっぽいポップチューン。Prince殿下にインスパイアされた曲であり、少しザラついたクールネスがカッチョ良い曲。
「Down Here In Hell」
ネオソウルらしいナンバー。正直、歌は上手くないけど、Prince殿下のような妖しげな魅力を持ってるよねぇ。
「What Can I Say(For Millicent)」
美しいアレンジが冴える壮大なバラード。Paul McCartneyが歌うと良く似合うような気がするナンバー。
「Highlights」
ワウワウギターと少しヤバめなカンジがCurtis Mayfield風のナンバー。
「Precious」
彼の曲作りのセンスを感じるスローバラード。ドラマのエンディングにピッタリの曲デス。
「Hold My Hand」
たたみ掛ける様なアップテンポがカッチョ良い曲。ホ〜マ〜へ〜ン♪というファルセット声がセクシー☆
「Out of the Sky」
Sly StoneやPrice殿下を思わせるファンクネスが漂うグルーヴィーなナンバー。
こうやって聴いてくると、ネオソウル云々よりも、憧れのPrince閣下のように何でもアリのカオス状態が、この人の魅力かもね!
私のブログでも取り上げましたのでTBさせていただきました。
聴けば聴くほど発見のある良い音楽ですよね。
4月の新作楽しみです。
ありがとうございます。
新作は4月ですか!楽しみですね。
Princeチックな変態部分とニューソウルな正統派部分のゴッタ煮状態を期待したいですね!
R&B系の若者かな。ちょっと好みではないかなと思ったら、なかなかよかったです。バンドもきれいな女性が2人はいってて、とてもかっこよかったです。バラードなんかもっと聞きたいと思いました。これからいろいろ聞いてみます。ご紹介ありがとうございます。
ありがとうございます。
「ブルースカーニバル」渋いですねぇ(笑)
確かに、そこにVan Huntというのも面白い組み合わせですね。
Van Huntは、R&Bというカテゴリーでは括りきれない懐の深さが魅力だと思います。
これからもお気軽にお立ち寄りください。