発表年:1976年
ez的ジャンル:フリーソウル系UKソウル
気分は... :コートジボアール、ガーナ楽しみだぜ!
サッカー好きの人にとって、今月は2006年W杯ドイツ大会出場国が続々と決まり、スリリングな月だったよねぇ。どちらかと言えば、欧州予選、南米予選に目が行きがちだったと思うけど、今回一番注目すべきはアフリカ予選だったと思う。ナイジェリア、カメルーン、セネガル、南アフリカといった2002年大会出場の強豪国が続々と敗退し、アンゴラ、コートジボワール、トーゴ、ガーナの4ヶ国が初出場となった。
僕的にはコートジボワール、ガーナの2ヶ国の初出場はとても嬉しい限り☆何たって、コートジボワールにはFWドログバ、ガーナにはMFエシアンという今や敵ナシの最強チームであるチェルシー(イングランド)を支える2人がおり、彼らをW杯で観れるんだもんねぇ。それに比べて、大好きなバルサ(スペイン)で絶好調のFWエトー(カメルーン)が観れないのは本当に残念(T T)カメルーン対エジプトの最終予選を生中継で観てたけど、後半ロスタイムにカメルーンがPK失敗したシーンは何とも胸が痛かったね。思わずドーハの悲劇を思い出しやシタ。
さて、Madeline Bell『This Is One Girl』は、コートジボアール、ガーナのサッカー同様に、掘り出しモノを発見する喜びがあるアルバムで〜す。Madeline BellはUKで活躍するセッションシンガーらしいが、正直僕はフリーソウルのコンピアルバムを聴くまでは全く知らなかったなぁ。
「That's What Friends Are For」が『Free Soul Wind』、「Love Is All」が『Free Soul Dream』に収録されてマス。フリーソウルのコンピで紹介される曲が収録されているオリジナルアルバムって、結局その曲のみでオリジナルまで手を出す必要なかったねってパターンもあるんだけど、このアルバムは前述の2曲以外にもイイ曲満載でお買得感一杯の1枚です。
オススメ曲を紹介しときやす。
「Love Is All」
彼女に興味を持つキッカケとなった曲。メロウ&グルーヴィー大好きの僕にとって、最初に聴いた瞬間に“来た〜っ”って感じで、ツボに見事にハマってくれた。
「That's What Friends Are For」
フロアキラーとして大人気のブラジリアン・チューン。多分、このアルバムの購入者はこの曲目当ての人が大半だと思う。ブラジリアン好きは120%満足できるナンバーです。
「I Always Seem To Wind Up Loving You」
しみじみと聴かせるメロウ・バラード。これからの時期にピッタリの心暖まる曲デス。隠れた名バラードじゃないかなぁ。
「This Is One Girl 」
Carpentersあたりが歌うとハマりそうなポップナンバー。いかにも70代ポップスってカンジがスキです。
「You've Got What It Takes」
さりげなくオシャレかつ深みとコクがあるミディアムナンバー。「I Always Seem To Wind Up Loving You」と共通する暖かささが何とも言えずイイ。
「Your Smile 」
「So In Love 」
胸キュン・スロー2曲。地味だけど、外せない2曲だね。
こんな名盤を再発見してくれるフリーソウルって、やっぱりいいムーブメントだよねぇ。